魔法科高校の電脳少女   作:零崎妖識

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いつか世界をその目で好きになる様に。

カゲプロ小説を買いあさってる。本編三巻までと、アンソロジー二冊、ウォッチャーズ二冊。


見つかった

九重寺から帰宅し、着替えて学校へ。

満員電車と言う概念はとうに払拭され、中央管理されたキャビネットでの移動となる。

『つまり、私なら自由自在に操れるんですよねー』

「絶対にやるなよ、エネ」

なんて、バカバカしい会話をする二人。

「お兄様、じつは……」

「ああ、親父たちがお前に電話してきたんだろ?エネから聞いたよ」

「ええ。それで、やはりお兄様には……」

『大丈夫ですよ。電話はしてきませんでしたけど、彼女からメール来ましたし。それに、私が株を売っぱらいましたからね、彼らのやつ』

「ありがとう、エネ。お兄様を無視するようなお父様だなんて、そんな扱いでいいのよ」

「一応お前の親でもあるんだぞ、深雪。それに、俺は深雪やエネから祝いの言葉を貰えるだけで十分だ」

「お兄様……!」

『ご主人……!』

達也は『フォア・リーブス・テクノロジー』と言う魔法工学機器メーカーの研究員の立場でもある。彼はエネと協力してCADや新魔法を開発しているのだが、その話はまた後で。

 

 

一年E組の教室に到着した達也は、自分の席に着くと真っ先に、エネの居る端末(以下混乱を避ける為ケータイと表示)を、席の据置端末に接続した。

そのままインフォメーションをチェックし、受講登録を一気に済ませた。そして、知り合いーー柴田美月や千葉エリカ、西条レオンハルトらと喋っていた。

その間、エネは学校内の回線を自由に飛び回っていた。

『うーん、据置型CADに粗が多いですね。これじゃあ妹さんやご主人の実力が発揮できませんね。いや、そもそも魔法師の基準だと達也の能力じゃ落ちこぼれ認定しかされないか。アイツの実力は計り知れないのに……おっと、失言ですね。さて、ご主人へのお土産話になりそうなものはありませんかねー?』

エネも、普段からあんなテンションと言うわけではない。ただ、素の自分を表に出さないだけだ。まあ、『エネ』である限り、彼女の本当を達也たちが見ることは少ないだろう。

 

 

ヴー、ヴー。

「おっと」

達也がケータイを端末から取り外す。

「?

なんで携帯電話を端末に繋いでたんだ?」

「調べ物だよ。ただ、学校施設の案内をダウンロードしてたんだ」

「へぇ。ところでさ、司波くん、ホーム画面で動いてるコレ、何?」

「ん?

……ただのプログラムだ。ウィルスとかじゃない」

『ご主人!ただのプログラムじゃありませんよ!スーパープリティー電脳ガールエネちゃんがプログラムだとでも!?』

「おい、こら!」

「……達也」

「説明を」

「お願いしますね?」

「……仕方がない、か」




ここで見せないとエネちゃんが関わりづらくなっていく。

前書き一行目には、その回に合ってそうなカゲプロ楽曲の歌詞(一部)を。追憶編のは思い浮かぶ。入学編のが思い浮かばねぇ……!

あ、ところで、本文に出てきた「彼女」は魔法科の原作登場人物ですが、誰かわかりますかね?
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