今日は、美都先生もいる、他の小隊もいる、久々の全員参加のミッション。
「今日のミッションは、領地内の照会任務!
先日学園長が言ってたように、バンデットが現れたら、真っ先にそっちに行くこと!」
・・・そう。
バンデットは、倒さなければいけない相手。
ミッションが今にも始まるって時に、ジンが登場。
「ミク、あとは任せたわ」
「了解です」
通信機を外すと、ジンと話し始めた。
ロストエリアかぁ・・・。
開くためには・・・
「3つのパラサイトキーが必要」
先生のその言葉に、思わずどきっとして、階段を踏み外して落ちちゃった。
2人とも、びっくりした顔でこちらを見ている。
「ミク、大丈夫か・・・?」
「う、うん・・・大丈夫、大丈夫・・・あはは・・・」
―――先生たちは、知らないんだもんね・・・
パラサイトキーが、すでに奴らの手の中にあること・・・。
そして、もしかしたら今日・・・
・・・今日?
今日、ロシウスは態勢を立て直すため、ローズシティの防衛に当たるって言ってた・・・。
そこにバンデット―――エゼルダームが現れたら?
ロシウスは、国の存亡も危うくなっちゃう!
「ッ!先生、ジン、やっぱりごめんなさい!私、行かなきゃいけないっ!」
「ミク!?どこへ行くの!?」
「ローズシティですっ!」
先生たちが何か言うのも無視して、駆けだす。
―――お願い・・・間に合って・・・っ!
走りながら、CCMをとある人につなぐ。
「もしもしっ、私です!大空ミクですっ!」
『大空ミク!?なぜだ、なぜ、私のCCMを知っているのだ!?』
「クロスキー司令官、そんなのどうでもいいじゃないですか!
今は、ローズシティが危ないんでしょう!?」
私が電話をしたのは、ロシウスの司令官・イワン・クロスキー司令官。
『なぜ貴様が!?』
「そのうち話しますっ!でも、今は私も、戦わせていただきますっ!
私だって・・・中等部会長ですっ!生徒を守るのが、私の使命だと・・・心得ていますっ!」
『ッ・・・わかった。協力してもらう。
戦況は、さっき貴様が言った通りだ。間違いはない』
やっぱり・・・。
きっと、ジェノックも、第3小隊以外はここに向かってるはず。
私もコントロールポットに乗り込んで、ジェノックの本部からライディングソーサで向かう。
『ミク、まだか!?』
「もうすぐ着きます!・・・見えたッ!ムラクに繋いでください!」
『あぁ、わかった!』
司令官の許可を得て、ムラクと通信をつなぐ。
「ムラク!今の状況は!?」
『ミク!?今は・・・うわっ!?』
ムラクのあんな悲鳴・・・聞いたことない。
すごくやばい状況なんだ・・・!
上から砲撃して、エゼルダームを3機LOST。
でも、まだまだ足りない。
まともに動けるのは、バネッサとミハイル君、グレイビースト先輩、ムラク、そしてワタル君くらい。
「バネッサ!援護する!」
『ミク!?あぁ、頼む!』
「ミハイル君は、ワタル君を!」
『了解した!』
ミハイル君にワタル君を託して、私とバネッサは共闘。
でも、なかなか倒せる相手じゃない・・・。
上の方では、キョウジとムラク・・・。
キョウジ・・・本当に許せない・・・っ!
でも、この油断がやばかった。
『クッ!』
「バネッサ!?」
後ろを見ると、バネッサのLBXは腕が切られてしまっていた。
LOSTはしていないけど、このままじゃ・・・!
「バネッサ、いったん引くよ!態勢を立て直そう!」
『あぁ』
私とバネッサは、一回態勢を立て直すことにした。
でも、その時―――。