モーレツ銀河海賊   作:ノナノナ

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第40話

 ガーネットAステラスレイヤー・プラントの前には、戦艦五、巡洋艦一二隻が展開していた。これが本来の直衛艦隊だ。ロキュータス級電子戦艦とマラコット級大型戦艦、タルボット級戦艦が三。一二隻の巡洋艦はすべてデアフリンゲ級機動巡洋艦という対艦戦闘専門の新鋭艦で揃えて来ている。二〇〇隻から比べれば僅か一七隻だが、強襲を目的とした戦艦から足の速い破壊工作船まで対応できる極めて強力な陣容だ。

 いまオデットを指揮する船長はチアキ・クリハラ。海賊船なので当然、お仕事の衣装(海賊服)を着ている。黒地をベースにしたゆったりした厚手のコートにカリビアンな海賊帽という出で立ちは、流れるような黒髪の彼女によく似合っている。父親が見たら感涙ものだ。

 「所定位置に就きました。これからオデットは潜航艇を降下させます。」

 手短にチアキが僚艦の弁天丸とバルバルーサに伝える。

 『オーケー、チアキちゃん』

 『こっちはいつでも行ける。お前の指揮で動けるなんて嬉しいよ。しかし、声だけってえのは、ちと素気無いんじゃないか』

 船長同士の通信に出なくてはいけないのだが、バルバルーサとの交信にはずっとサウンド・オンリーを通している。

 「今更、娘の顔拝んでどーする。それと茉莉香、ちゃんじゃない。通信終わり!!」

 ステラスレイヤー突入を前に、オデットの格納庫では小型艇の発進準備が行われていた。

 「彼方さん、気を付けて」

 ヒルデがヘルメット越しに特徴的な球体を持つ潜航艇を心配している。

 『ああ、行って来るよ。これが成功したら、僕の理論を証明することにもなるし』

 インカムから少年の声。

 「そんな実験のことより、危険を感じたらすぐに浮上するように!」

 『解ってる。何回も潜ってるんだ、危険は無いよ』

 「でも、重力操作で宙域は荒れているから…」

 『だからこそ潜るのさ――』

ちなみに二人の会話は、ここに居る船外活動中のクルーにもモニターしているブリッジにもまる聞こえである。

 その初々しい会話に、女子校のお姉さんたちから失笑が漏れている。二人は人前では顔を真っ赤にして否定しているが、関係まる解りだ。

 彼方少年が乗る超深々度亜空間潜航艇アドヴァジーレは、格納庫を離れ宇宙空間に出る。格納庫の扉が閉まって行くあいだも、ずっと潜航艇を見つめているヒルデ。

 アドヴァジーレはオデットから距離を取ると、小さなプレドライブの輝跡を残して亜空間に降りて行った。

 オブザーバー席にはジェニー・ドリトル。大人っぽいタイトなスーツに白鳳時代のパーカーを重ね着している。そこは、電子戦席に巣を掛けているリンも一緒だ。

 いつもはオブザーバーを兼ねた通信担当にグリューエルが就いているのだが、今その席に居るのはグリュンヒルデ。グリューエルはレーダー・センサーに回っている。

 その理由は、いま亜空に潜っている無限彼方と交信するためだ。思い詰めたような顔の妹に、さりげなく姉が席を譲ったのだ。

 これから亜空間の通常空間、浸航層、潜航層、中間層、深層、深々層と、幾層にも重なった亜空間を潜り亜空の深淵へと向かう。目指すはXポイント。Xポイントは、無限少年がこれまで見つけた地点は、ハーベック・オダ彗星などどれも荒れた宙域である。これがXポイントを見つけにくくしている原因でもあるのだが、無限少年は荒れた宙域にXポイントがあるのではなく、宙域の騒擾がXポイントを見つけ易くしていると考えた。Xポイントは亜空間のどこの底にもあるが、凪いだ亜空では亜空間層が固く安定していて深く沈みこんでいる。それが宙域が荒れることで亜空間が撹拌され、Xポイントが浮かび上がって来る。それでも充分深々度なのだが。

 いま、この宙域は重力操作で空間が掻き回され荒れた状態にある。人工的に造られた荒海だ。ここを潜ってXポイントが発見できれば、彼の推論は証明される。そして今回のミッションではXポイントが重要なのだ。

 「アドヴァジーレ聞こえますか?」

 少しの間を置いて返事が来た。

 『感度良好。亜空は予想通りうねっている。しかし操縦には支障ないよ。いつもの潜航と同じだ』

 順調に潜航を続けていることを聞き、チアキはクルーに言った。

 「じゃあ行くわよ。サーシャ、展帆!」

 直衛艦隊を目前にして、あえて的が大きくなる行動を取るオデット。しかし太陽帆が展開すれば電子戦の精度も上がる。電子戦担当リンの出番だ。

 「電子妨害、目いっぱい行くよー」

 オデットが帆を拡げたのを見て、弁天丸とバルバルーサは先行を開始する。オデットは機関推進を使わず帆船航行で、ゆっくりと後を追う。

 「ヤヨイ、重力推進システム」

 「出力安定。太陽帆の方にも重力波行けます」

 これから太陽帆船が重火器の攻撃に向かって突っ込んでいく。無謀としか言いようのない行為。第五艦隊の防衛線なら御目こぼしもあっただろうが、露骨に本丸を衝こうとする敵に手加減はない。向かって来る海賊船にエネルギー・ビーム派が十重二十重とやって来る。幾つかはオデットに当たっているが、華奢な太陽帆船でも支障なく航行を続けている。ただし、直撃は避けているが。

 「リーゼ、Xポイントの方はどう?」

 戦況を見つつチアキが通信席に訊いた。

 「まだのようです。通信も段々遅くなっていて…」

 途切れはしないが、ワンテンポづつ遅れて届く彼方の声がもどかしい。

 『深度一〇〇〇…中間層を通過…。……深度五〇〇〇…深々層……』

 「――まだ掛かるようね。」

 オブザーバー席のジェニーの呟きにチアキが注意を向ける。

「アイ、操舵細かく。そろそろミサイルも目いっぱい来るわよ!」

重力波シールドにビーム攻撃の効果が薄いことは、帝国艦隊側も知っている。これは敵の進行を規制する牽制攻撃なのだ。重力波シールドに有効なのは、あくまで実体弾。猛烈なミサイル群が続いて飛んで来る。

 それをアイが跳躍で躱す。着弾する寸前に、向かって来る複数の弾道を読んで時空跳躍を刻むのだ。相手のレーダー・センサーには、オデットの機影がジグザグでなく小刻みにぶれて、振動して飛んでいるように映っているだろう。アイの操舵術もさることながら、リンのサポートと自動化された重力推進システムに依るところが大きい。グランドクロスでは見られなかった重力推進の使い方だ。同様の動きは他の二隻の海賊船も見せている。

 直衛艦隊はリポートになかったその挙動に当惑した。散開しつつミサイルの弾道を交叉させるよう動きを取る。しかし、二〇〇隻と違って飽和攻撃が取れない。

 『よし、隙が出来た。艦隊はこっちで引き付ける。オデットはステラスレイヤーに向え!』

 ケンジョー・クリハラからの下知。

 『リーゼちゃん。コマンド宜しく!』

 弁天丸の茉莉香から通信。

 しかし通信席から船長への復唱がない。

 「三〇秒経過。ああ、彼方さんからの通信がない……」

 他からの通信そっちのけで、潜航艇からの声に全神経を向けているヒルデ。見かねてチアキが窘める。

 「あのね、心配なのは解るけど、深々度の亜空間なのよ。超光速通信でも届くのに一分は掛かるから。それと、一応戦闘中なんだから」

 そんなチアキの苦言も耳に入っていない。いつものクール・アンド・ニヒルな第八皇女は何処行った――。

 『…深度一五〇〇〇を突破…潜航限界深度に到達。アドヴァジーレ通常形態に……』

 入って来た無限少年の声に、パッと顔がほころぶヒルデ。そんな様子に、こりゃ駄目だ、とチアキはこめかみを押さえた。

 帆船航行中のオデットは遅い。這っているように遅い。それを置いてきぼりにして突出して来た二隻の海賊船に、直衛艦隊は気を取られた。

あまつさえ向かって来る海賊船は、派手にビーム砲を撃って来る。直衛艦隊も重力推進を装備しておりビーム砲は効かない。しかも最新鋭の戦闘艦だ、装甲も厚く直撃を喰らってもびくともしない。それが解っていても、これまでの戦闘のセオリー通りに動いてしまう。艦隊を二手に分けて、その二隻に向かって行ってしまった。――オデットに対してステラスレイヤーはがら空きになっていた。

 

 「やっぱ、長年の経験ってやつを切り替えるの、大変ねー。攻撃してくる方に目が行っちゃう」

 「え、そういうものなの?」

 ミーサの言葉に茉莉香が振り向いた。

 「船長は日も浅いから気が付かないだろうが、古参になればなるほど思考が固くなる。マニュアルに縛られ自由がきかない。軍隊ともなれば尚更だ、元々自由裁量が許される組織ではない」

 「まあ、そのお陰で、俺らは船長に振り回されっぱなしだけど」

 シュニッツアとケインが付け加える。言外に新米船長って言われている。

 「まあそのマニュアルって奴も、まだ頭に入ってませんので…」

 照れ隠しに頭を掻く茉莉香。

 「マニュアルなんて頼るものじゃないのよ。単なる参考に過ぎないんだから。新しい海賊は新しい戦い方をすればいいだけ」

 ミーサが気にしないという風に手を振る。

 「その方が面白いしな」

 「見えない方が先が楽しみ」

 「他の海賊たちも、絶対面白がってるな」

 笑いながら頷く百目やルカに三代目。

 「でも俺たち、これって帝国艦隊に、新しい推進システムでの戦い方をレクチャーしてる事になりはしないか?」

 チャブを使っての欺瞞、艦隊戦に向かないゲリラ的戦闘スタイル、外連味を使わない小刻みな重力推進の使い方、グランドクロスの戦闘データだけでは決して得られない実戦経験。それらを三代目は思い返して疑問に思った。

 「そうよ。だって実戦経験あるの、私たち植民星海賊だけだもの」

 それをあっさりとミーサが認める。しかし戦術は戦う者にとっては財産、何よりも大切なもののはずだ。

 「手の内晒すって…誰得だよ。相手に塩を送るようなもんだぜ」

 「だから手の内を晒すの。誰も得しない、最新の推進システムも絶対じゃないって解らせるために」

 ミーサに頷きながら茉莉香が付け加えた。

 「だって宇宙大学の注文が、ステラスレイヤーの破壊と技術の無効化だもん。ステラスレイヤーは超次元宇宙論と重力操作が不可分でしょ。プラントをただ破壊するだけじゃ駄目、こんなすんごい兵器技術持ってるんだぞーっていう考えをペシャンコにしなくっちゃ!」

 だから、あえて相手もこちらも無傷で済むようにやっている。私たち海賊は、普段は営業の海賊だなんて言われているけれど、帝国艦隊も辺境星系連合もやっていることは演習、所詮戦争ごっこと同じなんだと。

 「じゃあ、チャチャと済ませましょ。このあと辺境星系連合もお相手しなきゃなんないし」

 はよ次と言わんばかりに手を送る。

 「そんじゃ、スコアを稼がせてもらいますか。」

 「バルバルーサに負けるわけにはいかない」

 「あ、重力推進で宙域掻き回すの忘れないでね」

 通常推進でも十分やっちゃいそうなクルー達に、茉莉香が慌てて注文を出す。

 縦横無尽に宙域を駆け巡る弁天丸とバルバルーサは、全艦に模擬弾の命中マーキングを叩き込んだ。

 

 深度三〇〇〇〇、間もなく亜空の深淵に近い。深々層上部まで見られた通常空間からの重力震の影響もなく、あたりは静まり返っている。恐らく銀河系誕生の頃から変わっていない静寂の世界。

 ぼんやりと揺らぐ底に、小さくバツ印が見えて来る。無限彼方には見慣れた光景、Xポイントだ。

 「あった。思った通りだった…。」

 少年は父と共に荒れた宙域を彷徨い、亜空を潜った幼い日々を思い返していた。友達と遊ぶこともなく、そもそも友達というものが無かった少年時代。それが当たり前だと思っていた。父を失い、初めて学校というものに通って、友達同士で遊んでいる周囲の少年たちがあまりにも自分と違っていることに衝撃を受け、自分は父親の都合に振り回されて来ただけだったと思った。ただの道具にされたと父を恨んだ。

 それが、茉莉香さんやヒルデ、白鳳のみんなと出会った事で違うんだと気付いた。

 茉莉香さんは生まれてから父というものを知らない。ヒルデにも父親が居ない。ヒルデや姉のグリューエルは、自分たちは国家の都合で生み出された命だと言う。またそのように幼い時から育てられて来たと。でも振り回されてなんかいない。自分で考え決断し行動している。

 決断は、自分が選んだベスト。

 父さんが見つけたもの、自分の幼年期を犠牲にさせてきたもの、父さんが見たかったもの、いや父さんが自分に見せたかったもの。それを確かめたい気持ちを、あの言葉が背中を押してくれた。――そして、Xポイントを解放した。

 あの時、自分の幼年期は終わった。

 「…父さん。」

 そしていま、自分はXポイントの可能性を見たくてここに居る。

 『オデット、こちらアドヴァジーレ。Xポイントを発見した。これから最終形態に移行し、作業を開始する。』

 すーっと息を吐いて、フリントをキーボックスに格納する。

 多元モニターに現れる最終確認。

 『進みゆく魂。Trigger you have?』

 それに応える彼方少年。

 「Trigger I have!」

『意思を確認。フリントシステム起動、アームドリル作動開始。』

 アドヴァジーレはロボット形態になり、腕が高速で回り出す。亜空間の地殻に相当する境界面にある亀裂、その形状からXポイントと呼ばれる断層を励起させ、膨大なエネルギーを解放させる。一気に解放させると銀河系全体に影響を及ぼし、亜空間ハイウェイを生み出す。人と物の往来を盛んにさせる新たな道が出来る。これは自分が行ったが、本来は父の功績だ。

 そして今回、無限少年がやろうとしているのは、人工的に生み出したXポイントでエネルギーを調節利用しようというもの。成功すれば、恒星や転換炉システムに頼らない無限のエネルギーを手にすることが出来る。

 『オデットⅡ世、この通信回線をアドヴァジーレのアームに切り替えます。上手くいけば、行けます。いったん通信は終了します』

 そう言って、通信を切り替える前に無限少年は付け加えた。

 『ヒルデ。命綱無しでも、ちゃんと戻って来るから。』

 そしてアドヴァジーレとオデットの通信は切れた。

 「行くよ、アドヴァジーレ」

 無限少年は、レバーを引いて上腕をアドヴァジーレから切り離し、アームドリルはXポイントの亀裂めがけて降下していった。オデットとの超光速回線の糸を引きながら。

 

 プラントはそれ自体が要塞化され、自動で攻撃してくる。

 一二〇年前は黒鳥号が盾となりプラントに突入した。しかし今回はオデットただ一隻。

 しかしいまのオデットⅡ世=白鳥号には、黒鳥号に代わる盾がある。

 「さっすがプラント要塞だね。弾幕密度が半端ない」

 艦隊並みの斉射がオデット一隻に向かって撃って来る。リンは電子戦で対抗しているが、ミサイルの飽和攻撃を避け切れるものではない。

 「そろそろ苦しいわね。アンテナ帆がダメージ受ける訳にもいかないし。どう? 有効距離?」

 「充分行けます。攻撃してくる要塞を敵と認識しています」

 同じく電子戦席にいるリーゼから返事が来る。彼女のモニターには、私掠船免状が開いている。

 「帝国艦隊でも、皇女に歯向かう者は敵って訳ね」

 アンダーリムの眼鏡からニヤリと目が光る。

 「リーゼちゃん。コマンド宜しく!」

 チアキからちゃん付けで呼ばれて、なんが違和感を感じつつコマンドを打つリーゼ。正統皇統だけに伝わるコマンドだ。

 その途端、要塞からの攻撃がぴたりと止んだ。攻撃だけではない、プラントのすべての機能が停止している。弁天丸の時と同じブラックアウトだ。

 「うひょー、皇室家の『お黙り!』だ。効果抜群!」

 リンが目を見開く。

 プラントが沈黙したのを見て、弁天丸とバルバルーサが挟撃体制で突っ込んでくる。

 そしてミサイル攻撃。

 が、プラントは爆発しない。これも模擬弾だった。

プラントが攻撃されたのを見て、直衛艦隊も急速反転し駆けつけるが、これも皇室家の『お黙り!』で機能停止させられてしまう。これから起きることを、ただ黙って見ているしかない。

肝心の第五艦隊は、海賊船団との戦闘で体勢を整えようと第一線を離れ、ステラスレイヤー・プラントから距離が出来てしまっている。まんまと誘き寄せられてしまった。

 「プラントを精密サーチ。生体反応がないか確かめて」

 「生命反応なし。」

 「弁天丸、バルバルーサからも、生体反応は見られないとのことです」

レーダー・センサー担当のウルスラとナタリアからの報告。

 「完全に自動化されてるって訳ね。」

巨大なエネルギー波を送信するシステムなため、危険を避けてプラントは無人化されている。コントロールはロキュータス級電子戦艦で行うようだ。その電子戦艦のユーザー権をもぎ取ってプラントはオデットの手中にある。

 彼方少年が放ったアームドリルが、Xポイントに到達すると、オデットの重力推進システムのゲージが振り切った。そして超次元転送機関に火が入る。タニアでオデットの船首に取り付けられた単結晶衝角だ。

 「来ました。成功です。システム・オールクリア!」

 悲鳴に近いヒルデからの報告に、チアキはほっと息をついた。

 「ぎりぎりセーフね。これより突入を敢行する!」

 丸裸となったプラント正面にオデットが進み出る。

 「ハラマキ、ちゃんと質量計算と座標を間違えないでね。それと、くれぐれも変なスイッチは押さないように!」

チアキが火器管制の原田真希に念を押す。

 「解ってるよチアキちゃん。座標ガーネットA宙域0・0・0地点。質量ステラスレイヤー・プラントに設定。いつでもO・Kよ。」

ちゃん付けで指で丸を作るハラマキに、チアキの眉目が上がる。

 「て・ん・そ・う!!!」

チアキの掛け声と共に、オデットの太陽帆が輝き出し、光は船首に集中して、眩いエネルギーの光線がステラスレイヤー・プラントに放たれた。

光線が当たったステラスレイヤー・プラントは、全体が白く輝き、光芒の中で輪郭を薄れさせ、やがて光の弱まりに吸い込まれるように、恒星軌道上から姿を消した。

ステラスレイヤー・プラントは、単結晶もろともガーネットA星の中心に転送されて消えた。

プラントは恒星の重力で潰れ、核融合の熱で原子レベルにまで分解される。単結晶は残っているだろうが、まあ恒星に沈んだものを引き上げるのは困難だろう。

 

 

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