「ミクが第1小隊として参加する?」
「はい。ハルキの代わりです」
ブリーフィング中、先生にそう告げる。
先生の同意も得て、ウォータイム。
輸送列車の護衛には、第1小隊がつくことに。
「雨だ・・・」
急に振ってきた雨。
なんか、嫌な予感の前触れみたい・・・。
そして、突然変なノイズが。
・・・バンデット、否エゼルダーム?でも、なんだか・・・
「ミク、パターンが違う」
「ジン・・・うん、私も思った。
なんだか、いつもと違うよね・・・」
なんで・・・?
3対3。
なかなか難しい戦いになりそうだなぁ・・・。
しかも、キョウジなんか途中でオーバーロードを使いだしちゃった。
アラタは、使いこなすのはできないから・・・私が使うしか・・・
ヒカルは、結構戦えてるみたいだし・・・大丈夫かな。
意を決したら、目を閉じる。
―――あぁ、体が熱い。なんだか、力が湧いてくる。
パッと目を開くと、すべての動きがスローモーションに。
「キョウジ・・・好きにはさせない・・・!」
アラタに変わってキョウジと戦う。
そして、ヒカルもサポート。
風摩手裏剣がこっちに飛んでくる。
・・・まって、キョウジにもこれは、スローモーションに見えてるんだよね・・・?
じゃあ、もしかして・・・!ヒカル・・・!
「駄目ぇぇぇ!」
「え・・・?」
叫んだときにはすでに遅くって。
バル・スパロスの腕は、取れちゃった。
でも、それ以上に気になったのは、ヒカルの異常な叫び声。
「ヒカルッ!?」
気を抜いた瞬間、グルゼオンはバル・スパロスに。
でも、ヒカルは動こうとしない。・・・動けないの?
「やば・・・ッ!ヒカル、どうしたの!?」
でも、やっぱり動かない。
このままじゃヒカル・・・LOSTしちゃうよ・・・!
そんなとき、救いの手が。
―――見たことのないLBX。もしかして・・・!
「ハルキ!」
「待たせたな、ミク、アラタ」
「それが新しいLBX・・・?」
「あぁ、トライヴァインだ」
かっこいい機体。
あっという間にグルゼオンを退治しちゃった。
すごい・・・すごいよ・・・!
そのあと、第4小隊もやってきて、何とか一段落。
でも・・・今は・・・ヒカルが心配・・・ッ!
ウォータイムが終わってすぐに、3人でヒカルのところへ。
「ヒカル・・・!なんで、何があったの・・・?」
そこにいたのは、気を失ってるヒカル。
しばらくして、先生たちもやってきた。
そして、ヒカルは病院に運ばれていった・・・。
「ミク、ちょっと・・・」
ハルキに呼ばれて、ヒカルのコントロールポットの下に行く。
すると、そこには何やら黒いもの。
機械の破片のような気もするけど・・・?
そんなとき、聞き覚えのある声。
―――キョウジだ。
「事故か。俺も気をつけねぇとな」
バカにしたようないい方・・・まさか・・・!
「キョウジ、ちょっと待ってよ!」
「ミク、どこへ行くの!」
先生の言葉も聞かないで、私はキョウジの後を追う。
・・・こいつ、絶対に何か知ってる・・・!