鉄底海峡に待雪草を   作:在田

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「戦局は芳しくない。もはや壊滅状態と言うべきか」


Why don't you come down?

 疾走するプレジャーボートの上で、赤いヲ級はもう一人のヲ級の手を取り、デッキに上げる。

 六体の敵がこちらを警戒して砲を向ける。

 

 ヲ級の脳裏に、ある記憶が甦る。仲睦まじそうな六人――かつての自分たちにあったような面影のある艦隊。

 

 それを捨てて求めたはずの強さが、彼女たちによって呆気なく打ち砕かれてきた。

 まともに戦力と呼べるのは、今ここに立つ二人だけだろう。

 

『戦局ハ芳シクナイ モハヤ壊滅状態デスネ』

 

 もう片方が呟く。以前は律儀で礼儀正しく、朗らかに笑顔を浮かべていた。その名残が言葉に現れるのだろう。

 だからこそ、あの六人を見て思うことがあるのだろう。

 

『アレハ敵ナノデスカ?』

 

『友軍は既に去った。我々に味方など存在しない。我々に下されたミッションは敵を滅ぼすこと。それだけだ』

 

 ヲ級は杖を握る。左手薬指に通る金属製のリングを眺め、足元の船に語りかける。

 もう片方ほど優しくなく、仏頂面しか浮かべることができなかったが。

 

『ヒトツ聞キタイ』

 

『どうぞ』

 

 それはささやかな疑問。ともすれば、この男には敗北主義と見做されてしまいそうな質問。

 だがどうしても気になった。自分にある指輪の意味が、すでに忘却の彼方にあることすらも忘れて。

 

『我ラガ全テイナクナッタ時 アナタハドウナル?』

 

 ――敗北主義だ。意味が不明だ。

 そう一蹴されてしまうものだとばかり思っていたが……しかし船は答えなかった。

 

『……敵だ』

 

『行キマショウ 私タチ二人ニ勝ル者ナド コノ世ニ在ッテハナリマセンカラ』

 

 一度目を瞑り、船の男が返答しなかった意味を悟る。一心同体であり、運命共同体だと、彼はよく語っていた。

 

『知ッテイル ソノタメニ我ラハ 生マレ変ワッタノダ』

 

 この姿も、体も、そのために必要だったから行ったまで。

 

 全てを否定されるわけにはいかない。

 船を――既に姿を失っても、まだそこにある存在を失わないために。

 

 指輪から視線を逸らして、ヲ級は告げる。

 負けられない戦い。負けてはいけない戦い――全ての戦いがそうだったように。そしてその全てを乗り越えてきたからこそ、ヲ級たちはここに居る。

 

『始メヨウ 我々ノミッションヲ!』

 

 

 デッキからヲ級が飛び降りると同時に、暗色の空に艦載機が放たれ、溶け込む。

 

「夜なのに!?」

 

 衣笠が仰天した。

 

 本来なら艦載機を夜に放ったところで、月光のみの視界で、揺らめく波の隙間に船を見つけるなど困難極まりないことだろう。

 見つけることですらそれなのだ。そこから弾を当てるとなると不可能といっても過言ではない。

 さらに母艦へ戻ることを考えれば、発艦することすら躊躇うはずだ。

 

 だが二体のヲ級はやってのけた。

 

「妖精さんのことなんか、どうでもいいって感じだね」

 

 加古のぼやきは最もだ。

 鳥海たち巡洋艦や駆逐艦なら装備の管理は妖精さんが行ってくれる。

 

 基本的には缶にあるシステムや視界に浮かぶ表示枠で一斉に統御されていると思いがちだが、それだけではない細かな修復作業などを行うのは妖精さんであり、艤装を動かすのも妖精さんが中から力を貸してくれているからこそだ。

 だからこそ艦娘は全員が妖精さんと仲良くなろうとするし、その妖精さんを乗せた艦載機を放つ空母なら、殊更に妖精さんとの絆を大切にするのは当然だ。

 

 同じ艦娘だった存在なら、そんな選択肢など絶対にできるはずもない。

 

 だが――

 

「いや、そもそも深海棲艦になって妖精さんがいなくなったのでないですか? 深海棲艦の妖精さんなんて、今まで見てきたこともないですし」

 

「艤装のシステムだったら、わかるんだけどね」

 

 青葉のさりげない疑問に衣笠が便乗する。

 対して、古鷹が珍しく叫び声をあげた。

 

「二人とも! そんなこと言っている場合じゃないよ!」

 

 火線が夜闇を引き裂く。水切り石のように断続的に海面を叩きながら真っ直ぐ走って――

 

「な……っ!」

 

 出来事は一瞬だった。一瞬の間に、加古の艤装を火花が散る。

 敵の艦載機が、こちらを狙って撃っている。

 

「なんで当てられんだよ?」

 

「わかりません! でもこれじゃあ……」

 

 鳥海は真っ黒な空を見上げる。

 

 けたたましく広がる艦載機の羽音。だがどこから聞こえ、どこにどれほどいて、どこを向いているのか……まるでわからない。

 対空装備はあるにはあるが、どこに撃てばいいのかすらわからず、弾も残り少ない現状で、下手に引き金を絞るわけにもいかない。

 

「とにかく今はヲ級を探して、なんとか逃げ回るしかありません」

 

 言うが早いか、鳥海は停泊したプレジャーボートの近くにいるはずのヲ級を探して動き始める。

 

「逃げるって……どうやって!?」

 

 夕張が悲鳴を上げ、爆煙にシルエットが照らされる。

 その瞬間になるまで、夕張がそこにいたことすら気づけなかった。

 

 あまりもうるさすぎる艦載機の音のせいで、味方が近くを航行している音にすら気づけないのだ。

 当然この夜闇でシルエットを見つけるには、相応に近づかなければいけない。

 

「夕張さん! 状況は!?」

 

「被弾により第二、第三砲塔が故障したわ。でもまだ砲塔は残っています。戦えるわ」

 

「わかりました。爆発の炎で狙われないよう、消火と回避急いで!」

 

「頑張ってみます」

 

 それで一安心……というわけにはいかないだろう。

 今も空では、どこにいるかもわからない艦載機の群れがこちらを虎視眈々と狙っているに違いない。

 こちらからはまともな攻撃ができないのに、向こうは事も無げに行ってみせる。

 

 妖精さんが乗っていないのなら、まともに狙えているはずがないのに。

 このままでは防戦一方だ。

 

「青葉! 敵ヲ級がどこにいるかわかりますか?」

 

「こんな真っ暗じゃなんとも……」

 

 当然の回答だろう。

 いくら青葉の目と耳が優れていても、立たされている状況と条件は一緒なのだから。

 

「ですが敵は空母です! 単体で攻撃はできないでしょうから、とにかくヲ級を探さないと――っ!」

 

 真後ろからの殴り飛ばされるような爆発に、鳥海は海面へ突っ伏した。

 肩と背中を焼かれるような激しい痛みと衝撃。一瞬で燃え上がった炎に眼球すら燃やし尽くされそうな眩さ。

 

 艦載機の小さなものではない。砲弾が飛んできたのだ。

 思い出す――昼間に見たヲ級のシルエット。頭の上にあるもう一つの生命体のような大きな口。その側面にあった副砲。

 

 背中を焦がれるような痛みに耐えながら、鳥海は起き上がる。

 いつの間にか後ろに回られていたことに狼狽を隠せない。

 

 夜間。どこから襲い来るかもわからない艦載機群に紛れた敵の本体。本体自身も攻撃を行い、下手に近づくことすら困難。

 

 整理すればするほどに、最悪の状況が出来上がっていく。

 

「青葉。今の砲撃……方角はわかりますか?」

 

 青葉にもその意図が伝わったのだろう。鳥海に撤退の考えはない。むしろ攻撃を仕掛けるべきと考えている。

 

「でも、鳥海さん。損傷が」

 

「……」

 

 心配げに近寄ろうとする青葉を余所に、鳥海は一つの装備を取り出す。

 探照灯――夜闇を照らし出す、夜間戦闘では数少ない切り札となる装備。

 

 灯そうとした手に、青葉の手が被せられた。

 

「駄目です鳥海さん! 今やったら的になるだけですよ!?」

 

 被せられた青葉の手がひどく濡れているのを感じる。何度とない空からの強襲――飛沫を浴びるのも当然だろう。

 何しろ肝心のヲ級を見つけることができない。探照灯で照らせば見つけられるだろうが、探照灯を灯した瞬間に艦載機群が殺到するのも見え透いている。

 

「プレジャーボートの位置はわかりますか?」

 

「え、ええ……それなら……」

 

 夜空の下といえど、真っ暗であるわけではない。月光が仄かに海を照らし出している。青葉の指さす先で確かに、白い船体は輪郭を煌かせていた。

 

 一瞬の躊躇なく引き金を絞る鳥海。

 肩を負傷したというのもあるだろう。弾はプレジャーボートのデッキを掠めるのみに留まる。

 

「離れて!」

 

 青葉の身体を突き飛ばした瞬間。一本の腕が視界を横切った。杖を持った白い腕。赤い空気を纏った腕。

 

「なるほど……そういうことなんですね」

 

 夜間でも攻撃できる艦載機群。プレジャーボートを打ち抜いた瞬間にこれほどの至近距離で姿を見せたヲ級――ようやく真相が掴めつつあることに、頬を緩めそうになった。

 

 ヲ級を殴れるほどの至近距離で、探照灯を光らせる。

 幸いにもヲ級はこちらを睨みつけていた。眩い光に照らし出され、腕で視界を庇うも、一瞬で眩まされた目がすぐに光を拾えるはずもない。

 

 そして空から一抱えはあるだろう菱形に近いシルエットが、次々と真っ逆さまに海面へ没していくがわかる。空にあった羽虫の音が、だんだんと減っていくのも。

 

 ――艤装の残弾が視界に表示されるのと全く同じシステムだ。

 

 鳥海は空母ではない。ここの仲間たちに空母は一人たりともいない。

 だが艦娘の空母が放つ艦載機に妖精さんが乗っていることは知っている。でなければ、それぞれの艤装を管理するシステムが缶に依存することはわかっている。

 

 妖精さんたちの目に見えないはずの海上の敵を、どうやって捉えているのか?

 

 考えてみれば簡単なことだ。

 初めから艦載機に妖精さんがいないなら――目と呼べる存在がないのなら、空母が直接見ているのだ。

 

 艤装のシステムと考えれば合点がいく。

 砲の引き金をひくように、速力を上げるように、ヲ級たちは頭で思ったことをそのままに、艦載機を動かしているのだろう。

 

 しかし夜目にも限界はある。

 だからこそ、ヲ級は自分たちのすぐ近くに身を潜めていたと考えれば頷ける。

 

 それを誤魔化すために艦載機を大量に飛ばし、音で偽装を図っていた。

 鳥海の背中へ副砲を浴びせることができたのもそのおかげだ。

 

 だがプレジャーボートを狙った鳥海に、ヲ級は耐えきれなかったのだろう。

 だから身を乗り出した。

 

 結果的に探照灯に目を奪われ、気を逸らされ、ヲ級の扱っていた艦載機たちが操る力を見失って海中に没する。

 

 ――プレジャーボートを狙われたことの何が耐えきれなかったのか、憶測の範囲を出ないのだが。

 

「今です! 全員、狙いを!」

 

 至近距離にいたヲ級から距離を置きながら、鳥海ももう片方の腕で砲口を向ける。

 

 遠ざかる光にようやく腕を目元から離したヲ級が、じっと鳥海を見つめていた。

 

『アノ人ヲ狙ウナンテ ヨク訓練サレテイマスネ ヤヤ蛮勇ニ過ギマスガ』

 

 じんわりと染み入るような言葉。まるで教導を執ったことがあるような、感慨深げなもの。

 

 喉につっかえた言葉を言い放つ。昔には仲間だっただろう存在を、今度こそ葬るために。

 

「撃てぇえーっ!!」

 

 砲音と爆炎がこだました。

 

 探照灯に白く浮かび上がる視界。濛々と黒く立ち上る黒煙の隙間から、炎に包まれた身体が見える。燃え盛る中でもヲ級は直立不動を貫いている。

 あれほど火に包まれていても、まだ立とうとしている。底知れぬ精神力に怯えを隠せない。

 

 空母だけでなく護衛艦まで付けたまともな艦隊を率いてきたら、とても勝とうと思わなかっただろう。撤退すらできたかどうかもわからない。

 

 だがこれで戦いが終わったわけではない。もう一体いるのだ。

 

 沈む気配を見せないヲ級から視線を逸らそうとして動かした探照灯の光に、横切る一機の艦載機を見逃さなかった。

 落ちていく軌道ではない。斜めに真っ直ぐ高度を落としていき、燃え盛るヲ級へ一直線に近づく。

 腹に大きな爆弾を抱えているのが見えた。

 

「――っ!」

 

 声を出す間すらなかった。

 敵だった。倒そうとした。それでも仲間かもしれなかった存在が殺されていく姿を見て、無感情でいられるはずなどない。

 

 先ほどよりも大きく広がる火球に朽ち、沈んでいくヲ級の姿を直視できない。

 

「きゃぁっ!」

 

 次いで悲鳴を上げたのは衣笠だった。

 衣笠だけではない。夕張も、古鷹も、加古も、青葉も――全員が、再開した空からの攻撃に捉われてしまう。

 

 ――ヲ級はもう一体いる。

 

 システムを理解できただけで、打開策ができたわけではない。

 先ほどよりも正確に、精密に――艦載機が狙ってくる。どこにいるとも知れない本体と、本体が操る頭上の敵。数こそ半減したとしても、脅威に変わりはない。

 

 だが……憶測にすぎない自らの計算に、鳥海は賭ける。

 

「総員、あのボートに近づいて、なるべく密着してください!」

 

 そうでもしなければヲ級を暗闇から引きずり出すことなどできないのだ。

 

 海上を滑走する艦娘たちの背中を、真横を、頭上を、火線や爆弾が通り過ぎては水面を叩く。

 

 おそらくボートへの接近を阻むためだろう。

 だがそれも、それぞれがボートに背を預けた瞬間にぴたりと止んでしまう。

 

「よほど、このボートが大切みたいね」

 

「ですねぇ」

 

 衣笠の軽口に首肯する青葉。

 

 ちらりと鳥海はボートの側面にあった印を見やる。

 憶測が確信へ変貌を遂げ、悪寒が背筋を駆け上る。

 

 疲労に息があがり上下する肩を、それぞれがボートに預けて見上げる。

 

 上で音を鳴らし続ける艦載機は、きっと待っているのだろう。

 誰かがボートから離れる瞬間を――攻撃の機会を。

 

 鳥海たちは側面に張りついているだけだ。船に多少のかすり傷さえ覚悟すれば攻撃できるはずなのに、しない。

 

 我ながら卑怯な戦法だと、鳥海は思う。

 

 そして再び探照灯を光らせる。右に左に、攻撃されないとわかっているからこそ、ゆっくりと落ち着いて見渡せる。

 

 少し離れた場所にヲ級は立っていた。

 赤い空気を纏う中に、杖を握る左手の薬指が見える。そこだけ、深海棲艦が持つ黒く光沢する特殊な物質ではない、明らかな金属としての輝きを放っていた。

 

 ――つくづく卑怯なことをしていると、鳥海は胸にずきずきした痛みさえ感じた。

 

『離レロ……離レロッ!』

 

 青葉が頭上をちらつく影に思わず頭を下げ、その瞬間に羽音が、猛烈な勢いで通り過ぎていく。

 

 衣笠が一発撃った。ヲ級の杖が折れて海面に落とされる。

 頭の上にある大きな顎が開き、中に覗いた艦載機を夕張が撃ち貫いた。誘爆したのだろう。激しく燃え上がる大きな頭を捨てて、白いしわくちゃの髪を流しながら、ヲ級はそれでも近づいてくる。

 

『離レロ!』

 

 艦載機の数々が操縦を失って海に沈んでいく。構わずに、ヲ級は歩み寄ってくる。

 涙すら溢れさせながら。

 

『退ケッ!』

 

「貴方にとってこの船は……いいえ、この人はよほど大切な人なのでしょうね」

 

 肩を掴んで船から引き剥がされる。勢いで尻餅をつくが、痛いのは胸の奥だった。

 

 泣きじゃくる子供のように腕を振るヲ級に、皆はゆっくりと距離を置いて離れていく。

 攻撃の手段も、力もなくなった――深海棲艦とすら呼べなくなっただろう一人の女性がしがみついて、ただ泣いていた。

 

 誰も、何も、言葉を継げない。

 敵とはいえ、満身創痍で戦意すらない者を相手取るつもりなどない。

 

 誰から言い出したわけでもなく、艦隊はゆっくりと距離を置いて、背を向けた。

 遠くからばたばたと回転翼の音が聞こえ、鳥海が照らす。先ほど二体の深海棲艦を連れてきた、あのヘリコプターが戻ってきていた。

 

 操縦席に人の姿が見えない。

 

「きっとあれも自動操縦なんでしょうね……こっちを追われるのは困ります」

 

 合図に夕張が放った艦砲で、尾翼がへし折れた。バランスを失ったヘリコプターがきりもみしながら高度を落とす。途中で赤い影が席の横からドアを蹴破って海中に落ち、その真上でヘリの炎が燃え広がる。

 ……中にまだ居たことに驚いたが、すでに燃え広がるヘリコプターの真下で、まともな深海棲艦が無事でいられるはずもない。

 

 何度となく、気分が悪くなることばかりが続く。だがこれで全ての戦力がなくなったはずだろう。

 

 一度鳥海は、後ろで微動だにしないボートを見やった。

 まだ側面に縋りついていたヲ級など意に介さないかのように、そこにいるのだろう、男の声が響き渡る。

 

『ミッションの失敗を確認。機能停止』

 

 ボートに小さく火が灯った。

 初めは内側から窓が映していたが、だんだんと燃え広がって窓から炎が顔を出す。白い船体をゆっくりと黒く焦がしていく炎の赤が、暗い海面を照らし出す。

 

 ヲ級は離れないどころか、むしろ慌てて中へ駆け込んだ。

 中にいる誰かを、助けるためだろうか。

 

「……行きましょう。なるべく早くここから帰りましょう」

 

 鳥海が、カメラを構えた青葉の背中を叩く。

 

 どこか惜しそうに、悔しそうに、青葉の視線が鳥海の後ろ姿と船とを何度も行き来した。

 だが最終的にシャッターを切ることなく、青葉は艦隊の列に加わる。

 

 ……エンジンに火が回ってしまったのだろうボートが、激しい炎を爆風を周囲に巻き散らかして、跡形もなく海の底へ消えていった。




さて次の話で3章も終わり、劇場版が公開した後、来週月曜で4章が開始します。
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