だそーです
とりあえず上半身は動くので問題ありません
第四話
石仮面は自重しない・下
「このバカ!」
ガンッ!
日本のとある和風の家の居間にて、助丞は女性に叱られていた
「いっ、痛い!何をするだーッッ!!」
「『何をするだーッッ!』じゃないわよ全く…。
言ったでしょ?『三月の中旬には帰って来なさい』って」
「だから僕は学校には行かないって言ったはずだってば!!」
ガスッ!
再び女性の鉄拳が助丞の頭に入る
「ぎゃんッ!!」
「全く…学校側は三ヶ月も欠席扱いにしてくれなかったのよ?しかもアンタは一年生からじゃなくて皆と同年齢の二年生なんていう超待遇、オマケに試験は無し、絶対行きなさい」
「学校なんて前方行かないね!僕は
「ガスッ!!」
痛い!!暴力反対!」
まだ反論する助丞だが、そこに三度女性の鉄拳が入る
「助丞…アンタがしたいことぐらいわたしにもわかるわよ。波紋の事も、SPW財団の事も。
確かにアンタは知識、勉学において誰よりも立派、身体もきちんと鍛えてる。
でもそれだけじゃダメ、友をつくりなさい。波紋も人と関わってこそ完成する技と聞いているわ。」
「だからって学校はないでしょうよ!!」
「ふんッ!」
ガツッ!!
四度目の鉄拳
「タコスッッ!!?」
「全く…とにかく行きなさい、絶対に行きなさい、必ず行きなさい。いい?絶対に行きなさいよ?」
「ううぅ…」
そう女性に言われ、渋々引き下がる助丞
そのままおぼつかない足取りで二階へ向かっていった
「全く…やれやれだわ」
そう呟き助丞を叱っていた女性であり、助丞の母。"方丈徐輪"は家事を始める
助丞が叱られていた理由をまとめるならば
学校なんか行きたかねぇ!
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助丞がわざわざエジプトまで家出
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ついでに生き残っていたという吸血鬼を退治
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学校は徐輪が手続きをしていたが、肝心の助丞が三ヶ月以上も帰ってこない
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そしてこの説教(物理)である
ーー全く…誰に似たんだか、あの子も
助丞も17、普通なら青春を謳歌するべき年齢だ
だが本人は『SPW財団と一緒に世界を見回りたい、波紋を修業したい』等、度々徐輪に叱られたりしては家出をしている
家出といえば聞こえは良いが単位は世界、大抵SPW財団についていくのだ
酷い時は半年間音信不通など
ーーだからとはいえ、たった一度の人生
あの子を後悔させたくない、波紋の修業も世界への旅も大人になってからでも遅くはない
ーーこれもあの子の為、そのうちわかってくれるだろう
母の不器用な息子への愛
徐輪は夕飯の支度をし始めた
ーー今夜はあの子の好きな豚の角煮にしよう
鍋に調味料を加え、火をつける
そういえば…と徐輪は考える
ーーあの子…吸血鬼退治をしてきたって言ってたわね、確かあの石仮面は曾曾祖父さんと曾祖父さんが全て破壊したって聞いたけど…
石仮面がエジプトにあったのも気になる
何故エジプトなのか…エジプトはお父さんが例のアイツとの因縁がある場所だ。あるとしたらもっと他の場所にありそうなのに…
それに、いくら吸血鬼といえどもピラミッドと言う出口のない場所に何時までも居られるのだろうか
外部からの"食べ物"はない、無論。そんな状態なら単なる予想だが数年も生きながらえないのでは?
ーーまぁ、別に構わないわよね
そして、火を付けっ放しにしていた事に気づいてパニックになるのはこれから3分後の話である
今晩は、メイカーです
相変わらずのカタツムリ更新ですいません、僕は悪くない!鈴木君(仮)が悪いんですよ!
コホン、ちなみに徐輪は既婚です、髪を降ろしてます
まぁ、多分徐輪もその夫もあまり描写はしない予定ですが…
では今回はここまで、次回にお会いしましょう
貴方に固く砕けぬ意思が宿らん事を