そのあと開いた紹介会で、妹4人を紹介。
皆びっくりだったね、笑。
「ホント、びっくりよ~」
「だよね、笑。しかも、4人とも似てないようで似てるっていうか」
ユノと話しながら講義室を出る。
「わかる、なんかどことなくね」
「アリスはアラタと一緒で、内に秘める情熱って言うのかな、すごいよ。
ミヤビはすっごく負けず嫌いだしね。
ヒナちゃんは、責任感がすごく強いの。
サナは仲間思いで。
皆お兄ちゃんとにてるんだよねー」
ユノと話してると、教室に着いた。
「今日はもう解散!ウォータイムは基本ないけど、サクヤは機体の回収よろしくね!」
入口でそう叫ぶと、皆解散してく。
「ミク!一緒にエゼルダームのウォータイム、見に行かないかー?」
アラタに言われて、はっとする。
エゼルダーム―――バンデットか・・・。
「エゼルダーム・・・セレディ・・・ッ」
私の顔がみるみる険しくなる。
アラタとヒカル、冷や汗が・・・。
「あっ、ごめんごめん!でも、今日はちょっとジンに呼ばれてて」
「ジン?」
「いつの間に呼び捨てになったんだ?」
「この前いろいろあってね。
あ、誘ってくれてありがとね!じゃあね」
2人と別れて、ブリーフィングルームへ。
「エゼルダーム・・・動かないですね・・・」
「そうね・・・不気味ね」
美都先生と一緒にウォータイムを眺める。
エゼルダーム、全然動かない・・・。
ウォータイムが終わって、各小隊長が呼ばれた。
そして、諜報班からの報告。
「聞いてわかったと思うけど・・・私たちも早く立て直さなきゃだよね。
第1小隊、LBXはどう?」
「すべて回収し、ラボに搬入した」
「そっか。なら大丈夫かな」
そして先生とジンと顔を見合わせて、うなずく。
「ジェノック第1小隊小隊長、出雲ハルキ君。メカニックの細野サクヤ君を貸してほしい」
ジンのその申し出に、騒然となる。
まぁ、当り前かな?
その日の帰り道に、ジンはデータをサクヤとタケルに私に言ったみたい。
―――アラタの新LBX、ドットブラスライザーを作ってもらうため。
オーバーロードに耐えるためには、それ相応の機体が必要って事。
そして、私にも問題が1つ。
「・・・学園長に言われているから、貴方の機体はLOSTしていたけれど、それは退学に入れないわ。
コントロールポットのエラーなんて、貴方の責任じゃないものね。
でも、貴方の使えるLBXは無くなったわ。どうするの?」
放課後に、美都先生に言われる。
「・・・アキレスS7があります。あれなら・・・私のオーバーロードにも耐えられますし」
「そうだったわね。貴方も・・・オーバーロードが使えたのよね」
「ここにきては、使ったことないですけど」
S7はオーバーロードにも耐えられる構造になってる。
ローズエンジェルもそうだった。
「・・・LBXのことですけど、私はほとんど出撃しないんで、大丈夫なんじゃないですか?」
「そうもいかないわ。バンデットも動き出した以上、貴方をただ司令を出すだけの司令官にはできないもの。
今度は、少なからず出撃する機会も増えると思うわ」
そっか・・・バンデットか・・・。
とうとう新たに仮想国まで作っちゃったもんね・・・。
「それは・・・考えておきます」
そう言い残して、その場を去った。
―――LBXか・・・。どうしよう・・・。
翌日、廊下を歩いていると・・・
「やぁ、探してたよ」
「セレディ・・・何か用?」
「君と話がしたくてね」
「そう、よかったね。でも、私は話す気、全くないから」
「やっぱり面白い」
セレディ・・・朝から会うとか、本当最悪ッ!