鎮守府にR-9Aが着任しました   作:あおい安室

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Team R-typeがコメディをシリアスに改造してしまいました。
どうしてこうなった?
仕方ない。前書きでコメディする。

艦これではついに南雲機動部隊がそろいました。初めて一年以内に揃うとは思わなかった。
武蔵以外の日本の戦艦そろえてたりと割と運はおかしいですが。

R-TYPEでは最近パイルの魅力に取り憑かれ未来世界の力に惚れたりしながらルビコン川を渡りました。
現在の愛機は嫁機体のR-9SとR-11BとR-9DP2。
でもSのミサイルのポンコツさにはぶち切れた。
波動砲がそんなに強いのにミサイルダメって。
あとダンタリオンは爆発すればいいと思う。こんなの艦娘にできるかっ!
現在37機体。先は長い。

それと今回端末の都合で改行が一部入っておりません。後日修正します。


番外編:後期型R-9A誕生秘話『R-9A』

広報映像の制作は進んでいた。

使用する機体の選定も………明らかに頭のおかしい機体はR-9Wのみで………一部問題を抱えつつも済み、ついに最終段階。飛行する機体の撮影に入ろうとしていた。しかし………

 

「パイロットをよこせ?ふざけるなよTeam R-type!こっちだってオペレーションラストダンスの準備で手一杯なんだ!実験台になんぞに使わせてたまるか!!」

 

とりつく島もないとはこのことだろうか。

というか人の話を聞いてない。

R戦闘機パイロットの部隊のまとめ役をしているという教官の前で青年はため息を吐く。

 

「あのですね。自分は広報映像を制作しているだけです。ですのでそんなことをするつもりは一切ありません」

「はっ、貴様の言うことなんぞ信用できるかっ!!市街地警備にとんでもない波動砲を装備したRを送ってくるような連中なんぞ………」

 

ブツブツぼやいている様子の教官にらちが開かないと判断する。

 

「仕方ない。では私の方から良さそうなパイロットを引き抜きますのでよろしいですか?」

 

「話を聞いているのか貴様っ!うちからよこせるパイロットは「うるさいんだよてめぇ」なっ!?」

 

青年がキレたようだ。

 

「知らないのか?Team R-typeは物資や資源などについては軍部からどんな状況でも無償で融資してもらえる組織だ。当然パイロットもだ。お前が決めれることじゃねぇんだよ」

「っ!言わせておけばっ!!!ここの指揮官は私だ!」

 

「だが軍部だ。軍部に対してはTeam R-typeは特権を持っていることを説明しただろう?」

 

「くっ!貴様、ろくな死に方せんぞ!!」

 

捨て台詞を吐いて教官は立ち去る。

やれやれだ。撮影準備でのパイロットを引き抜く要請書を読んでないあっちが悪いだろうに………

気分を晴らすためにポケットからタバコを取り出してくわえ………

後ろから取り上げられる。

 

「すまないな。ここは禁煙だ。いくらTeam R-typeといってもそれくらいのマナーは守ってくれよ?」

 

「っ………すまない」

 

「私に謝ってどうするんだ。私は単なる一パイロットだぞ?」

 

そういって苦笑するのはいつの間にか会議室に入ってきていた黒い長髪のパイロットスーツを着た女性だった。

 

「ところでうちの教官をどうやって怒らせたんだ?少し気になるな」

 

「別に?偉くもないやつは黙ってろと言っただけさ」

 

「ふっ、なるほどな。さて、私も教官を探しに行くか」

 

「何か用事があるのか?」

 

「ああ。私の訓練機に不調が出ているからな。そろそろオーバーホールしてくれと一パイロットからのお願いさ」

 

「ほう。何に乗っているんだ?リストで確認していなくてね。R-9K?それともS?E?ここは払い下げのR-11Bあたりか?」

 

「ははっ、違うな。私が乗っているのは………」

 

 

「R-9Aさ」

 

 

「………マジか?」

 

「?驚くことはないだろう」

 

「いや、うちの倉庫に一機も残っていなかったアローヘッドがこんなところにあるとは思ってもみなかった」

 

「何、Team R-typeだというのにないのか?」

 

「実験に使ってお釈迦か別の機体に改造されていたりするからR-9Aの稼働機は一機もない」

 

「ある意味流石だな」

 

本当に使いすぎだ研究部。一機も残さないとかバカじゃないのか。

 

「しかし一機あるのか………差し押さえたいな」

 

「何?私のR-9Aをどうするつもりだ」

 

「ああ、あんたにはまだいっていなかったな。そもそも俺はTeam R-typeの広報部の人間なんだが………」

 

俺は彼女にこれまでの経緯を説明する。

 

「なるほど、そういうことか………」

 

「ああ。映像にはやはりはじまりのRであるR-9Aを出したいんだが一機もうちになくてな。どこかからもってこようと思ったんだが」

 

「わかった。あの機体は旧型とはいえいい機体だ。存分に使ってくれ。できることなら私も参加したいが………もう少ししたらオペレーションラストダンスに最初の一人目のパイロットとしてR-9Dで参加することになっているからな。撮影には参加はできんだろう………できることならあいつと、作戦に参加したかったんだがなぁ………」

 

「………」

 

彼女のその言葉を聞いた青年は静かにある決意をした。

 

 

 

「………ん?おい、私の乗るR-9Dはどこだ」

 

オペレーションラストダンス開始の日。地球のある基地であのR-9Aのパイロットだった女性は搭乗する予定のR-9Dがあるはずハンガーで呟いた。

 

「ああ、あのR-9DならTeam R-typeがもっていったよ」

 

近くにいたメカニックが答える。

 

「なんだと?」

 

「なんでも圧縮波動砲の限界の調査だとさ。バカバカしい」

 

「それなら私はどれに乗ればいいんだ………?」

 

「その機体もあの連中が用意している。まあ、お気の毒に、少尉」

 

メカニックにとってもTeam R-typeは忌避すべき存在らしい。

メカニックの指差した方向を確認する。

そこには………

 

まるで新品のように輝く、美しいボディ。

懐かしみと力強さを感じさせる人類の希望。

R-9A、アローヘッドがあった。

 

「………まさか?」

 

コックピットは既に開いていた。パイロットは我が子に駆け寄るかのように走っていき、中を確認した。

コックピット周りの器具の傷や汚れには見覚えがあった。

 

「間違いない………私のアローヘッドだ。しかし、なぜ?」

疑問に思っていると、コックピットの中に一枚の手紙があることに気づいた。

手にとって中身を確認する。

 

『R-9Aの撮影だけ急ピッチで進めたからなんとか間に合ったはずだ。

あんたの予想通りこいつはあんたの乗っていたR-9Aでもあり、そうでない。

 

R-9Aも古いからな。室長にかけあって色々とバージョンアップしたR-9A、いわばR-9A後期型のロールアウトが決定させた。

こいつはその後期型に可能な限りあんたの乗っていた旧型のパーツを組み込んだ機体だ。

安全性についてはTean R-typeの俺がいうのもなんだが保証する。

 

だか、こいつはあくまでR-9A。新型にはかなわないかもしれない。

俺はそれすらもあんたなら乗り越えることができると信じている。

この鏃をあんたなら上手く放てるはずだ。

 

さてと、そろそろTeam R-typeとしてお別れの言葉を言わせてもらおう。死んででも帰ってこい。その機体のデータを元に様々なRの開発計画が進むことになっているからな。

 

そして個人としてお別れの言葉を述べよう。

GOOD LUCK R-TYPER!!

Team R-type広報部部長より』

 

「………ふっ。粋なことをしてくれる男だ。嫌いではない」

 

手紙をパイロットスーツのポケットにしまい彼女はR-9Aに乗り込み、コックピットを閉じる。

しばらくするとオペレーターから合図がある。発進準備が整ったのだ。

彼女は各部の計器を確認し、レバーを握り締めて伝える。

 

「これよりオペレーションラストダンスを開始する………」

 

 

「R-9A、ナガト少尉、出撃する!」

 

力強いエンジン音と共に、R-9Aは基地を飛び立ち、悪魔の巣へと突入していった………

 

 

 

その後の話である。

交通事故でTeam R-typeの広報部部長は亡くなった。

彼はオペレーションラストダンス最初の参加機体R-9Aの次元航行システムに細工がされていたと言い、こんな説を提唱していたという。

「Team R-typeはバイドとR戦闘機の融合機を入手するためにR-9Aを本来の作戦展開地域とは別の場所に誘導。R-9Aを意図的にバイド化させた」

というものである。だがその機体が回収されていないため信憑性は低いとされている。

彼が死んだ日は7月29日。

それは、奇しくも。

かつて戦艦長門が米軍のクロスロード作戦で沈み。

ちょうど別の次元でナガト少尉が軍艦の魂を宿した少女達によって死を迎えた日でもあったという。




この作品は
我々は最終的に人類が勝利するために戦っています
『Team R-type』と
ご覧のTYPERの提供でお送りしました。
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