しかし2週間後にはまたテストが…オデノカラダハボドボドダ!!
さて、テストが始まるまでに何話かけるか…まずは2話をどうぞ!
ここは多くの芸能人が出入りする、某有名テレビ局。
俺は切風アラシ、怪物事件専門の探偵だ。
さっき高坂穂乃果とかいう奴から依頼を受け、ここに調査に来ている。
「環季ちゃん?そういえば......3日くらい見てないかも」
「分かりました。ご協力感謝します」
こんな感じで一人で何度も聞き込みを繰り返す。
面倒だがその分手がかりが手に入った時の喜びは大きい。探偵のみに与えられた醍醐味だ。
そこに…
「何かわかりましたか?私にできることがあれば何でも…」
どういう訳かコイツがいる。
この少女の名前は園田海未。さっき依頼に来たもう一人の奴だ。
「だったら帰ってもらえる?ここから先は俺たちの仕事、一般人にウロチョロされると邪魔なんだよ」
「そういう訳にはいきません!私だって怪物の正体を知りたいですし」
さっきから何度も説得しているが頑なに帰ろうとしない。
ていうか、さっきまで全然乗り気じゃなかっただろ。どうしたんだ、急に?
「とにかく!依頼人を危険な目に合わせるわけにはいかないんだ!
分かったら帰r」
「上野の公園で怪物を見た人がいるらしいです!行ってみましょう!」
「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
はぁ…今回は大変そうだ……
アイツはちゃんとやってんだろうな……
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ー3人称sideー
同刻、切風探偵事務所。
静まり返った建物の中いるのは、気まずそうな穂乃果と、寝そべっている永斗の二人。
二人ともここ数十分、一言も言葉を発していない。
永斗に関しては、客をほったらかしでマ〇オ的なゲームをやっている。
「あの~~~」
この空気に耐えられなくなったのか、穂乃果が口を開いた。
「永斗さん…でしたよね?一緒に行かなくてよかったんですか?」
穂乃果の質問に永斗はだるそうに答える。
「外でめんどくさいことするのはアラシの仕事。
僕は手に入った手がかりを検索するだけ。楽な仕事だよ」
(検索?パソコンでも使うのかな?)
ゲーム機の画面に「STAGE CLEAR」の文字が表示され、永斗はゲーム機を閉じた。
「君、名前は?」
「高坂穂乃果ですけど…」
「じゃあ、ほのちゃんでいいや。ほのちゃんは怪物を見てここに来たんだよね?
ちょうど暇になったし、怪物のことをいろいろ教えてあげるよ」
そういうと、永斗は体を起こす。
「おっと、ここからは説明が続くから面倒だっていう人は読み飛ばしてもokだよ~」
「誰に言ったんですか?今の」
永斗がメタ発言をしたところで、今度こそ怪物について話し始めた。
「君が見た怪物は”ドーパント”っていって、”地球の記憶”を内包した”ガイアメモリ”を人体に挿すことで生まれる人知を超えた超生物……って聞いてる、ほのちゃん?」
「あ、スイマセン…」
聞いたことない単語が連発したためか、穂乃果は永斗の話そっちのけで部屋の中をウロウロしていた。
永斗はその光景を見て小さくため息をつく。
そして、何かを思いついたかのように冷蔵庫から一つのプリンを取り出した。
「ほのちゃん、プリン好き?」
「くれるんですか!?」
「いや、あげないけどさ」
目を輝かせた穂乃果の希望を永斗がぶった切る。
「ほのちゃんはプリンについていろいろ知ってるよね?味、食感、材料、匂い、色、etc…
それは、ほのちゃんの中で”プリン”という体験があったからなんだ」
さっきのよりは分かりやすいのか、穂乃果も話についてきている。
「同じように地球も、自分の中で起こった事は全部知ってる。
プリンだったら味とかだけじゃなく、世界中の種類、作った人、できたきっかけ…
地球は全部知ってる。もちろん、ほのちゃんや僕のこともね」
永斗はプリンを口に運び、さらに続ける。
「そういう地球の記憶を内包した装置が”ガイアメモリ”。それを人の体に挿すと人が怪物になるんだ」
「じゃあ、私が見たのはプリンの怪物ってことですか!?」
「う~ん…まぁそんな感じかな」
永斗は食べ終わったプリンの容器をゴミ箱へ放り、再びソファに寝そべった。
「話したら疲れた~~そんじゃお休み…」
「え~!?ちょっと、寝ないでくださいよ!起きて~!!」
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ーアラシsideー
「こんなもんか…」
あれから3時間。いろいろ周って手掛かりは手に入った。
まず、あいつらが見たっていう女優の名前は咲田環季。
証言通りなら彼女が犯人ということになるが、3日前に突然姿を消している。
ネットとかで調べると「白い怪物」の目撃情報は数件あったが、目撃者は全員行方不明。
他にも、最近行方不明事件が頻発しているらしい。
まぁ、まとめるとこんな感じだ。
・咲田環季・・・今回の容疑者。3/22に姿を消した。
・岸田順子・・・専業主婦。3/5に行方不明。
・金山博史・・・デザイナー。3/17に行方不明。
・葉月キリカ・・・読者モデル。2/26に行方不明。
・山田瑞樹・・・jk。3/5に怪物を目撃。3/7に行方不明。
・西原香夏子・・・ol。2/26に怪物を目撃。2/28に行方不明。
・白戸健二・・・サラリーマン。3/17に怪物を目撃。3/18に行方不明。
ここ1か月の情報だけ見ると…
「咲田さんが恨みのある人と目撃者を消していってるってことでしょうか?」
「そうだな…って、お前まだいたのか!いい加減帰れよ!!」
「大丈夫です!熱いハートがあれば危険なんてどうとでもなります!!」
あ、変なスイッチ入ってる。めんどくせぇ…
「それで、アラシさんはどう思いますか?」
「だから…まぁいいや、俺もそう思う。だが…」
何かが引っ掛かる…この事件それだけじゃない気が…
「とりあえず、アイツに頼むか」
俺はポケットから携帯電話型ガジェット”スタッグフォン”を取り出し、事務所の番号にかけた。
『もしもし?』
着信音がしばらく鳴った後、電話がつながった。だが出てきたのは永斗ではなくあの穂乃果とかいう少女だった。
「永斗はどうした?」
『それが…』
なるほどな…大体わかった。
「アイツの耳に近づけてくれるか?」
案の定、受話器から寝息が聞こえる。
俺は周りに人がいないのを確認し、思いっきり息を吸い込んで…
「起きろゴラァァァァァァァァ!!!」
俺の怒号が受話器とあたりの空間に響き、海未も耳をふさいでいる。
『うるっさいなぁ…もう少し優しく起こせないの?』
今度は受話器からけだるげな声が聞こえる。間違いなく永斗だ。
「人が仕事してるときに何寝てんだテメェは!!」
『え~と…そこに枕があったから?』
「登山家か!!」
『ほら、最近寝不足だし…眠気には勝てないっていうか…』
「寝てない?なんかあったのか?」
『それが…昨日の深夜3時から勇者サンダーファイアーの最終回があってさ』
「寝ろよ!!ていうかタイトルのセンス無さすぎだろ!!」
『まぁ、ビックリするくらいのクソアニメなんだけどね』
「じゃあ見んな!!」
言いたいことは山ほどあるが話が全く進まない。
仕方がないから本題に戻すことにした。
「続きは帰ってからだ。とりあえず”検索”頼めるか?」
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ー3人称sideー
「はいはい、了解で~す」
アラシの言葉を聞くと永斗はソファから立ち上がり、机に置いてある分厚い本を手に取った。
「ほのちゃんはそこで見ててね」
そういうと永斗は目を閉じて腕を少し開く。
そのころ永斗は自分の意識が上へ昇っていくのを感じていた。
目を開けるとそこは360度真っ白な空間。
何もない空間が果て無く無限に広がっている。
「じゃあ……」
すると、どこからか数え切れないほどの無数の本棚が現れ、瞬く間にあたりを埋め尽くした。
永斗はその中心に立ち、つぶやく。
「検索を始めようか」
この話を書き終わるまでに3、4回データが飛んだんですよね…
一応コピーしといた分ももろとも…オデノパソコンモボドボドダ!!
次回は白い怪物の正体が明らかに!そんで遂に変身します!(多分)
感想、評価、アドバイス等お待ちしています!
白い怪物の正体は…もしかしたら今回の話で分かるかも…?