「えっ・・・それ、本当ですか?」
「えぇ、本当よ~。ビックリでしょ?」
「はい、まぁ」
驚いたぁ・・・。
まさか4人が 双子 なんて。
「その4人を乗せた船がね、今着いたところなのよ~」
「なるほど。じゃあ私は、迎えに行けばいいんですね?」
「そうよ~。よろしくね~!」
面白くなってきた・・・!
あ・・・でも・・・
「でも、」
「どうしたんだ、大空」
「ムラクの片割れ?は、敵になっちゃうわけですけど・・・」
「それは心配ない。ちゃんと了承を得ている」
「そうですか。それじゃ、行ってきます!」
頭を下げて、部屋を出て行く。
走ってると、港が見えてきた。
そこに、4人の人影が見える。
あの4人って・・・全員女子じゃ・・・?
さらに近くに行くと、ちゃんとわかった。
・・・うん、やっぱり女子だ。
「こんにちわ~」
声をかけると、4人が一斉に振り返る。
わぁ・・・皆可愛い・・・
まぁ、アラタ達4人も顔立ちは整ってるもんね。
「お前は誰だ?」
「神威大門の制服着てるじゃん!」
「ということは、神威大門の生徒さんですよね・・・?」
「まぁ、当り前よね」
私は息を整える。
そして一言。
「あとでちゃんと答えるけど・・・まずは、自己紹介!」
「じゃあ、俺からだな。
俺は瀬名アリス。名前と態度が違うって言われるけど、気にするな。
この学園にいるはずの瀬名アラタの双子の妹だ。兄貴がいつも世話になってる」
アラタと同じオレンジ色の長い髪をポニーテールにしている彼女。
紫の瞳をもつ目はつり目で、はっきり言えばアラタよりかっこいいかも。
俺っ子で、クールビューティーな女の子だなぁ・・・。
「うん、よろしくね♪」
「じゃあ、次はあたしだね!
あたしは、星原ミヤビ。ヒカルとは全然性格が違うでしょ?
あたしは、ヒカルの双子の妹ね!」
ヒカルと同じ金髪に、同じ青い瞳。
ウェーブのかかった髪は、肩の上くらいの長さ(イナイレの春奈ちゃんみたいな)。
ヒカルそっくりなのに、元気で明るくて可愛い雰囲気。
一緒にいたら、楽しそう!
「よろしくっ!」
「じゃあ、ヒナだよね・・・。
えっと、ヒナ・・・じゃなくて、私は、出雲ヒナタです・・・。
ハル君・・・双子のお兄ちゃんの出雲ハルキが、ここにいると思うんですけど・・・。
よ、よろしくおねがいしますっ!」
ペコペコ頭を下げる彼女。
ハルキと同じ髪の色。ウェーブのかかった長い髪は、膝くらいまである。そして、赤いリボンのカチューシャをつけてる。
緑色の瞳はくりくりしていて、すっごくかわいい!
まさに、可愛い妹系女子。
守ってあげたくなるなぁ・・・。
おどおどしてるのも、またかわいいし。ある意味、ハルキの妹っぽい。
「大丈夫だよ、よろしくね♪」
「最後は私よね。
私は法条サナよ。法条ムラクは、私の双子の兄。
でも、お兄ちゃん、全然連絡くれないから、今はどんな状況か知らないけどね」
はきはきした、リーダータイプの可愛い子。
ムラクと同じ黒髪で、長さはミディアム。脇から生える髪の毛は、これまたムラクと同じ白髪。
頼りになるタイプだなぁ。
「うん、よろしく!」
4人の自己紹介が終わってから、私の自己紹介もする。
「私は大空ミク。この学園の中等部2年5組で、中等部生徒会長。
ちなみに4人は2年3組だよ。
私が迎えに来た理由は、後々話すね。
でも、それ関連で、法条さんのお兄ちゃん―――ムラクとは、敵になるんだけど・・・聞いてるよね?」
「サナでいいわ。大丈夫よ。お兄ちゃんと戦ってみたかったの。
・・・まぁ、私はメカニックなんだけどね」
ウソ!びっくり!
バイオレットデビルの妹なんだから、てっきりプレイヤーかと。
「じゃあ、簡単なことは大丈夫かな」
ここまで話して、思い出す。
―――私、ウォータイム途中で抜けてきたんだった!
終わったかもしれないけど、どっちにしろ、早く状況を知らなきゃ・・・!
「とりあえず、手続きとかあるから学園に向かおっか!」
4人を引き連れて、私は学園へと戻る。
―――本当に、面白そうなことになってきた!