鎮守府にR-9Aが着任しました   作:あおい安室

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後先考えずに話を作っていくスタイル………どうなっても知ったことか!
とにかくエイプリルだ!エイプリルフールを満喫するんだ!
………グランゼーラ、何かやってないかな。
端末が古くてサイト見れないんだよなぁ………


STAGE2:新たなる戦力

「………大体事情はわかりました」

 

会議室。ボコボコにされて沈黙した長門を尻目に提督達は会議を続けていた。

 

「で、結論は?」

 

「現有戦力での勝利は無理ですね!付け加えると、工廠内部にR-9AとR-100の残骸もありますからバイドに乗っ取られてるでしょうし、新兵器の開発も不可能!本当に勝利する未来が見えませんね!!」

 

「提督。嬉々としていうこの腐れ工作艦に波動砲を叩きこむ許可を」

 

「爆烈して死んじゃいますのでご勘弁を!?………第一、勝てると思っている人この場にいるんですか?」

 

誰もが沈黙した。それもそうだ。

相手は艦娘達にとっては未知の存在。R戦闘機にとっては悪夢の存在。

そろってもいない戦力で勝てるとは誰も考えてはいなかった。

 

「新戦力の補充ができない、となるとどちらにせよこの戦力で挑むしかないが………大淀、現状戦力で挑むとした場合どのような作戦になる?」

 

「工廠内部への侵入がまず最初に行うべき行動と思われますが、バイドに侵食され大きく形を変えていますので、侵入ルートはこの大きく開いている正面ゲートのみかと」

 

「そうか………R-9は確か最深部にドプケラドプスがいる、と言っていたな?工廠の元々の構造を考えると、恐らくこの正面ゲートの対局にあたる部分がそうだな。となるとかなり長丁場の戦闘になりそうだ」

 

「………いっそのことその正面ゲートの反対側から侵入しませんか?外壁破壊して突入すればいいんですよ」

 

「明石のその提案は既に考えた。だが一応イヨに検証してもらったが外壁が破壊できる様子はない、とのことだ」

 

「そうですか………あ!一か八かですけど試してみたいことがあるんですが」

 

「ふむ。どういったことだ?」

 

「今から説明しますね。まず波動砲についてなんですが………」

 

そう言って明石はホワイトボードに簡単な波動砲の回路を描いて向き直る。

 

「波動砲の内部回路は基本的にこのような構造になっております。これは基本的に艦娘のものもR戦闘機も同じです」

「それがどうかしたの?」

 

「この回路のパーツにはリミッターも含まれているんです。波動砲にエネルギーを収束させすぎる事態を防ぐ為のリミッターです」

 

「エネルギーを収束させすぎる?それってどういう事なんですか?何か問題なんですか?」

 

「波動砲に使っているエネルギーは本来であればとても危険なエネルギーです。それを収束させすぎると、強大すぎて制御を離れた波動エネルギーが大爆発を起こしかねません」

 

「具体的にはどんなレベルの爆発が起きるんだ?」

 

「………艦娘用で工廠が8割吹き飛ぶんじゃないですかね?」

 

「まさかとは思うが………それを使う気か?」

 

「使っていいんですか!?」

 

そんな訳あるか!と全員からぶん殴られる明石。やや理不尽である。

 

「確かにバイドは殲滅すべきだが物騒にも程がある。最終手段だ最終手段」

 

「ですよねー。まあ、私の狙いは違うんですけど。リミッターを解除することでエネルギーを貯めて強烈な波動弾を発射することです」

 

「………威力は?」

 

「外壁ごと内部も吹き飛ばしてしまう可能性もありますが、威力は爆発させるよりは低いかと。まあ吹き飛んで1割ってところじゃないですかね?」

 

「1割、か………それなら悪くはないが。リミッターを解除することでデメリットはないのか?」

 

「波動砲の回路が焼ききれて使い物にならなくなるかと。修復は時間はかかりますがここでもできますし、確か予備の回路が私の部屋にありましたからR-9Eに搭載する形でも可能かと」

 

「なんで回路を自室に持ち込む………まあいい。どうする、提督?」

 

「ふむ………その案を採用して、やるだけやってみるとしよう」

 

数分後、突入作戦が立案された。

リミッターを解除した波動砲を偵察機型R-9Eに搭載。

波動砲を最深部と予測されている場所に発射し、外壁を破壊。

イヨ、ヒトミと天城艦載機のエクリプスが内部に突入。

内部のバイドを撃破していくという行き当たりばったりな作戦である。

提督も本来であれば艦娘達による飽和攻撃など余裕のある手段を取りたかった。

しかし、バイドに通常の艦娘達の攻撃は通用しない。

もう少し、戦力があれば………誰しもがそう思った。

そして。

 

「こ、こちらイヨ!夜目は爆発したけど波動弾放たれたよ!だけど、波動弾は外壁に命中してない!!」

 

『えええ!?どういうことですか!?』

 

「よ、よくわからないけど………波動弾が出たあたりの空間にヒビが入ってる!!」

 

『なんだと!?明石、何が起きている!?』

 

『わ、私にだってわかりませんよ!?私にだってわからないことの一つや二つくらいはあります!』

 

その願いは。

 

「わぁっ!?ひ、ヒビから艦娘が出てきた!?でも気絶してる!?」

 

『っ、イヨ、作戦は一時中断!直ちにその艦娘を回収し作戦エリアから撤退しろ!』

 

「りょ、了解!」

 

叶うことになる………

 

「………ひどく損傷を負っているな。明石、どうだ?」

 

「見たことのない装備ですね。まあ直してみせますよ。

それにしてもこの装備どことなくR戦闘機に似ているような………あ、名前がありました」

 

 

「ヘイムダル、っていう名前ですね」

 

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