MRRPG 〜最強ゲーマーはゲーム嫌い?〜   作:永夜月ももん

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今日中に20話くらいまで投稿したいと思います
(`・ω・´)頑張ります

(とか言っておきながら、17話までしか投稿できなかったのです。申し訳ありません)


第7話

『まあまあ良い収穫だったな』

 

『そうですね! 回復アイテムゲットです!』

 

宝箱を開けたら、SPポーション(レア度D)を手に入れられた。SPポーションは、その名の通りSPを回復するために使うので、持っといて損はないだろう。(まあ、同じの何千個も持ってるがな)

 

『えっと、イリスィナはギルドに入ってる?』

 

『いえ、入っていません。アキラ様は入っていますか?』

 

『一応な。入るか?』

 

『是非!』

 

 

--- メインメニュー ---

○ギルド

 

イリスィナをギルドに勧誘。

 

イリスィナがギルドに参加しました!

 

 

『おお! ギルドです! 有り難う御座います!』

 

『いえいえ』

 

そうだ、晃咲(みつさ)にフレンド申請しとかないと。すっかり忘れてた。

あ、拒否られるかな?

 

 

--- メインメニュー ---

○フレンド

 

mitusa0811にフレンド申請しました!

 

 

さて、いつ許可してくれるか、拒否してくるか分からないからな。気長に待と

 

 

mitusa0811がフレンドになりました!

 

 

早っ。

拒否しなかったんだな。

 

 

【メッセージ受信】

『兄さんより早くダンジョンクリアして見返してあげますよ』

 

 

そうか。晃咲(みつさ)、頑張れよ。

 

 

【メッセージ送信】

『応援してるよ。頑張ってね』

 

 

『よし、じゃあDタウンに行くか!』

 

『御意!』

 

イリスィナと共に街に行き、宿屋に着いた。

 

『あら、早いわね。まだ7時過ぎよ?』

 

『そういうベルも早いじゃないか』

 

『そうね。というより、昨日はよくもやってくれたわね。床が移動するなんてビックリしたじゃない!』

 

『慣れたら普通だぞ?』

 

実は宿屋を出ると、自動で床が動き外に出してくれるシステムだ。戻る時はダンジョンの前でログインすると、ログアウトした宿屋まで、また自動で移動する仕組みだ。

なので、ログアウトした状態ではビル内を散策できない。(面倒な作りだ)

 

『全く、先に教えなさいよね。それより、その忍者みたいな女の子は誰なのかしら? ナンパでもしたの?』

 

『拙者はアキラ様に命を救われた、くノ一のイリスィナです! アキラ様に忠誠を誓った身ですよ!』

 

『なんか、欺欺然然(かくかくしかじか)でな』

 

『成る程ね。事情は分かったわ。私はベル。宜しくね』

 

『ベルさんですね。把握しましたぞ!』

 

『あと1人仲間がいるんだが、まだ8時になってないし、来てないかな。ん? あいつ、家に帰れないって言ってたし、宿屋にいるかもしれないな』

 

『見てこようか? フィルンの部屋なら知ってるわよ』

 

『ああ、頼む』

 

『じゃ、ちょっと行ってくるわね』

 

15分後・・・

 

『痛いです〜! 引っ張らないでくださ〜い!』

 

『フィルン捕獲したわよ。まだ寝てたわ』

 

『うぅ〜。ベルさんに叩き起こされましたよ〜』

 

『あら? 叩いてなんてないわよ? ちょっと跳び蹴りしただけじゃないの』

 

『もっとヒドイですよ〜!』

 

『フィルン。寝起きのとこ悪いが、新しい仲間のイリスィナだ。欺欺然然(かくかくしかじか)で、仲間になった』

 

『そうなんですか〜! よろしくお願いしますね〜♪スィナちゃんで大丈夫ですか〜?』

 

『はい! 大丈夫です! アキラ様もベルさんも、そうお呼びください!』

 

『オッケー。よし、これで自己紹介は済んだし、早速街の外に出てレベル上げするか?』

 

『分かったわ』

『は〜い!』

『御意!』

 

4人は街の外に出た。

 

『さて、先ずはPT戦闘のやり方を教える。普通の戦闘は大丈夫だよな?』

 

『ええ』

『大丈夫で〜す!』

『問題ありません!』

 

『よし。PT戦闘は戦略が大事になってくる。2人は職業を選べないが、レベル10を超えてからも大切なのはチームワークだな。役割分担がちゃんとできているかが重要だ』

 

『じゃあまずは、レベル10まで上げろってことね。話はそれからかしら?』

 

『そうだな。レベル10までは、とりあえずバトルしまくって経験値を稼げ! と、言いたいところだが、闇雲に戦うのは良くない。最初の方のザコを倒すコツを教えよう』

 

『コツがあるんですね〜!』

 

『まず、この辺りの敵は全体攻撃しない。だから敵をみんなで囲み、一斉に攻撃を仕掛ける。1人が狙われたら、狙われたやつだけ後ろに飛んで、攻撃を回避。狙われなかったやつらは、攻撃。その後みんな引いて、また取り囲む。これをループだな』

 

『そんなに簡単なんですか!? 流石アキラ様です!』

 

『最初だけだよ。でも、面白いように上手くいくぞ? 狙うのは単体の敵だ。それじゃあ、実践してみますかね』

 

良いタイミングで猪ような敵がやって来た。しかも1体だけだ。

 

『みんな、囲め!』

 

俺が敵の正面に立ち、後ろはスィナ。

左右にベルとフィルン。

スィナ以外は木の剣を取り出した。

(一応、俺も木の剣だ)

 

さて、誰を狙う?

ん?後ろを向いたか?

 

〈頭突き〉

 

『スィナ! (かわ)せ!』

 

『御意!』

 

モンスターは大きく頭を上げ、スィナに向かって振り下ろしたが、スィナは即座に避けた。

敵は攻撃を外した勢いで、隙ができた。

 

『今だ!』

 

『くらいなさい!』

『え〜い!』

 

ポコッ、ポコッ。

順調にダメージを与えていく。

 

『アキラ、なんで攻撃しないのよ?』

『そうですよ〜! アキラさんも攻撃しないと〜!』

 

『あ、すまん、じゃあ』

 

ドゴンッッ!!!

 

『あ』

 

『・・・』

『あわわわわ〜』

『さ、ささ、流石です』

 

『ま、まぐれだよ。あははは』

 

『へー。まぐれねー。剣を振り下ろしただけで、ドゴンはないでしょ』

 

『いや、木の剣は敵を斬るより、殴るってイメージだからな。スパッとは斬れないんだよ』

 

『私が言ってるのは、威力が強過ぎってことよ! ATKいくつなのよ、全く』

 

『でも、すごいです〜! 男の子って、力があるんですね〜!』

『これが我が主の力量。拙者、感服致しました!』

 

かなり抑えたはずなのに。まあ、仕方ないかな。

 

『取り敢えず次の戦闘は、俺抜きでやろう。すまんな』

 

 

そして、3時間程度レベル上げをした。

(ベルとフィルンはレベル12。スィナはレベル16まで上がった)

 

『よし。この辺りで休憩しようか。みんな疲れただろう?』

 

『私は平気よ。それにしても、ただの攻撃だけでも結構戦えるものなのね』

 

『はふ〜、休憩です〜。そう言われてみれば、何もスキルとか使ってませんね〜』

 

『そこはアキラ様の策であろう! SPもMPも使わずに、ここまで効率良く経験値を稼げるのだからな!』

 

『ん? 取り敢えずPTの連携を強化してただけだぞ? 一応経験値がまぁまぁ高い敵を選んで戦ってるが、効率は悪い方だよ』

 

『殴ってもいい?』

 

『いや、待て待て! ベル、意味がないわけじゃない! 何事も基礎が肝心なんだ!』

 

『それなら、まあいいわ』

 

危なかった。

 

『それじゃあ、みんなレベル10を超えてることだし、そろそろ職業選択だな』

 

『そうよ。レベル10になった時に、職業を選びたかったのに』

『私も早く回復役になりたいです〜』

 

『そうだな。取り敢えず職業を選んでみるか?』

 

『私から良いですか〜?』

 

『よし、じゃあフィルンから。フィルンは回復役になりたいんだよな?』

 

『は〜い! 回復役が良いです〜!』

 

『それじゃあ、質問するぞ? どういう風な戦闘をしながら、仲間を回復したいんだ?』

 

『え、どういうことですか〜?』

 

『回復に専念したいなら、僧侶だな。だが、他にも回復職はあるぞ?』

 

『僧侶さんだけじゃないんですか〜?』

 

『例えば、後方からの攻撃もできるし回復もできる、その上接近戦も可能な、天使。魔法での攻撃もしたいし、回復もしたいなら、神官。アイテムのみで回復させ、お店の値段交渉も可能な、商人。即効性は無いが持続的な回復ができ、毒薬なども使用できる、薬師。見方の能力を向上させながら、回復もできる、吟遊詩人。状態異常回復に特化し、体力の回復もできる、巫女。あとは、精霊を操って攻撃も回復もできる、精霊使いかな』

 

『覚えられませんよ〜!』

 

『私でも辛うじて内容が理解できるくらいだわ。フィルンにはキツイわね。同じような説明が私にも待っていると思うと、頭痛くなるわよ』

 

『どうだ?軽はずみに選べないだろ?スィナは簡単に選べたみたいだが、職業はかなり重要なんだぞ?』

 

『どうしたらいいんですか〜!?』

 

『正直に言う。後々のことを考えると、僧侶か天使にした方がいい。中級職に繋げやすく、究極職になるために役立つ』

 

『なるほど〜!それなら天使になりたいです〜!』

 

『うん、良い選択だ。じゃあ次はベルだな』

 

『私は魔法攻撃系の職業がしたいわ』

 

『んー、魔法ねー。正直に言うがな。魔法はやめといた方がいい』

 

『何でよ?』

 

『MPだよ。MP尽きたら雑魚だ。回復アイテム使ってたら金の減りが早い』

 

『それなら戦士とかだって、SP尽きたら雑魚じゃないの?』

 

『武器で攻撃するやつらは通常攻撃である程度戦えるんだよ。それにベルには、なってほしい職がある』

 

『何よ?』

 

『鞭使い』

 

『相当殺されたいらしいわね! そんなに寿命を縮めて欲しいのかしら?』

 

『いやいや、これはマジなんだって。さっきもフィルンに言っただろ? 後々のことを考えた方が良いんだよ』

 

『鞭使いが、ためになるの? 返答次第で息の根止めるわよ』

 

『信用ないなー。誰にも情報漏らすなよ? マスターした職業の組み合わせで、中級職やら上級職が解放される。魔法使いと死霊使いで、中級職の魔女(ウィッチ)。鞭使いと魔女で上級職の王女(プリンセス)になれる(他のなり方もあるが、1番手っ取り早い)。それなら、魔法使いと死霊使いを先にやればいいと思うが、鞭使いは体力と攻撃力の上昇が高い。だから早めにやっておいた方がいいんだよ』

 

『アキラって案外すごいのね』

 

案外をつけられてしまった。

まぁ、最初は信用してもらうのは無理か。

なんたって、鞭使いだもんな。仕方ない。

 

『鞭使いなんて、目をつけるやつは極僅かだろうからな。魔法使いやるやつはかなり多いと思うが、死霊使いはそこそこ少ない。魔女の職業が解放されても、鞭使いをマスターしてるやつは、数えるほどしかいないだろうな』

 

『でも王女は強いの?』

 

『結構強いぞ。それと、王女を開放すれば、貴族(中級職)が自動解放される。実は、神官(下級職)、僧侶(下級職)、司祭(中級職)をマスターしないと、司教(上級職)になれない。だが貴族の職をマスターすれば、あとは神官だけマスターすると、司教になれるんだ。んで、なぜか司教と王女をマスターすれば、女王(最上級職)が解放される。ただし、女王は絶対に鞭使いをマスターしていなければ解放されない』

 

『鞭使い、かなり重要なのね。分かったわよ。やるわよ、鞭使い』

 

『よし、2人とも見習い冒険者から転職だな! メインメニューを開いて転職を押せばいい。できるよな?』

 

『ええ』

『は〜い!』

 

 

 

ゲーム開始から2日目の昼。

ベルは鞭使い、フィルンは天使に転職した。

 

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