話しはリクヤのウォータイム参加へ。
「リクヤはウォータイムに参加しないほうがいいんじゃないか?」
「そりゃそうだ」
皆そういうけど、わかってない。
「ダメだよ、そんなことしちゃ。ここにパラサイトキーがあるって、教えてるようなもんだし。
それに、今回のハーネスとのミッションは、全員参加のオーダー。
ジンさんに今からいいかえる時間もないし、そもそも変えられないかな」
そして美都先生が、気合の一言。
「・・・時間よ、行きなさい!」
ブリーフィングルームにて。
先生は、ジンさんと話をしてる。
電話を切り終わって、思わず溜息・・・か・・・・。
「先生、意外だったんでしょ?」
「当然よ。ミク・・・貴方は、一体どこまで秘密を・・・」
「うーん・・・わかりません。まだまだ知ってるかもしれないし、これだけかもしれないし」
ニコッと笑って、インカム装着。
横にジンさんとの通信動画も完ぺき。
『ミク、君の実力、見せてもらう』
「うーん、ジンさんには負けるよー?」苦笑
『やる気がないな・・・』苦笑
ジンさんには苦笑されちゃった。
でも、だって・・・
「私たち、4年前は仲間だったんだよ?戦い方は、きっと鏡にうつした・・・までは行かなくても、そっくりなはず」
『そうだな・・・ならば、連携しよう』
「相性なら抜群だと思うし!」
そんな中、サクヤの声が響く。
『ハーネスと合流!』
―――さぁ、初めての共同ミッション、開始だね♪
ジェノックとハーネス、計9機のクラフトキャリアが接近すると、すぐに要塞に。
デスフォレスト、恐るべしだなぁ・・・。
おそらく・・・ていうか、絶対ムラクとバネッサとミハイル君もいるはずだし。
いくら混成軍とはいえ、ロシウスの人数の多さにはかなわない。
それに・・・
「おっ、ムー君発見!」
『む、ムー君!?』
「あー・・・法条ムラクのこと、笑。でも、笑ってる場合じゃないよ」
『そうだな。警戒すべきだろう』
「うん・・・ん?ねぇ、あれって・・・」
ジンさんと、横にいる先生に話しかける。
マップ上の表示は“UNKNOWN”
映像を見る限り、森を破壊しているようだから、ロシウスのものじゃない・・・はず。
「ジンさん、ハーネスが・・・?」
『いや、違う。ジェノックじゃないのか?』
「先生・・・」
「違うわ。ジェノックでもハーネスでもないとすると、ロシウス?」
「違うと思いますよ。だって、ロシウス、攻撃してますし」
つまり・・・残るは1つ。
―――バンデット。
ロシウスの攻撃も、全く効果ないみたい。
そして、デスフォレストに激突しちゃった。
映像をとにかく見まわして、見つけた。
―――キョウジだ。つまり、バンデット。
一方横では、ジンさんが解析している最中みたい。
「先生、あれって―――」
先生に話しかけようとした時だった。
ロシウスマークの入った、“H-701”と書かれた赤い扉が、妙に光っている・・・。
どういうこと・・・?
「ミク、どうしたの?」
「いえ・・・」
その時だった。
そのドアが爆発した。
そして、中から現れたのは・・・
「何、あれ・・・?」
ファントムでもないし、今まで見たこともない。
ラージドロイドでもないし・・・。
そもそも、LBXの様子を見る限り、ロシウスでも知っている人の限られた武器か、あるいは
―――全く違う勢力の武器のようだ。