平塚「失礼するぞ」
そう言って平塚先生が扉を開けると、そこに居たのはボッチの俺でも知っているくらい有名なやつだった
雪ノ下「平塚先生、入る時はノックをしてからと言いましたよね」
平塚「はは、悪い悪い。」
雪ノ下「はぁ……」
こめかみを抑えるようにしてため息を吐く彼女は、雪ノ下 雪乃。この総武高校では、かなりの有名人だった。なぜなら彼女は、品行方正。才色兼備。頭脳明快エトセトラ、エトセトラ……といった具合に完璧超人らしいのだ
……らしいというのは俺が直接聞いたのではなく、教室で寝ようとしたら聞こえただけだからである。べ、別に聞こえたから聞いただけだもんね!教えてくれる友達が居ないから聞いたとかじゃないんだからね!……なんか悲しくなってきたわ
そんな彼女ではあるが3年生には何でも知っている先輩がいるらしいのだ。これは平塚先生から教えて貰ったのだが、その人はテストでケアレスミスをしてみたいと言っていたそうな。それはもう全学生に対する喧嘩を売ってるようなんもんだよな
何だっけその先輩の名前?たしか、春川?違う。たしかはねk
雪ノ下「それで先生、そこにヌベッーとした顔で突っ立っている死んだ目の彼は2年F組の比企谷くんですよね」
俺の思考を遮るようにして、雪ノ下が言葉を発した。しかしこれは驚いた。あの雪ノ下雪乃が俺なんかの名前を知っているとは。もしかして俺に恋してたりする?そんで勝手に浮かれて告ってフラれるんだろうな。……フラれるの確定なんだ。いや、別に期待してないけども
雪ノ下「貴方有名だからね。まぁどんな意味でかは貴方の為に言わないでおくけど」
それ事実上の有罪判決じゃないですかー。なに俺そんなに有名なの?確かに遅刻とか多いけど
このまま驚かさせれるのも癪なので少しばかり反撃することにした
八幡「そういうお前は2年J組の雪ノ下雪乃だな」
若干ジョ〇ョ立ちの様に立ちながら俺はそんな言葉を吐いてみた
するとそこには気持ち悪そうな顔をした雪ノ下と、キラキラとした少年の顔をした平塚先生がいた
……平塚先生はほっとこう
雪ノ下「貴方何を自慢げに言っているの?気持ち悪い。私は貴方と違って可愛いから知られていても別に驚かないわ。気持ち悪い」
おい、アイツ2回も気持ち悪いって言ったぞ。2回も。何?大事なことだから二度繰り返したの?ドンだけ俺のメンタル削りに来てんだよ。あとアイツさらっと自分の事可愛いって言い切りやがったぞ。あっ、察したわ
雪ノ下「なぜ私を慰めるような目で見ているのかしら?変態谷くん?」
ボッチはボッチを引きつけるってな。何それ、やっぱりジ〇ジョなの?んでもってコイツなかなかの毒舌だな。ここに少しでもデレ要素が有ればツンデレで通せるかも知れんが、これじゃツンデレというよりツンドラだな、ツンドラ。
雪ノ下「何か失礼なことを考えてないかしら」
雪ノ下がこちらを見ながらそう言ってきた。お前はエスパーかなんかか
平塚「うむ、仲が良さそうでよろしいっ」
雪ノ下「どう見たらそう思えるのですか……」
その通り。というか早く用があるならして欲しい。金髪幼女にミスドでゴールデンチョコレートを買う約束をしていたの忘れていたからな
平塚「比企谷。お前をこの部活に強制入部させる。詳しい内容なんかは雪ノ下に聞け。私はまだ仕事があるのでこれで失礼するぞ」
そう言うと平塚先生は教室から出ていった。その教室に残ったのは強制入部を聞かされて無く、驚きのあまり口が半開きの俺と、嫌そうに頭を抱える雪ノ下だけだった。
遅くなってしまい、すいません。
設定の方を少し書き加えました
あとUAが増えてて嬉しかったです!こんな小説にお気に入りをして下さる方がいてびっくりしましたw