相変わらず短いです
第二話
ジョースター
時は遡る事三日前
一人の"奇妙"な日本人の少年が砂漠を歩いていた
少年は髪は藍色、髪型は日本都市内、更に細かく言うなら渋谷、新宿駅前にて目を瞑ってダーツ矢を投げれば約6割の確立で当たりそうな普通の青年、成人、少年に見られる結構よくある髪型である
では、何故"奇妙"なのか?
ここはエジプトだ、"普通"の観光客ならわざわざこんな砂漠地帯に足はあまり踏み入れない。入るとしても乗り物つきだろう
それに、荷物だって異常に少ない
2リットルのペットボトルがギリギリ入りそうなウエストポーチ
少年の荷物はたったこれだけ
現地の人から見れば単なる自殺希望者にしか見えないだろう
そして決め手は…
少年は"5時間程、飲み食いせずに平気でこの馬鹿でかい砂漠を一直線に歩いて進んでいた"
奇妙、これは酷い奇妙
砂漠の丘を超え、オアシスをガン無視し、サボテンを眺めながら少年は歩き続ける
その顔持ちは思考にふけっているみたいだ
そして、少年は多分85〜90つ目ぐらいの砂漠の丘を越えた頃、いきなり立ち止まり
「水!飲まずにはいられないッッ!!」
ウエストポーチから500㎜のペットボトル、中身はミネラルウォーターのものを取り出し、飲み始めた
ゴキュッゴキュッゴキュッ…
「ぷはーっ!!!」
豪快に飲み、残りが半分程になった所でキャップを閉め、ポーチにしまう
「さーてさて、目的の所までもーすぐかなー?」
そうして奇妙な少年は、再度砂漠にて歩き始めた
『エジプトといえば?』
この答えには、多分二種類の回答が主にあるたろう
『スフィンクス』
と
『ピラミッド』
どちらも古代の人間が造り出した知恵と努力の結晶だ
同時に、現代の人間の研究対象となっているものである
そんな話はどうでもいいとして…
その中の一つであるピラミッドの周りに、やけに大人数の人がいた
ある者は通信をとったり、ある者はレポートを書いている
只し、全員の共通点として『S.P.W』とロゴのある工事用ズボンや、シャツを着ていた。
キャンプがあるが、テント等にもそのロゴがある
スピードワゴン財団の者たちである
スピードワゴン財団について、ざっくりいうならば
『スピードワゴンっていう元ゴロツキがなんか石油王になって出来た財団』
大体こんな感じだ、大体こんな感じに"世界的に有名である"
そのスピードワゴン財団
の団員にて、その場での最高責任者と対話している少年がいる
さっきの奇妙な少年だ
「…はい、そうです。"例のアレ"がこのピラミッドの中にあるって解って、全員で必死に探しているんですが…居たんですよ、方丈様の先祖様が倒したはずのが」
「…そう、負傷者は?」
「見つけてから即座に逃げて、入口を塞いだので負傷者はいませんが…皆怯えています。私も"アレ"は理解できません」
「ありがとう、他に解った事は?」
「特にありません」
「わかった、準備したら直ぐに倒しに行くよ」
そう話が終わり、最高責任者に方丈と呼ばれた少年はテントに戻ろうと行き…
「あ、あのっ!」
「…ん?」
最高責任者に呼び止められた
「方丈様…やはり、"あんな人間離れした怪物"がこの世界にはいるのですか…?」
最高責任者にしては弱々しい言葉が、方丈と呼ばれた少年に届く
「…僕だってあんまり考えたくないよ……。でも、"ジョースター"はアレと戦ったし…
何より現実にいるんだから。僕の技も元はアイツらに対して使う技だし」
そう最高責任者に言い、今度こそ少年はテントへ入って行った
「ですが……現実離れしたものにはどうしても恐怖を感じずにはいられないんですよ…
方丈助丞様…」
最高責任者が絞り出す様に言った言葉は誰にも聞かれず、昼をやや過ぎた頃のエジプトに消えていった
今晩は、優しい誰かにスタンドで殴られかと思ったらいつの間にかこれを書き上げていましたメイカーでした(過去形)
今回はオリ主を出しましたが、未だに物語の展開が遅いです、亀ってレベルではありません
では今回はここまで
次回にお会いしましょう。そして、貴方に人間賛歌として勇気があらんことを
ps、『お気に入りが9件に増えている件について、そしてこんな作品に感想を下さった方々。
誠にありがとうございます』