ラブダブル!〜女神と運命のガイアメモリ〜   作:壱肆陸

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146です!今回から前書きにキャラ紹介を載せたいと思います!

切風アラシ(きりかぜあらし)
仮面ライダーWに変身する少年。ボディメモリを担当。
年齢は高校2年生だが、訳があり学校には通っておらず、相棒と二人で探偵事務所を営んでいる。
基本クールだが感情(特に怒り)が表に出やすい。たまに毒舌になる。ツッコミ系。
鋭い観察力やひらめきで事件の手がかりや敵の弱点を見つける。
名前の由来はWのメモリの「切」札と疾「風」で「切風」鳴海探偵事務所の亜希子、来人(フィリップ)、翔太郎の頭文字をとって「アラシ」

特技:運動、料理や掃除などの家事
好きなもの:スイーツ全般、パズル
嫌いなもの:動物(動物側も嫌っている)、家計簿(トラウマなため)

今回は本編第2話の内容です!完成間近でデータが飛んだので心が折れました!!(泣)


第6話 闇潜むJ/音ノ木坂アイドル奮闘記

4/5切風探偵事務所

 

「はぁ…」

 

俺は椅子に座って、1人ため息をつく。

 

机の上には家計簿。ここ半年くらい文字が真っ赤かだ…

 

 

「…よし、クリア」

 

悩む俺をしり目にゲームをしているのは、俺の相棒にしてオタク系引きニートのダメ人間、士門永斗だ。

 

「いい加減にしとけよ。お前、こないだの事件から一回も外に出てないだろ?」

 

「わかってないね。外の世界なんて必要ない…

必要なのは二次元世界とゲーム機だけさ」

 

もういろいろとダメだコイツ…

 

「それより大丈夫なの?もう7時15分だよ」

 

え?バイトが7時半からだから…

 

「やっべ!永斗、留守番頼んだぞ!!」

 

 

________________

 

 

 

同刻、実験器具が並ぶとある研究室。

 

「スパイスがやられたそうじゃないか。どう責任を取るつもりだ?天金(あまがね)…」

 

黒服の男は白衣の男___天金に銃を突きつける。

 

「責任って…僕は何もしてないよ。メモリを売ったのは“あの娘”でしょ?」

 

「だとしても、奴を泳がせようといったのは貴様だ。

さっさとメモリを回収しておけばよかったものを…」

 

黒服の男は怒りの表情を浮かべ、引き金に指をかける。

 

「まぁまぁ落ち着いて、彼はなかなか役に立ったよ。

それに、いま活動しているドーパントも興味深い…」

 

男はその言葉を聞くと銃をしまった。

 

「ダークネスか…」

 

「なかなか面白い使い手だ。彼もきっと“アレ”の完成に役立つよ」

 

 

________________

 

 

ーアラシsideー

 

 

「やっと終わった…」

 

俺は学校のごみ箱の中身を集め終え、一息をつく。

 

今日から学校内での仕事も増えたからな…こないだのアイツを見つけるには都合がいいが、その分大変だ…

ていうか俺こないだからごみ箱あさってばっかだな…そのうちゴミ箱お兄さんとか呼ばれるんじゃねぇか?

 

「さて…仕事も終えたし、あいつらのところに行くか」

 

あいつらというのは、先日スクールアイドルを始めた穂乃果、海未、ことりの3人。

訳あって俺も手伝うことになっている。

 

「部室はないって言ってたから、教室か?」

 

部の設立には正式な部員が5人必要らしく、まだ部として認められてないらしい。

部室をもらうには、あと最低2人新メンバーが必要ってことだ。

 

新メンバーっていえば…

 

_________________

 

 

3日前、スパイスの事件解決直後。

 

俺は穂乃果との約束で、メンバーを探していた。

 

といっても皆目見当もつかないし、適当に校内をぶらぶらしてるだけだが…

 

「それにアイドルやってくれる奴なんて、そうそういないよな…」

 

そんなことをつぶやきつつ、俺が音楽室の前を通った時、

 

 

 

 

 

ピアノの伴奏とともに、歌声が聞こえた。

 

音楽室を覗くと、赤髪の少女がピアノを弾きながら歌っていた。

 

「すげぇ…」

 

音楽を全く知らない俺でもこれくらいはわかる。

まさに美しいの一言に尽きるような歌声だ…

 

俺は無意識に彼女は拍手を送っていた。

 

 

「ん?ゔぇえ!?」

 

 

あ、こっち気づいたみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前、すげぇな。ピアノも弾けるし歌もうまい」

 

「ちょ…なんなのよ、いきなり!?」

 

俺は室内に入り、赤髪の少女に話しかけていた。目的は当然…

 

 

「なぁ、アイドルとか興味ないか?」

 

 

「…なにそれ、意味わかんない!」

 

しばらく黙っていたが、バッサリ断られてしまった…まぁ、だよな…

 

 

_____________________

 

 

「アイツをメンバーにできればあと1人…よし、後からもっかい行ってみるか」

 

そんな時、1枚のチラシが俺の目に入る。

それは他でもない、スクールアイドルの宣伝チラシ。

丁寧に初ライブの日程まで書いてある。

 

「アイツ……!」

 

 

__________________

 

 

「さぁ、説明してもらおうか?」

 

「うぅ…アラシ君、顔が怖いよ…」

 

俺はチラシを机にたたきつけ、穂乃果を責め立てる。

 

「なんで勝手にこんなもん作るんだよ!

曲、歌詞、衣装その他諸々全部決まってないんだぞ!?

てか、この日程だとあと1か月無いじゃなぇか!!」

 

「いや~なんとかなるかな~って…」

 

大胆というか、豪快というか…一言でいえばバカなんだが…

 

「そうですよ!穂乃果は勝手すぎます!」

 

海未も俺と同意見みたいだ。ことりは…何描いてんだ?

 

「3人とも見て、ステージ衣装を考えてみたの♪」

 

ことりはそう言って、スケッチブックを俺たちに見せる。

そこには可愛らしい衣装が、色鉛筆で描かれていた。

 

「可愛い!!」

 

「本当?ここのカーブのラインが難しいんだけど、頑張って作ってみようかなって」

 

「ことりにこんな特技が…とにかく、これで衣装は大丈夫そうだな。海未はどう思う?」

 

海未はなんかスケッチブックを見つめている。

 

「ここの、スーッと伸びているのは…?」

 

「足よ♪」

 

海未はイラストのスカートの下の部分を指さす。

いや、足だろ。それ以外の何に見えるんだ?

 

「素足にこの短いスカートってことですか…?」

 

「アイドルだもん」

 

すると、海未は今度は自分の足を見つめだした。どうしたんだ?

 

 

「大丈夫!海未ちゃんそんなに足太くないよ!」

「人のこと言えるのですか!」

 

そういわれた穂乃果は、自分の足も確認してみる。

 

「よし、ダイエットだ!」

 

「2人とも大丈夫だと思うけど…」

 

俺も大丈夫だと思うが…スタイルで悩むやつっているもんだな。

俺はもちろん、あんな生活している永斗でさえ痩せてるからな…

正直、全然イメージわかねぇ。

 

「あ~ほかにも決めておかなきゃいけないこと、たくさんあるよね~」

 

「そうだな、振り付けとか演出とか曲とか…」

 

「サインでしょ?街を歩く時の変装の方法でしょ?」

 

いやだから、そっちかいっ!!

 

「それより…」

 

すると、ことりが何か思い出したように言った。

 

 

「グループの名前、まだ決めてないし…」

 

 

_____________________

 

 

ー永斗sideー

 

 

「ふぁぁ…眠い」

 

僕は事務所で1人、あくびをする。

 

ここ最近ゲーム三昧という夢のような生活だったからな…ロクに寝てないんだよね。

おかげで、こないだ買ってもらった「マイティアクション」はほぼ全クリ。

確か、もう続編の制作が決まってんだよね。発売いつになるんだろ?

 

「録画したアニメも見ないと…ニートって忙しいな~」

 

 

その時、扉をノックする音が部屋に響いた。

 

仕事であってほしくないな…どうか宅配便でありますように!(何も買ってないけど)

 

僕がドアを開けると、チャラチャラした雰囲気の男性が焦った様子で入ってきた。

 

「た…たすけてくれ!!」

「警察行ってくださ~い」

「ちょ…ちょっと待って!」

 

僕は男性を追い出そうとするが、男性は必死に入ってくる。

 

「警察は相手してくれなかった!もうここしかないんだ!」

 

てことは、ドーパント確定だね…

僕は言われたらやるけど、極力仕事したくないんだよね…面倒だし。

 

「はぁ…アニメはまた今度か…」

 

 

__________________

 

 

ーアラシside-

 

俺たちは今、中庭に来ている。

グループ名?思いつかないから募集でぶん投げた。

 

「ここでは…歌と踊りはできそうにないですね」

 

バスケ部が使用している中庭を見て、海未がつぶやく。

 

ていうか…

 

「曲、まだないよな?」

 

 

 

 

 

 

ところ変わってグラウンド。ここではサッカー部やソフト部が練習していた。

 

「う~ん…ここでは邪魔になりそうだね…」

 

「そうだな…で、曲は?」

 

 

 

 

 

 

再びところ変わって体育館。案の定、バドミントン部やバレー部が使っていた。

 

「ここも全部使ってる…」

 

「やっぱりな…それで、曲は?」

 

 

 

 

 

 

またまたところ変わって廊下。空き教室の扉を開けようと、穂乃果が奮闘するが…

 

「鍵がかかってる…」

 

「空き教室は使えないんですね」

 

「それはいいとして、曲は?」

 

 

 

 

 

 

またまたまたところ変わって屋上。

さっき職員室に空き教室の使用許可をもらいに行ったが、普通に鼻で笑われた。

 

「ここしかないようですね…」

 

「日影がないし、雨が降ったら使えないけど…贅沢は言ってられないよね」

 

「でも、ここなら音も気にしないで済みそうだね!

よ~し!頑張って練習しなくちゃ!!」

 

「だから曲は…って聞いてます!?」

 

すると、3人は横一列に並んだ。

 

「まずは歌の練習から」

 

「「はい!」」

 

曲ないって言ってんのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、曲は?」

 

「私は知りませんが……」

 

「私も……」

 

 

 

「お前らバカなの!?」

 

 

 

________________

 

 

仕事とバカ3人のコントを終え、俺はことりと一緒に穂乃果の実家である和菓子屋「穂むら」に来ていた。

 

「おじゃましまーす」

 

「邪魔するぞ」

 

「どうぞどうぞ入って~」

 

店に入った俺たちは、穂乃果に部屋まで案内された。

 

「ここが穂乃果の部屋か…」

 

見た感じはいかにも女子の部屋だが、若干散らかってたり、本棚の本がバラバラだったりと、所々性格が見て取れる。

 

そんなとき、俺は机の上の紙箱を発見した。

 

「これは?」

 

「ふっふっふ…これぞ、穂むら名物”ほむまん”!!」

 

よくみると、箱の中には饅頭が入っている。

何個か減ってるってことは…コイツ、俺たちを待てずにつまみ食いしたな?

 

俺の視線に気づいた穂乃果は目をそらす。図星か。

 

「穂乃果ちゃんのお父さんの特製なんだよ。アラシ君も食べてみて♪」

 

俺は、ことりに言われて饅頭を1個口に放り込む。

 

「これは…」

 

美味いな…もっちりとした生地が濃厚なあんこを包み込み、甘さをさらに引き立てている。

それでいて後味は爽やか。これ以上ない最高のバランスだ…!

 

「もう1個いいか?」

 

「もちろん!お団子もあるから、みんなで食べようよ!」

 

穂乃果にお茶を入れてもらい、3人で団子とほむまんを囲む。

なんかお茶会みたいだな…まぁ、たまには悪くないか。

あれ、なんか忘れてるような…

 

3人で和菓子を半分くらい食べ終わったころ、海未が部屋へと入ってきた。

 

「練習お疲れ様~」

 

「今お茶入れるね♪」

 

「お前も食うか?ほむまん」

 

 

「あなたたち、ダイエットは……」

 

 

「「「あ…」」」

 

 

 

 

 

 

※残った和菓子と、ほむまん追加2箱はアラシがすべておいしく頂きました

ほら、俺ダイエット関係ねぇしbyアラシ

 

 

 

 

 

 

 

「それで、曲のほうはどうなりました?」

 

「アラシ君から聞いたんだけど、1年生にとっても歌の上手な子がいるんだって!

ピアノも上手で、きっと作曲もできるんじゃないかなって。また今度聞いてみようと思うんだ」

 

「もし作曲をしてくれるなら、作詞はなんとかなるよね♪」

 

「なんとか…ですか?」

 

その話は俺も聞いてないな。あてでもあんのか?

 

すると、2人は海未へ顔を寄せた。

 

「海未ちゃんさ~中学の時、ポエムとか書いたことあったよね~?」

 

「読ませてもらったことも、あったよね~?」

 

マジか…中学生とはいえ、あの海未がそんなこと…

と、俺が思ったとたん、海未は猛スピードで逃げ出した。

 

「あ、逃げた!」

 

「まかせろ!」

 

俺は走って海未を追う。

永斗は何かあるとすぐ逃げるからな、追いかけまわすのには慣れてんだよ!

 

 

 

数分後、俺は海未を連れて部屋へと戻ってきた。

 

「お断りします!」

 

「ええっ!?なんでなんで!?」

 

「絶対に嫌です!中学の時のだって、思い出したくないくらい恥ずかしいんですよ!」

 

やっぱ黒歴史だったみたいだ。若気の至りって怖いな…

 

「アイドルの恥はかき捨てって言うじゃない?」

 

「いいません!!」

 

こんな感じで、言い争いが続く。

穂乃果が作詞するという案も出たが、なんか昔書いた俳句が絶望的だったらしく、却下になった。

アイツ、文才とかなさそうだもんな…

 

穂乃果も海未もなかなか譲らない。

この争いに終止符を打ったのは、意外にもことりだった。

 

「海未ちゃん…」

 

ことりは目を潤ませ、胸に手を置いて…

 

 

 

 

「お願い!」

 

 

 

ことりの言葉に、海未はなにかをくらったような表情を浮かべる。

 

「もう…ずるいですよ、ことり……」

 

なんか、急にあっさり承諾してくれた。なんでだ?

 

「ただし、ライブまでの練習メニューは私が決めます!

弓道部で鍛えている私はともかく、2人は基礎体力をつける必要があります!

明日早朝から、毎日練習です!!」

 

いいんじゃないか?2人は文句言ってたが、俺もそのくらいは必要だと思うし。

 

あれ?俺やることない?

 

 

_____________________________________

 

 

「…てな事があったわけだ」

 

俺は、今日の出来事をひとしきり永斗に話し終えた。

あいつらがスクールアイドル始めたって聞いたら急に興味持ち始めて、俺は毎日報告させられている。

気になるんだったら自分で行けばいいのに……

 

「へぇ…で、写真は?」

 

はぁ?写真?

 

「写真って、何の?」

 

「そんなの、ことりちゃんの"お願い!"の写真に決まってんじゃん。

もしかして…撮ってないとか…?」

 

「撮ってるわけねぇだろ」

 

すると、永斗は呆れた様子で、

 

「何で撮ってないの!?黒歴史を掘り返される女の子が心を許したんだよ?

可愛くないわけないでしょ!これだからリア充は……」

 

知らんがな。

 

「つーかお前、3次元興味ないとか言ってただろ」

 

「本当に分かってないね…可愛さは時に次元をも超えるんだよ…って忘れてた、そういえば依頼が来たんだった」

 

「そうか…って依頼!?」

 

思わずオーバーに驚いてしまった。本当に助かった…もう少しで食事がパンの耳になるところだったからな……

 

「で、どんな依頼だ?」

 

「なんか、夜に友達とダンスしてたら化物に襲われたらしく、それで犯人を捕まえて欲しいって

一応、ガシェットに見回りさせてるけど…」

 

その時、俺のスタッグフォンに通知が入る。

他のガシェットがドーパントを見つけると、通知を送るしくみだ。

 

「噂をすれば…だね」

 

「よし、さっさと捕まえて報酬頂くか」

 

 

_____________________________

 

 

俺はハードボイルダー(何度も言うが、決して俺命名ではない)に乗り、暗闇の中、現場に急行。

ちなみに、永斗は置いてきた。推理ならともかく、普通に邪魔だからな。

 

 

「見つけたぜ、ドーパント!」

 

スタッグフォンの通知の場所に行くと、そこには1体のドーパント。

身体は全身黒で、マントと仮面を着け、右手には鋭い爪が備わっている。

 

さらに、その周りには破壊されたラジカセらしきものと、傷を負った若者達が横たわっていた。

まだ息はあるみたいだが…

 

「随分と派手にやってくれたな。何が目的だ?」

 

俺の問いかけに、ドーパントが答える様子はない。

 

「シカトかよ…まぁいい。詳しくは警察では話してもらうぜ!」

 

俺はダブルドライバーを腰に装着し、ジョーカーメモリを取り出した。

 

《ジョーカー!》

 

ドライバーにサイクロンメモリが転送されてきたので、ソレを押し込みジョーカーメモリを装填する。

 

「変身!」

 

《サイクロンジョーカー!!》

 

ドライバーを展開し、俺たちはダブルへと変身した。

 

 

 

____________________

 

 

「『さぁ、お前の罪を数えろ!』」

 

ダブルは決め台詞と同時に、ダークネスへ飛びかかる。

 

そのパンチはダークネスの胴体にヒット。

風で推進力を増したダブルは、吹っ飛ばされたダークネスに追いつき、さらにキックを叩き込んだ。

 

『重いの一発入りましたー』

「油断すんな、アイツまだ動けるぞ」

 

アラシの言葉通りダークネスは立ち上がり、ダブルと距離を取る。

そして、ダークネスの爪が発光。腕を振ると、爪から紫の斬撃が放たれた。

 

かまいたちのように、弧を描きながら襲いかかる斬撃をダブルは避けることができず、そのまま直撃してしまう。

 

「近づかせない気だな…やるじゃねぇか…」

 

サイクロンジョーカーは、格闘に優れた形態。全体的にバランスのとれた、オールラウンドなフォームだ。

 

しかし、武器を使えないため遠距離戦に弱いという弱点を持つ。

ダークネスはそれを瞬時に見抜いたようだ。

 

『どうする、トリガーで行く?』

「いや、ここはコイツだ」

 

ダブルはジョーカーメモリをメタルメモリとチェンジ。

 

《メタル!》

 

《サイクロンメタル!!》

 

ダブルはサイクロンメタルにフォームチェンジするが、ダークネスは構わず斬撃を放つ。

 

ダブルは避けるそぶりもなく、ただダークネスに近づいていく。

当然、斬撃はダブルに直撃。しかし、ダブルには傷一つつかない。

 

スピード特化のサイクロンと、パワー&防御特化のメタルを組み合わせたサイクロンメタルは、最もバランスの悪い形態とされる。

 

その代わり、メタルの防御力に風の恩恵が加わることで、その防御力は全フォーム中最強を誇る。

半端な攻撃は一切きくことはない。

 

「オラァ!」

 

ダークネスに接近したダブルは、メタルシャフトでダークネスをぶん殴る。

 

『そろそろ11時30分。観たいアニメが始まる頃だね。それじゃ、決めようか』

 

「トドメを刺すという意見だけには賛成だ」

 

ダブルはメタルシャフトにメタルメモリを装填し、構えを取る。

 

《メタル!マキシマムドライブ!!》

 

「『メタルツイスター』」

 

旋風を発生させるメタルシャフトが、ダークネスに襲いかかる……

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

ダークネスが放った斬撃が、辺りの街灯といった光を発するものを全て破壊。

天気が曇りということもあり、辺りは暗闇に包まれた。

 

暗闇になろうが、ダークネスの場所は変わらない。そう思ったダブルは、そのままシャフトを振り下ろす。

 

だが、その考えとは対象にシャフトには何も当たることはなかった。

 

「な……」

 

驚きを隠せないダブル。そこに、ダークネスの爪が襲いかかる。

 

ダブルは辺りを見回すが、姿は見えない。

 

『アラシ、こないだみたいに殺気とかわかんないの?』

 

「いや、全然気配を感じない…まるで誰もいないみたいだ…」

 

困惑するダブルの前にダークネスが姿を現す。

 

 

 

「貴様も、夜を汚すか……?」

 

 

「くっ……!」

 

 

姿を現したダークネスに攻撃をするが、その攻撃は再び空ぶってしまう。

 

攻撃しても当たらない。かといって、ほっとけばこっちがやられる…

 

「どうすれば……」

 

 

 

 

 

その光景を、天金は屋上から見下ろしていた。

 

 

「さぁ見せてもらおうか、君の“正義”を……」

 

 

 

 




今回は色々雑でしたね。まぁ、前回もですが…
今回の事件はもしかしたら3話構成になるかもです。そうならないように頑張りますが…
オリジナルドーパントを送っていただいた方々、もう少しお待ちくださいm(_ _)m必ず使いますんで!
募集も引き続きお待ちしております!
感想、評価、アドバイス等ありましたらよろしくお願いします!!
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