鎮守府にR-9Aが着任しました   作:あおい安室

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シリアスなストーリーを期待したか?作者の腕前で書けるわけないだろうが!!
ちょっと触れるだけで描写はあんまりしないぞ!!今後もな!!
………期待した皆さん、本当にすみません。
後R-9Fはいつか書き直します。本当に出来が酷い。


この話は
偵察機なんてどうでもいい「TEAM R-type」と
ミ ッ ド ナ イ ト ア イ 哀 れ「提督連合」と
この話をご覧になってくれている「TYPER」の皆さんの提供でお送りしますが
なぜかミッドナイトアイが特攻してくるんだが「26世紀の兵器」
は提供してくれませんでした



早期警戒機 夜目『R-9E』

「………よって、回収されたR戦闘機の技術を受け取った。我々は大本営からこの技術を生かした武装、および艤装の開発を命じられた。現時刻をもってR戦闘機の技術を艦娘に投入していく『最後の舞』計画の発動を宣言する!諸君………明石の犠牲になることを止められない俺を憎んでくれてかまわない」

 

「え?科学に犠牲はつきものなんですからしょうがないじゃないですか」

 

「その犠牲がくだらないだろうから提督は言っているんだこのクサレコウサクカン」

 

横須賀鎮守府でそんな演説があった数時間後。

 

 

 

「えー、改めて自己紹介しようか。『最後の舞』計画のリーダーをどういうわけか務めることになった提督だ………本当にすまない。R戦闘機の技術がすさまじすぎて大本営を止められなかった」

 

「いや、謝らなくてもいい。さすがにあいつと第二次世界大戦の技術と比べるとそうなるさ。提督のせいじゃない………実験台になる艦娘の管理を任されることになった長門だ。本当に気が重いぞ………」

 

「あきらめろ。それしか言えないな………R戦闘機のアドバイザーを務めることになったR-9A2だ。面倒だからR-9と呼んでくれ………ところで、明石は?」

 

「あいつは既に開発に入った。あいつ技術的な面から特権持っていて俺の命令無視もできるんだよなぁ」

 

マッドとバカに地位を与えるとろくなことにならないことを知っているR-9からすると不安で仕方がなかった。

 

「ところで、あの回収されたR戦闘機はどんな奴だったんだ?艦娘みたいな感じだったんだろう?」

 

「そうか、長門は出撃関係があってまだ知らなかったな。回収したのは普通に戦闘機だった。艦娘みたいに肉体は得ていなかったぞ」

 

「だが少し気になることもある。あのR戦闘機を私は知らないんだ」

 

「R-9も知らないのか?」

 

長門の問いに頷く。

R-9は回収したR戦闘機を思い出す。

R-100。機体コードは"CURTAIN CALL"。意味は舞台挨拶である。

自分のいた世界では『OperationLastDance』が成功し、バイドが根絶されたのだろうか。

機体の時計は私の出撃した時間よりもかなり先の時間になっていた。

バイドを根絶したR戦闘機があれだというなら随分変なR戦闘機になったものだ。まるで生き物のような造形のR戦闘機だった。

残念ながら私が確認した時点でパイロットは死亡しており、フライトレコーダーはかなり破損していた。

よっぽど激しい戦闘があったのだろう。波動砲ユニットも大破していた。

また、レコーダーにはパイロットの最後の言葉と思われるデータしか残っていなかった。

『バイドとは、人類が生みだした悪夢。覚めることのない悪夢。…バイドとは…』

………バイドとは。いったい何だったのだろうか。

確かなのはR-100を見つけた艦娘は謎の戦闘機に襲われたということ。

それがバイドだというのなら………私は、戦わなければならない。

そんな決意をした次の瞬間。

 

「お待たせしました!最後の舞計画最初の成果、完成しました!!」

 

クサレコウサクカンが部屋に入ってきた。

木箱を抱えているからその中に成果が入っているのだろう。

 

「ついにできちゃったかー………」

 

「おや?提督は乗り気じゃないですね」

 

「今までの開発品がろくでもないからな」

 

提督からの評価は既に0になっている様子。R-9も同じだった。

 

「で、す、が!この機体はかなり役に立ちますよ!!文句は使ってみてから言ってもらいましょうか!!これが明石作最初のR戦闘機、『夜目』です!!」

 

そういって木箱から出したのは艦娘の使う艦載機と同じくらいのサイズのR戦闘機。

大きなディスクレドームが特徴なR-9Eミッドナイト・アイだった。

 

「ああ………前線に突っ込みすぎて下手するとR-9Kよりも堕とされたと言われているこいつかぁ………旧式にもほどがあるやつか………」

 

「おいR-9の反応からするとやっぱり駄目な機体じゃないか」

 

「何を言っているんですか長門さん。これは偵察機なんですから堕とされても当然ですよ?武装も貧弱ですし」

 

「その堕とされても当然という思考がおかしい気がするが、偵察機ならまあいい。ところでそれ一機にいくら資材を使った」

 

「燃料60弾薬180鋼材30ボーキサイト300、低コストですねー。一機あたりのコストですけど。おまけに謎技術で増えませんから手作りしないといけませんが」

 

「どこがだっ!?通常の戦闘機の三倍のコストじゃないか!?」

 

「未来の戦闘機作るのに通常の戦闘機のコストでできる訳ないじゃないですかっ!!それにスペックを知ったら驚きますよ!火力+6索敵+33命中+6!破格じゃないですか!バルカンも装備していますから艦上戦闘機としての運用も可能です!」

 

いまいちぴんとこない人のために艦これにおける一般的な偵察機、彩雲の性能を紹介すると、索敵+9命中+2である。

 

「た、確かに破格だな………というかお前が以前制作報告をあげた試製景雲(艦偵型)よりもスペック上じゃないか」

 

「『夜目』できあがったら相当悔しくなりましたね。ぐぬぬぬ………」

 

長門が感心している横で提督には疑問があった。

 

「ちょっと待てよ?試製景雲(艦偵型)は装甲空母にしか使えなかったよな?」

 

「そうですね。うちに装甲空母はいませんけどロマンじゃないですか」

 

「知るか。それで、この『夜目』も搭載に何か条件があるんじゃないのか?」

 

「ふっふっふ………そんなものこれを搭載する格納庫以外ありませんね!艦娘用R戦闘機は水上機か艦載機が運用できる艦なら全て搭載可能です!!」

 

「「「な、なんだってー!?」」」

 

三人が驚いたのも無理はないだろう。そんな艦載機聞いたこともなかったのだ。

 

「R戦闘機はザイオング慣性制御システムの恩恵もあり、滑走路や甲板への特殊な加工は不要です!『夜目』も同様ですよ!ただ搭載機数が機体の大きさの関係で通常よりもさがりますけどね」

 

「そういえばR戦闘機は瞬時加速も可能だったな。あまりにもなれすぎて忘れていた」

 

「す、すごいな………これなら資材の消費とかにも目をつぶってもいいかもな」

 

「さらに、『夜目』のフル武装化も進めていますよ!計画はこちらです!」

 

明石が広げた計画書には変わったフォースを装備した夜目が写っていた。

 

「索敵波動砲とカメラ・フォース………おい明石ふざけているのか。若干上がった評価も台無しだぞ」

 

「失礼ですね。索敵波動砲はコックピットから確認できる映像にファインダーを形成して命中させやすくして、その範囲内に波動エネルギーの衝撃波を撃ち込むという使いやすく戦果を上げやすい波動砲ですよ?妖精さんもまだR戦闘機に慣れていないんですから別にいいでしょう?」

 

「なるほどな。しかしカメラ・フォースとか名前だけで大爆笑物だぞ」

 

「あ、それは私の趣味です。ちなみに各レーザーの名前はスカウトレーザーに統一しました」

 

「カメラフォースはなし………っと」

 

「ああっ!!フォースを切り離していてもレーザーが発射可能な自信作なのにぃ!?」

 

「いくらなんでもふざけすぎだ!」

 

R-9からしてみるとフォースを切り離していてもレーザーが発射可能というのはすばらしいがどうしても名前が気に入らない。

それは提督も長門も同じだった。

 

「それはともかく。『夜目』を武装化するとしてコストはどのくらいかかるんだ?」

 

「通常の戦闘機の五倍になります」

 

「五倍………ボーキサイトだけで500か。厳しいな」

 

「そうだな………よし。武装化機体は大本営提出用に一機のみ制作を許可する。通常版は10機制作してくれ。何はともあれ………見直したぞ明石」

 

「まあ、これが私の実力ですよ!」

 

そういって胸を張る明石の姿はなぜか頼もしかった………

が、R-9はやっぱり不安を感じていた。マッドをそこまで信用していないのだ。

その後スーパー戦闘機として『夜目』は鎮守府内で話題になった。

ちなみにこれが搭載できないことをくやんだ駆逐艦と一部の軽巡洋艦は涙した。

 

 

 

そしてR-9の予感が的中したのか。後日問題が発生した。

 

「………」

 

「?長門、どうかしたのか?」

 

「R-9か………すまん………吐くぞ」

 

「ぬああぁぁっ!?私の方を向くなっ!?」

 

そう。特殊なセンサーなどを用いて索敵する『夜目』の伝える情報量は索敵を目視に頼っていた彩雲などに比べて尋常じゃじゃなかったのだ。

艦載機をメインで運用しない艦娘、また運用するとしても低練度では『夜目』の伝える情報量に耐えられず嘔吐する事件が多発した。

提督は『夜目』の伝える情報量にリミッターをかけるよう明石に要請したが「めんどくさいしR-9Eの魅力を殺すから嫌です」とか言って拒否。

運用できる艦が少ない時点で魅力を理解できる艦娘も少ないのだが。

こうしてR-9Eはスーパー戦闘機から嘔吐艦建造戦闘機とか扱いにくい機体として有名になってしまった。

 

 




やっぱり言っておこう。
ミ ッ ド ナ イ ト ア イ 哀 れ
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