鎮守府にR-9Aが着任しました   作:あおい安室

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アルバさんが使いやすいです。フォースだけ。
波動砲は微妙。
………またセーブ忘れましたけどね!!


R-9Aとフォース

キス島撤退作戦。ゲームでは3-2である。

この3-2は初見では難しいエリアとされている。

何故ならこの海域での作戦のモチーフはキスカ島撤退作戦。駆逐艦のみで突破しなければならないのだ。

初戦には強力な戦艦等が確認される厳しい………

 

「この時のために明石でDOSEを稼いだんだからな………受け取れ!ニュークリア………カタスロフィィ!!!!」「ルーーーッ!!!???」

 

「ああ………強力な戦艦ととりまきが一撃で沈んだ………」

 

「夕立達の苦労はなんだったっぽい………?」

 

はずの海域だった。

元々戦闘機であるR-9Aは駆逐艦扱いされているが、射程と攻撃力は大和型クラスである。

おまけに。

 

「ふう………やはりフォースがあると楽だな」

 

R戦闘機の波動砲と対をなす兵器、フォースがあるのだ。

先ほど使用されたニュークリアカタストロフィーもフォースの装備の一つである。

 

「まあ艦隊の枠を一つ取るけど十分強い兵器ですよね」

 

「というか自由自在に動き過ぎっぽい」

 

「それがフォースだからな。皆の盾としても使えるんだ、悪くは無いだろう?」

 

「悪くはないけど………うーん」

 

「さあ、悩んでいる暇はないぞ!ただちに友軍の救援に向かうぞ!」

 

「「「「了解!」」」」

 

その数時間後。R-9A旗艦の部隊は無事友軍を救出、鎮守府に帰投した。

 

 

 

「そうか、無事作戦成功か。ご苦労だった………それで、アール。フォースとやらの調子はどうだったんだ?」

 

「上々だな………といいたいが。何かが変だ」

 

作戦終了後のR-9Aが向かったのは執務室。そこには提督がいた。

 

「変とは?まさか明石のやつが改造していたのか?」

 

「かもしれないな。あのフォースは私が知っているようで私の知らないフォースなんだ。性質が違う箇所が多い」

 

そういって彼女はノートを取り出す。

R-9Aは人の体を手に入れて以来、自分が戦闘機だった頃の記憶や、艦娘と触れ合って得たこの世界の情報をメモしているのだ。

開いたページには彼女がかつて使用していたフォース、通称『スタンダート・フォース』のイラストと情報が記されていた。

 

「ほう。おまえ意外と絵がうまいんだな」

 

「まあな。ナガトの趣味だったからかもしれん」

 

「うちの長門は訓練が趣味みたいなもんだけどな………『フォースとは。バイド素子から取り出した純エネルギーを球状に形成した上でコントロールロッドを打ち込んで制御し、収束させたもの。敵の弾を消すシールドの役目も果たし、フォースのエネルギーをR戦闘機のコンバーターを使用し、変換加工したものにベクトルを与えるとレーザーとして放出する性質を持つ』………訳が分からんぞ」

 

「だろうな。わかりやすく言うならば『敵であるバイドを改造した兵器』だ」

 

「おい、ちょっと待て。バイドって確かヤバい兵器じゃなかったか?そんなもの使って大丈夫なのか?」

 

「大丈夫じゃないかもな。私の制作過程で作られたR-7はフォースの暴走に巻き込まれてパイロットごと消滅した」

 

「ならどうして未だに運用しているんだ?反対意見も出るだろう?」

 

「強力だからさ。このフォースがなければ今の私はいなかったともいえる。人類はフォースに救われてきたんだ。それにフォースがあってもバイドが危険なことに代わりはない。あまりバイドが人類に攻撃を仕掛けていなかった、あるいは滅んだらそんな連中が集まって反乱を起こしたかもな」

 

「恐ろしいことを言うな。しかし、皮肉だな。バイドに危機にさらされた人類がフォース、つまりバイドに救われるなんてな」

 

「それは言えてるな………話を戻す。このフォースとこの鎮守府にあるフォースははっきり言って別物だ」

 

彼女はとなりのページを開く。そこにはいくつかの情報が書かれていた。

 

「まずは耐久性、いわばヒットポイントが存在することだ」

 

「いや、それは当然だろう」

 

「私の世界のフォースにそんなものは無い。無敵だ」

 

「ふぁっ!?」

 

「次に、レーザーの切り替え機能がある。私の世界のフォースには切り替え機能が無かった」

 

「お、おう………レーザーの性質をよく知らないから何とも言えないが別に良いんじゃないか?」

 

「最後は、フォースからバイドが検出されないことだ」

 

「?測定機能がおまえにはあったのか?」

 

「簡易的だがな。それによるとフォースのバイド係数は0。どうなっているんだか………」

 

「………まとめよう。現状ではバイドとやらがフォースから検出されないため運用していてバイドが発生する危険は無い。かといって安全とは言い切れないが、強力な兵器である、ということだな?」

 

「ああ」

 

「やれやれ………この鎮守府はどうなっていくのか」

 

これからの苦労を思って提督はうなだれた。R-9Aもそれに同じだった。

だが、彼らはまだ知ることは無い。

………いずれ、この基地に大量のR戦闘機、そして。

 

バイドが現れることを。

 

まだ、知らない。




シリアスっぽくなったけどバイドが出るのはずーっと先です、たぶん。
次回からはR-9A以外のR戦闘機が出る予定。
お楽しみに。
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