魔法科高校の電脳少女   作:零崎妖識

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そう、もう同じようにちゃちな「理想」がインプットして


出会い

真由美が降りてきたのは、生徒会室をもうすぐ閉めると言う連絡のためだった。ついでに達也たちの様子を見に来たのだが、ついでの方がメインになっているのはご愛嬌。

入学式と言う一大イベントが終わったばかりで、色々と忙しかったのがようやくひと段落ついたらしい。「じゃあ、お先にね」と手を振り、真由美は生徒会室へ戻っていった。

次の日からは、各クラブの新入生獲得合戦で騒がしくなり、風紀委員の出番も増えると摩利が言い、この日はこれで切り上げになった。

情報システムのセキュリティうんぬんをエネがぱっぱと終わらせ、シャットダウンを済ませたところで、二人の男子生徒が委員会本部に入ってきた。

「ハヨースッ」

「オハヨーございまス!」

二人の威勢のいい掛け声が部屋に響く。

「おっ、姐さん、いらしたんですかい」

片方が「姐さん」と言った瞬間、摩利が無表情になりノートを丸めるのをエネは目撃した。どうやら地雷を踏んだらしい短髪むきむきの、ねじれ鉢巻が似合いそうな生徒に摩利は気配なく近づくと、

スパァン!

と、小気味いい音と共にノートを一閃。

「姐さんと呼ぶな!何度言ったらわかるんだ、鋼太郎!」

「そんなにポンポン叩かねえでくださいよ」

もう一人の、ごつくない、普通の体型の男子が見回りの報告をする。直立不動で。

(……皆さん、キャラ濃いですねー)

エネは自分のことを棚に上げ、そんなことを思っていた。

 

 

「ところでそいつは?新入りですかい?」

鋼太郎、と呼ばれた男子は達也を見て言った。

「ああ。お前の言う通り新人だ。一年E組の司波達也。生徒会枠でうちに入ることになった。あと、そいつのケータイの中にも新入りがいるな」

「へぇ……紋無しですかい……って、ケータイの中?」

「辰巳先輩、その表現は、禁止用語に抵触するおそれがあります!……委員長、ケータイの中、とは?」

不思議そうな顔をする二人に摩利は、

「そのままの意味さ。達也くんのケータイの中に、人と全く変わらない人工知能みたいな何かがいるのさ。なぁ、エネ?」

『はいはーい!呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!スーパープリティー電脳ガールエネちゃんです!』

二人の前の端末の電源が入り、ジャンプのモーションをしているエネが表示される。

「こいつは……」

「どうなってるんですかね……?」

不思議そうにエネを見る二人。エネはまじまじと見られるのが恥ずかしいのかくねくねと身を捩らせていた。

「へぇ……面白い。ところで委員長、服部が負けたって噂が流れてきたんですが……本当ですかい?」

「ああ、本当だ」

あの試合がもう噂になっているのか、と達也は驚いていたが、エネがディスプレイの中で『イェイッ!』と親指を立てているのを見て、後でお仕置きだな、と心の中にメモした。

「そいつに負けたってことですかい。そりゃあ心強ぇ」

「逸材ですね、委員長」

二人の達也を見る目は一瞬で変わっていた。冷やかしの目から、期待するような目へと。

摩利曰く、生徒会枠と部活連枠の六人は、比較的差別意識の少ない者が選ばれているらしい。

「三-Cの辰巳鋼太郎だ。よろしくな、司波、エネ。腕の立つやつは大歓迎だぜ」

「二-Dの沢木碧だ。君を歓迎するよ、司波君、エネさん」

達也が沢木の手を握ると、沢木はその手を離さずに、さらに力を込めて、

「それから、自分のことは名前で呼ばないでくれ」

と言った。

「くれぐれも、名前で呼ばないでくれ給えよ」

どうやら警告のつもりらしい、と達也は思い、返礼することにした。

「心得ました」

と言うと、右手を細かく捻り、握られた手を解いた。

「ほう、大したもんじゃねえか。沢木の握力は百キロ近いってのによ」

『魔法師の筋力じゃありませんよね、それ』

エネのツッコミは、当然だろう。




Fate/GrandOrder現在状況。
現在地:第5章クリア
状況:☆5はジャンヌ・オルタ一体。☆4はメディア・リリィ、タマモキャット、キャスターエリザベート、セイバーエリザベートの四体。
セイバーの数はジル・ド・レェ、セイバーエリザベートの二体、ランサーはディルムッド、クー・フーリン・プロト、クー・フーリン、レオニダス三世の四体。アーチャーは子ギル、アーラシュの二体。
基本メンバー:ジャンヌ・オルタ、タマモキャット、フレンド鯖、メディア・リリィ、メドゥーサ、静謐のハサン。

……なんで五章クリアできたのだろうか。☆5よせめてもう一人(できればジャックちゃんかドレイク姐さん)来てください。
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