これから秋イベに行ってきますので次回の執筆には時間がかかりそうです。
それとお知らせ。
『『鎮守府にR-9Aが着任しました』次期R娘およびR装備開発計画会議室』
というのが活動報告にあります。
次回どの機体を題材にするかのアンケートをとっています。
またこの機体はこの艦娘に扱わせてくれ!という意見も募集しています。
様々な意見を募集していますので皆さんよろしくお願いします。
「なんだかんだ言って一応高い性能を誇ったから『R-9E』こと『夜目』は成功にしておこう。嘔吐が発生したのはR戦闘機のスペックが高すぎたんだ。明石にはリミッターをかけなかった以外は落ち度はないな」
「ありがとうございます」
「………リミッターをかけなかった以外は落ち度はないな!」
「絶対につけませんよ」
バキィ!!
前回の事件から数日後。会議室ではそれぞれのメンバーが集まり、会議をしていた。
既に長門の鉄拳はとんだ。
「しかし、よくもあれほどの『R-9E』を制作できたな。あそこまでの精度とは想定外だった」
「あの『R-100』からとったデータの再現を頑張りました。というかあの『R-100』がおかしいんですよ」
「おかしい?」
「ええ。変わったキャノピーだなーと思って解析してみたらR戦闘機のデータが分子レベルで封入されていたんですよ。しかも大量に。一体制作者は何考えているんだか」
「清霜を波動砲の反動で吹っ飛ばしたお前が言うか」
提督から突っ込みが入る。あれは行き当たりばったりで考えていた明石が悪い。
「ただしキャノピーも一部破損していたのでデータは一部消滅していたり、修復に時間がかかりますね。技術は面白かったです」
「そうだ。キャノピーにデータを封入するとか意味がわからんぞ。R-9、解説してくれ」
「データを分子レベルにするのは永久的にデータを保存する媒体を開発する過程で生まれた技術で、データは金属類に封入するのが一般的だったな。恋人や家族のデータを入れておいた特殊な合金をアクセサリーにして今で言うお守りとして戦場に向かうパイロットもいたはずだ。だがどうしてR戦闘機のキャノピーにR戦闘機のデータを封入したんだか………」
どうせやったのはあの『Team R-type』だろうが。
「まあ気にしないでおこう。話し合ってもどうにもならん。それよりも次の開発はどうするんだ?俺としては普通な艦娘の強化プランを提示してほしいな」
「そうだな。装備だけではなくそちらもほしい。しかし現状では何が作れるのかわからんぞ………明石のさじ加減だからな」
「失礼な。さじ加減ではありませんよ。解析中に判明したR戦闘機の系譜に従って開発していますよ。そうでないとデータの欠損とかで変な機体ができるかもしれませんし。今がこんな感じです」
そういって明石は備え付けのホワイトボードに系譜を書いていき、現在開発できる機体を系譜の横に纏める。
書かれたのは
『R-9A3:レディ・ラブ』
『R-9C:ウォー・ヘッド』
『R-9AX:デリカッセン』
『R-9B:ストライダー』
『R-9D2:モーニング・スター』
『R-9DH:グレース・ノート』
『R-9E2:アウル・ライト』
『R-9ER:パワード・サイレンス』
『RX-10:アルバトロス』
の9機だった。
「私の知らない機体があるのはいいとしてヤバい機体をしれっと一個混ぜるな腐れ工作艦」
「え?どれですか?まだどれも詳しく解析していないので教えてくださいよ」
「誰が教えるかっ!!長門こいつを黙らせろ!!」
「それ以前にどれにするかを話し合おう。まずはそこからだ。というか殴り疲れた。提督はどれにしたい?といっても確認できるのは名前しかないが」
「そうだなぁ………とりあえすR-9A3は止めておくか?名前がすっごい不安だ。というかR-9A3ってことはR-9A2、つまりR-9の後継機じゃないか。何か知らないか?」
「いや、何も。だが名前がネタだからやめておいた方がいいな。絶対何かがある。私のおすすめはRX-10だな。昔私の僚機だったこともあるR戦闘機で、なかなかのスペックを誇るぞ」
「ほう。お前が言うのなら信頼できるな。では次回の開発は『RX-10』にしよう」
「おいお前ら私を忘れていないか」
会議室のドアが開かれて一人の艦娘が現れた。
「おや、あなたは………アンドロムサシさんですね!」
「誰がだっ!!お前の無計画な改造のせいで出撃しても置物どころか盾にすらならん武蔵だ!!」
「ああ………ああ」
「なんだ提督その煮え切らない態度は!?」
完全に武蔵が役に立たなくなったことから現実逃避していたのが原因である。
「というか武蔵がそうなったのはR戦闘機の技術が無い頃に無理矢理改造を施したのが原因だろうに。おい明石。改造をやり直さないか?」
「ええー?一回やった物をやり直すのは嫌ですけど………まあ失敗してますし。やり直しましょう」
「これでやらないとか言い出したら海に沈めていたところだな」
「止めろ武蔵海が汚染される」
「下手すると深海棲艦が異常進化するんじゃないのか」
武蔵の再改造を行うことと明石を海に捨てることは危険であるという結論になったところで本日の会議は終了した。
数日後。例の鎮守府付近の兵器試験用の海域に提督たちと改装された艤装を身に付けた武蔵がいた。
「すごい………これが『R-9F』の本当の力なのか………!!」
以前とは違い全面的に改装の施された艤装を装着した武蔵はその性能に驚いている様子だ。
ちなみにイメージとしては以前の武蔵の艤装をR-9Fのカラーに変え、スラスターなどを装着した形だ。
服もオレンジに塗装してある。
「というかR戦闘機の力だな。ザイオング慣性システムを搭載したんだろう?」
「ええ。といっても艦娘の能力との兼ね合いで海上を滑空できる程度ですけど」
「それだけでも強力なんだが。大和型の弱点の速度が改善されたじゃないか。他の艦娘にもそれだけは搭載したいな………予算かかるけど」
戦艦の建造の約20倍のコストが改装にかかったとかかかってないとか。
「提督………もう我慢できんぞ!早く試し撃ちさせてくれ!!」
「ああはいはい………長門。絶対に骨は拾ってやる」
「的を申し出たのは間違いだったか………!!」
親切心が首を絞めた長門を無視して武蔵は新規搭載した波動砲のチャージを始め………
高速で海上を滑空して長門に接近する!
「は?」
長門の惚ける声を無視して、波動砲を超至近距離で放った!!
………R-9Fの波動砲は衝撃波動砲である、ということに勘のいいTYPERならお気づきであろう。
そんな命中したところを中心に爆発を起こす様なものを至近距離で放つということは………
「し、沈むかと思った………っておい、武蔵!?」
「そ、装甲が薄くなっているのを忘れていた………ガクッ」
巻き込まれるというわけで。
R戦闘機の技術を取り込むに当たって装甲を薄くしていた武蔵はあっけなく気絶した。
「あちゃー。スタンダート波動砲と違って衝撃波動砲にはこんな欠点があったんですか。覚えておかないと」
「………おまえが説明しなかっただけじゃないのか」
「あ、ばれました?」
拡散波動砲試作型が炸裂した。
そしてフォースのテストはこの日から数日後の実戦に行われることになったが、その時に新たな出会いがあるとは、誰も予想していなかった………
次回、『RX-10』です。
そういえば劇場版艦これの主題歌『帰還』の歌詞見ましたか?
R-TYPEを感じます。そしてカバーイラストもR-TYPEを感じる。
………吹雪をバイド化させればいいんだな?
よし。そこまではいかないがいつか重要な役割をしてもらおう。
良かったな主人公(黒笑)