A smile of a goddess   作:御沢

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今日は、セレディの授業がある。

 

ジェノックは初めてだったはず。

 

 

・・・私としては、セレディの授業は受けたくないかな。

 

だって、セレディはきっと、みんなに・・・

 

「ミク?」

 

「・・・」

 

「ミクっ!」

 

「えっ!?あ、ごめん、アラタ」

 

やばいなぁ・・・

 

考え事しすぎてた。

 

「ごめん、ちょっとね・・・」

 

「ちょっとどころじゃないだろう。先輩がきていたのに」

 

そうなの!?

 

気づかなかった・・・でも、なんのために?

 

まぁ、いまの4人なら、十分ありえるけどね。

 

 

にしても、学園長も行動したよなぁ。

 

バンデットを排除、かぁ・・・。

 

でも、エゼルダームを作ってしまった今、それは難しいよね・・・。

 

 

「ミク、何をしているの?もう授業が始まるわよ」

 

そういわれて、また気づく。

 

「え・・・あ、はい、そうなんですけど・・・セレディ・・・先生の授業はちょっと・・・」

 

すると、先生はため息。

 

「あなたとセレディ先生は、生徒と先生では、ないようね」

 

「まぁ、そうですね・・・」

 

「でも、私も興味があるの。だから、あなたも受けなさい」

 

美都先生が興味を持つなんて・・・セレディって・・・

 

「そうですね。わかりました」

 

セレディがやって来るのも見えたし、とりあえず受けてみるか。

 

 

でも、セレディの授業は予想以上だった。

 

公民授業だからって、セカンドワールドを否定するなんて・・・

 

しかも、バンデットを認めるようなことも言うし。

 

「セレディ」

 

「なにかな、ミク?」

 

「それって、バンデットを認めるってこと?セレディは、バンデットの味方なの?」

 

ちょっと質問してみるけど、きっとセレディはまた、うまく逃げる。

 

「いいえ、もちろん倒すべき相手です。

 

ただ、バンデットも現実により近くするためには、こういう存在も必要だとは思いますけどね」

 

ほらね。

 

またそうやって逃げちゃう。

 

 

授業が終わって、美都先生とセレディと廊下を歩く。

 

たしかに、興味深かったけど・・・

 

途中で、美都先生のお父様ーーー美都博士の話になった。

 

私は、よく知らないけど・・・

 

じゃあ、何でセレディはしってるの?

 

先生も、驚いてるし。

 

 

そのあと、メタ沢さんを発見。

 

「メタ沢さん。私も一緒にいきます」

 

「了解だも」

 

きっと、学園長に聞けば、何かわかるかも。

 

 

「あら、ミクミクじゃない。どうしたの?」

 

「セレディが、美都先生のお父様のこと、知っていたの。

 

教えてほしいんですけど・・・美都博士について」

 

でも、学園長はうつむく。

 

「確かな情報が少なすぎるの。でも、わかってることを話してあげるわ。

 

美都博士は、オーバーロードの研究をしていたわ。

 

そして、今は行方不明」

 

確かに、話せる情報は少ないみたい・・・

 

先生も、不安だろうなぁ・・・

 

 

あと、もう1つ。

 

「セレディは、セカンドワールドを否定してるようだった。

 

あと、バンデットを認めていた」

 

「何ですって!?

 

有名な軍人のクライスラー家の子供だから、わかってもらえると思ったんだけど・・・」

 

「・・・失礼します」

 

 

・・・なんだか、雲行きが怪しくなってきたなぁ・・・。

 

 

 

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