MRRPG 〜最強ゲーマーはゲーム嫌い?〜   作:永夜月ももん

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第5話

『お帰りです。兄さん』

 

あ、これちょっと怒ってるな。

 

『ただいま。晃咲(みつさ)。まだ起きてたの?』

 

『こんな時間までフラついて。まだ起きてたの? じゃないですよ』

 

『ごめんな。新しいゲームに没頭してたみたいだ。今後、帰りが遅くなるなら連絡するよ』

 

『新しいゲームって、マニレヴェですか?』

 

『マニレヴェって略してるんだ? 知らなかったな』

 

『よく分かりませんが、友達がそう言っていたので。私もやりましたよ。そのゲーム』

 

『えっ、晃咲(みつさ)、ゲームとかやるんだ? 正直驚いたよ。友達と一緒にやってるの?』

 

『はい。みんな手探りでやってますよ。そうだ、ご飯食べます? って言っても、もうゲーム内で食べちゃいましたか?』

 

『うん。ごめんな』

 

『しょうがないですね。朝ご飯にまわしますから、大丈夫です。兄さんはダンジョンには行きましたか?』

 

『うん。メインダンジョンじゃないけどね。晃咲(みつさ)はメインに?』

 

『行きましたよ。あんなに広いダンジョンを作るなんて、いくらかかっているんでしょうね。今日はお昼から夕方まで友達とプレイしたんですが、次の階へは行けませんでした』

 

『広い、からね。しょうがないよ。上手なプレイヤーでも、慣れるまでは大変だと思うよ。そうだ、フレンド枠はいっぱいかな?』

 

『すぐに100人もフレンドできないですよ。友達4人だけフレンド登録しました』

 

『じゃあ、フレンド登録しておこうか? メッセージ送りやすいからね。フレンドいっぱいになってきたら、消していいから』

 

『分りました。私のユーザー名はmitusa0811です。明日フレンド申請飛ばしてください』

 

『分かったよ。じゃあ、今日はもう寝ようか。おやすみ』

 

『はい。おやすみです』

 

部屋に戻り、ベッドに横になる。

正直に言ってしまうと、ゲーム内の方が快適だったりする。

特に寝袋は、結構良い感じだ。

 

それにしても、妹がMRRPGをやっているなんて。

そうだ、他のメイン攻略組はどこまで行けたのだろうか?

 

パソコンを開き、検索していく。

 

 

『下行ったけど、強い。階段見つかんねぇし。』

『俺、5回死んで教会常連だわwww』

『ソロきっつい、どっか良いギルドない?』

『ギルド インフィニティ! ギルメン募集中! イン率高いやつ集まれ!』

 

 

スクロールしていく。みんな、苦戦しているようだ。あとはギルドの募集だったり、ギルメン募集だったりが目立つ。

 

 

『レベル10なったら職業選べた。ktkr』

『マジで!? 俺まだ8だわ』

『10とか早いな』

『上攻略しとるものじゃが、階段を見つけたぞよ。じゃが、レベル10を超えるまでは行かぬ方がええぞ』

『マジかよ!? 場所どこ!?』

『58さん。無闇に情報は流さない方が良いかと。下賤なもの達に与える情報など、有りませんから』

 

 

ほう、メイン初日で階段見つけるとは、やるもんだな。

ギルド名は・・・秀天才集(しゅうてんさいしゅう) ??

んー、秀才と天才の集まりってことか?

 

まあ、まだ初日が終わったばかりだからな。深夜プレイヤーもいるだろうし。どうなるかな?

 

シャットダウンして、もう一度ベッドに横になる。

 

明日は、中ボスくらいまで進めようかな。

 

 

ゲーム開始から12時間。家に帰り、眠りについた。

 

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