サクヤとタケルは、ドットブラスライザーの製作にはいったみたい。
2人は天才メカニックだもんね。
ジェノックのメカニックにも、たくさん協力してもらってるとか。
翌日のウォータイム。
まだLBXが完成してないから、アラタだけコントロールポット内で待機。
ハルキとヒカルは、DCオフェンサーで出撃。
アラタってば納得してないけど、サクヤが怒ったら、黙りこくった、笑。
サクヤ、強し、笑。
「頼んだわよ、サクヤ、タケル」
先生が横で言う。
本当にその通り。・・・頼んだよ。
2人は製造に入った。
そんな時だった。―――変なノイズ・・・。
「バンデット!情報がばれてたの!?」
「第2、第4小隊、ハーネスのラボがバンデットに襲われているわ。救援に向かって!」
ジェノックからも救援を出す。
本当は私も行きたいけど・・・LBXがね・・・。
そうこうしている間にも、ラボは襲撃。
あとちょっとのところで製造はとまっちゃった。
それなのに、バンデット―――エゼルダームは去っていかない。
「これも全部―――」
―――アラタをスカウトするため、か。
ハーネスのラボがダメになったけど、ジェノックがまだある。
バックアップデータを使って、ジェノックでLBXを製造。
「なんとか、大丈夫そうだね・・・」
一方援護組は、ブレイクオーバーされた人も少なくない。
合計で5人にまで減らされちゃってた。
―――そんなとき、アラタ登場!
新LBX・ドットブラスライザー。
「これが、ドットブラスライザー・・・ッ!」
グルゼオンとも互角。
マルチギミックサックを使えば、アラタがおしてる感じ。
「いける・・・絶対いけるっ!」
さらに新機能。
―――ラグナロクフェイズ。
格段にスピードも攻撃も上がるよう。
「なんてパワーッ!すごいッ!」
そのあと、エゼルダームも退却していった。
・・・だけど・・・
「あのスピード・・・」
キョウジのLBXのスピード・・・もしかして・・・
―――キョウジもオーバーロードを・・・?
~ブレーキをぶち壊すんだ~♪
あれ、CCMが鳴ってる・・・
もしかしてっ!
「もしもしっ!」
『ミク、今大丈夫?』
やっぱり・・・バンだ・・・!
ちらりと先生とジンのほうを向いて、こっそり抜ける。
「バン、もしかして・・・?」
『あぁ、出来上がったよ!』
「早っ・・・!でも、ありがとう!」
『LBXの名前はソレイユ。フランス語で、太陽や向日葵をさすんだって』
ソレイユ・・・いい名前だと思う。
「うん、いい名前だね!ありがとう。それで、いつ着くの?」
『もうすぐ着くかな。港まで来れる?』
「はーい・・・って、えぇぇぇ!?急だね!?」
でも、本当っぽいなぁ・・・。
「わかった、すぐ行くね!じゃあ」
CCMを切って、港まで走っていく。
港に着くと、懐かしい顔。
・・・といっても、ちょっと前にあったかもだけど、笑。
「バーンッ!」
「ミク!届けに来たよ!」
アタッシュケースから出してくれたLBXは、シルバーを基準とした女性型のLBX。
私が最も得意とする速い動きができる。速さも半端じゃない。
オレンジや黄緑の太陽や向日葵をイメージするカラーリングも綺麗。
名前の通りだと思って、嬉しくなる。
「すごい・・・かっこいいっ!」
「父さんの自信作だって。オーバーロードにも耐えられるからね」
「本当にすごいね、博士。ありがとうって伝えといて。あと、バンもありがと!」
そして、バンがカバンを差し出す。
「ん?何これ」
「ヒロからの贈り物だよ。ミクの部屋着とか入ってるっていってたけど」
カバンの中には、ピンク色のフードとリボン付きのワンピースの部屋着。
セットのニーハイのピンクと白のニーハイソックスと、ワンピースと同じピンクのリボン付きのレッグウォーマーも入ってる。
他にも大好物のクッキーとレモネードなど入ってた。
「お兄ちゃんにもよろしく!それじゃあ」
「あぁ、頑張れよ!」
バンと別れた後、もう1度ソレイユを見る。
―――これが、私の新たなLBX・・・!