どうしていきなりお気に入り登録が6件もあるんですかぁぁぁぁぁ!?
失踪できなくなっちゃったじゃないですかぁぁぁぁぁぁ!うわぁぁぁぁぁ!!!!
日本の何処かの県の、何処かの町にある学校。森野高等学校
その名の通り、学校の周りは自然が多く学校の教育方針も『豊かな自然と共におおらかな教育』とある
実際はただ単に教師も生徒もゆったりのんびりしているだけだが…
それなのに進学、就職率は毎年100%。どういうことなの…
それはさておき二年生の二組の教室
いつもはゲームやテレビ番組、えっちぃ話やオシャレの話題でそれぞれのグループにそれぞれの話題があるのだが…
「ねぇ聞いた?例の転校生君の話!」
「聞いた聞いた!超イケメンらしいよ!」
「なんでも家系は イギリスなんだってね」
「キャー!イギリス紳士ってやつ!?」
「でも祖父から日本人らしいよ!」
「ハーフってやつだね!わかるよ!」
女子はほとんどが噂の転校生の話題で持ちきりであり、興奮した様子でキャーキャー騒いでいる
「もぅだめだぁ…お終いだぁ…」
「俺、無事に三年生になれたら退学して実家に帰るよ…マグロの活け造りに挑戦するんだ…、勿論船は木製で檜!マグロはとれたて新鮮のやつさ!」
「鈴木晃はクールに去るぜ…」
一方、男子は見てわかる通り絶望に包まれている
それもその筈、この夏休み前という中途半端な時期に転校生が来ると言う時点で目立ちまくりだ。更に聞くところによるとイケメン、それでいて成績も上の中以上はあるらしい
女子が自分達そっちのけ状態になる
そうなると男子は気が気ではない
ブツブツとつぶやきだす者、足早に早退し始める者、何やら黒魔術を始める者がいる
そんなカオスな教室の中、一人だけきちんと席に座り、窓越し明後日の方角をボーっと眺めてある女子がいる
「はぁ……」
このため息を吐いた女子
名を『東風谷早苗』という
髪はある意味この学校に合っていそうな緑色
それに左側の髪にはカエルと蛇の髪飾りを付けていて、何よりも…
「「「東風谷様!何かありましたか!?」」」
東風谷早苗はこの学校でも屈指の美少女である
「ひゃい!?…あ、大丈夫ですよ!何もないです!」
超スピードで駆けつけてきた男子に素っ頓狂な声をあげて驚くが、すぐに早口で大丈夫だとまくしたてる
「「「そうですか…」」」
そう早口でまくしたてられた男子達はとぼとぼと、まるで甲子園戦で敗戦した野球チームの如く負のオーラを漂わせながら席に戻る
ちなみにこの男子達は早苗のファンクラブ員
勿論早苗公式ではない
「…はぁ………」
今度はあの男子達に気づかれぬ様、ため息を吐く
確かに早苗ファンクラブ(非公式)は早苗に対して過剰な程反応する
だが、別に悪意があったり早苗に恨みがある訳ではない、むしろ好意を抱かれている
早苗にまた一つ、悩みが増えた
ーーー流石にそろそろきつく言わないとダメなのかな…
ただでさえ最近早苗は"忙しい"
あのファンクラブのおかげで幾分かはマシになってはいるが、流石に何時迄もこの状態はいけない
何時迄もあの早苗に好意を抱いてくれる男子達を自分と"家族"の為に利用する訳にはいかない
「……はぁ…」
最後にまたため息を吐いた後、このカオスな教室にて浮いた少女、東風谷早苗はまた、明後日の方角をボーっと眺め始めた
皆さん、震えるぞハート!燃え尽きる程ヒート!
はい、メイカーと申します
こんな短い作品を読んでいるという事は、これを読んでくださっている貴方は余程ジョジョ又は東方好きかでいらっしゃるんですね(文型崩壊)
残念なお知らせですが、メイカーさんは昨日軽トラに撥ねられた為、しばらくの間、更新速度が落ちてしまいます。メイカーさんは波紋使いではないので治癒は無理です、お医者さん頼りです
ではありがとうございました、また次回を。そして、貴方に勇気と幸運を