MRRPG 〜最強ゲーマーはゲーム嫌い?〜 作:永夜月ももん
近々、分かりやすくまとめてみようかな、と思っています。
あ、それなら今登場してるキャラ、まとめちゃった方がいいですかね。
では、あと10話くらい投稿したら、後書きにまとめてみます。
(というわけで、26話くらいの後書きで、キャラまとめます ※予定)
『うをっ!? 全員揃ってやがる! まだ10分前だぞ? みんなはえ〜もんだな〜。俺が遅れたみたいな空気じゃんかよ。ショボーン』
え、ショボーンって口で言ったよ。この人。
ヒオリのお父さんが席に着くと、部屋の奥に座っている人が話し始めた。
『これより5大王家の集会を始める。欠席者は無しだな』
『え、嘘!? アキラ!?』
ん? 何だ?
『誰か俺のこと、ってベル!?』
な、何でベルがここにいるんだ!?
これって5大王家の集会だぞ!?
『何であんたがここにいるのよ!?』
『いや、それはこっちのセリフなんだが』
『静粛にしてくれ。この集会は10分程度で終わる。終わってから話してく…』
『え!? 誰かと思ったら、えい君じゃないか!? 何でここにいるんだ!?』
『
『ぐはっ、酷いじゃないか。僕のガラスのハートが粉々にブレイクしちゃったじゃん。どうしてくれるんだよぅ!』
『え、えー君。ど、どうして』
『る、
まさか
『ぇぇ!? アキラさん! 3人も、ぉ知り合ぃ何ですか!?』
『くだらない茶番劇に付き合う暇はない。やるなら集会が終わってからやってくれと言っているだろ。全く、俺は早くゲームに戻りたいんだ』
『『『 すみません 』』』
いや、理由ゲームって。まじですか。
『まぁいい。MRRPGのサービスは無事に開始された。目立った問題は無く、順調に・・・』
いやー、いきなり予想してない知り合いが現れるとはな。
それよりも、ベルだな。あいつ5大王家と関係があったのか。一体何者なんだ?
『以上だ。今回の集会は意見や質問、その他ある者がいなければ、終了とする。何もないな?』
『はいはい! 二王頭
『耐えろ。じゃあ解散』
『冷てーなー。
ガタブル、口で言うなや。
『さてと、じゃあ話を聞かせてもらうかねー。娘の婚約者君?』
さっき思いっきりアキラって呼ばれたし、アキラじゃないと怪しまれるかな。
『お初にお目にかかります。明日葉アキラと申します。娘さんとは』
『アキラ! 何でこんな所にいるのか答えなさい!』
『えい君! 僕も聞きたいね。何で5大王家の集会に参加してるんだい?』
『え、えー君』
『アキラさん。収拾が付かなぃですぅ』
『おいおい、ちゅと静まれよ。アキラ君の説明を聞こうジャマイカ』
『みんな、寒いと思っても言うなよ。ジャマイカは温暖な気候だとか言うと思うから』
『ギクッ!? バレてたか! アキラ君やるねー。聞こうと気候を掛けたハイセンスなギャグに気付いて、事前に阻止するなんて!』
ハイセンスなのか。
ものすごく低レベルだと思ったんだが。
『じゃあ説明しますね』
『おぅ、まぃ、がっ! 無視も上手いねー、アキラ君』
正直このテンションはウザいな。
まるで
『まず、二王頭家の
『三王寺家よ。
『この2人と、
『なるほど! ユアフレンドか! 俺はダチが少ないから
そのキャラじゃな。無理もない。
『それと、説明がややこしくなってしまうから、美月と流瑠梨はあとでもいいか?』
『ええ。分かったわ』
『うん』
『って、僕を忘れてないか!? 1人だけ
『あー、お前にも一応説明するから、ちょっと静かにしてくれ』
『一応!?』
『では、この
『はい。では取り敢えず場所を変えましょう。みんなすまん。少し待っててくれ』
『ええ』
『待っとくよ』
『・・・えー君』
『あ、我が娘よ、ちょっとここで待っててくれ』
『はぃ。ぉ父さん』
『アキラ君。俺の部屋に行こうか』
『分かりました』
烈財さんの待合室に入り、座るように促され、椅子に着席した。
『よいしょ、さてと。もう一度確認になるが、お前が緋桜里(ひおり)の婚約者、アキラ君だな?』
『はい、そうです』
『ま、そう堅苦しく身構えるなよ。じゃあ最初は娘のどこが良いのか、答えてもらおうか』
『彼女は思い遣りに溢れ、花も実もある素晴らしい女性で、私にとってかけがえのない存在です』
『成る程。考えてきたな』
『と、
『さすがに俺は鈍感じゃねぇ。娘が考えそうな事なんて分かってるよ。一週間前にな、お前そろそろ恋とかしたらどうだ? って聞いたら、めちゃめちゃ赤くなってたやつだぞ。それが2日前、見合いの話をしたら、婚約者がいるから連れてくるとか、必死になって言ったんだよ。ありえないだろ?』
ヒオリ、それは、な。
『そうでしたか。でも、さっきの言葉は本当ですよ。私はヒオリさんに婚約者のフリをやってもらえないかと頼まれました。ヒオリさんとは前々から仲良くさせてもらっていて、最初は驚きましたが他に頼める人もいないようだったので、引き受けました。騙していて申し訳ありません』
『なぁ、アキラ君。そのままフリってやつを続けちゃくれねぇか? 俺は騙されたフリしとくからよ。あ、娘にも俺が騙されてることにしといてくれよ』
『えーっと。それは、どういう?』
『意味かって? ま、簡単だ。うちは結構かてぇ家でな。家中の
『成る程。それが緋桜里さんのためになるなら、引き受けましょう』
『感謝する。よし、アキラ君! 聞きたいことは聞いた! 知りたいことは知れた! 大満足だ! あとはお友達と娘をよろしくな!』
『任せて下さい』
烈財さんは勢い良く部屋を飛び出し、そのまま帰って行ったみたいだ。
何というか嵐のような人だが、娘思いの良い父親だったな。
よし。1人1人に説明しないとな。
『ぁ、アキラさん。お帰りなさぃです。その、父はどぅでしたか?』
『上手く騙せたよ』
『アキラ。取り敢えず話は緋桜里さんから聞いたわよ。あなたたち、婚約者のフリをしてたのね』
『すまんな。昨日頼まれたばかりで、俺もこんなとこに来るなんて思ってなかったんだ。ま、ベルが三王寺家だとは思わなかったがな』
『いやー。えい君。僕もビックリしたよ』
『隼人は居そうな気がしたからどうでもいい』
『酷いっ!また僕のナイーブなハートをズタズタに切り裂くなんて!』
相変わらずウザいな。こいつ。
『えー君』
『流瑠梨。また今度ゆっくり話そう』
『うん』
『よし。取り敢えず解散しようか。みんなお疲れ様』
『ええ。お疲れ様』
『はぁ。ハートブレイク』
『うん』
『はぃ!ぁりがとぅござぃました!』
無事(?)に集会を終え、MRRPGにログインし、あるギルドの本拠地に向かった。