艦隊これくしょん 〜龍騎士提督奮闘記〜【完結】   作:無限正義頑駄無

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今話も他作品要素があります。
一発ネタと割り切った結果、前話以上にカオスになりました。
ご注意ください。



他の鎮守府、他の提督(中編)

舞鶴鎮守府に到着した5人。

入口で彼らを出迎えたのは、金剛型戦艦1番艦『金剛(こんごう)』だった。

 

「3人目の提督御一行サン、舞鶴鎮守府へwelcomeデース!」

 

金剛の先導のもと舞鶴の提督の所へ行く途中、屋外ステージらしきものがあり、その上で川内型軽巡洋艦3番艦『那珂(なか)』が歌っていた。

 

「静かに でも大胆に アナタの心に出撃しちゃうから〜♪」

 

歌っているのは、元の世界における彼女自身のキャラソン『恋の2-4-11』のようだ。

さらにあの那珂は提督改装しているようで、背中には4個のスピーカーが付いた青色のウイングスラスターがある。

一体どの世界の能力だろうか……。

しばらく見ていると『恋の2-4-11』が終わり、2曲目に入ったのだが、その時春十に異変が起きる。

 

「……負けない」

 

「旦那様?」

 

「提督?」

 

春十はどこからともなくマイクを取り出すと、那珂と張り合うかのように『rebirth』を歌い始める。

対する那珂の2曲目は『バンブーブレード』のED『STAR RISE』だ。

 

「I'm calling the Star Rise ♪」

 

「got to be strong ♪」

 

「あんこ入り☆パスタライス ♪」

 

「辛味噌 ♪」

 

「何やってるんですか!」

 

「あべしっ!」

 

光莉の一撃で正気に戻る春十。

 

「すまん。何故か急にあの歌を歌わなければいけない気がしてな……」

 

「もう、しっかりしてくださいね?」

 

那珂に「また一緒に歌おうね〜!」と見送られながら移動を再開する一行。

 

するとまた屋外ステージがあり、そこでは山城の姉である扶桑(ふそう)をはじめとした5人の艦娘が『レッツゴー!陰陽師』を踊っていた。

 

「…………え?」

 

「姉さま?一体何を……」

 

「なあ金剛、さっき那珂が歌っていた『STAR RISE』といい、舞鶴提督の異能力ってニコニコ動画なのか?」

 

「違いマース。詳しくは提督本人から聞いてくだサイ」

 

紆余曲折ありながらも、舞鶴提督の元へ辿り着く6人。

 

「いらっしゃい。よく来たわね」

 

舞鶴提督は高校生か大学生くらいの女性だった。

異世界の能力を持っているという時点で予測していだが、やはり舞鶴提督も転生者だった。

マクロスF(フロンティア)の科学技術を特典に、ガンダムSEEDの世界に転生したそうだ。

 

「で、現地で協力者を集めたりして、歌と可変戦闘機(ヴァルキリー)で戦争を止めるために奔走したわけ」

 

「さわりを聞いただけでもかなりの荒療治だと察せるんだが……」

 

「あのパトリック・ザラとムルタ・アズラエルに『デカルチャー』って、言わせてやったわ」

 

「嘘だろオイ」

 

地球軍の核ミサイルも、ザフトのジェネシスも1度も撃たれることなく、無印の時点で戦争を完全に終わらせたらしい。

彼女の転生した世界にDestinyなんて無かった。

春十は、何故彼女が再び転生したのか疑問に思った。

原作と比べて救った命の数を考えれば、十分に楽園へ行けるだろうに、と。

 

「確かに楽園行きの切符は貰ったんだけどね……。前世じゃあ成人前に死んじゃったし、もっと『生』を謳歌したかったのよ」

 

「そうか……」

 

マクロスFの技術で提督改装したということは、最初に会った那珂の艤装はVF-25G(フォールドスピーカー装備)だろうか。

だとしたらSSL-9B(スナイパーライフル)とかも持ってそうだ。

 

「ちなみにワタシの装備はこんな感じデース」

 

そう言って、金剛が自身の装備を開示してくれる。

 

 

 

金剛改 Lv.80

艦種…戦艦

装備

1…BGP-01β 55mmビームガンポッド

2…ビフォーズBML-04B 内蔵式マイクロミサイルランチャー

3…QF-5100Dブースターウェポンユニット

4…AIF-9V ×3

 

 

 

VF-27γSP スーパールシファーを模した装備のようだ。

戦艦……いや、艦娘としての面影すら無いと思うのは春十の気のせいではないだろう。

特に第4スロットに搭載されているゴーストV9(ブイナイン)は、マクロスの世界ではカウンターテロにしか使用を認められていない禁断の兵器なのだが、大丈夫なのだろうか。

 

「マクロスの世界の法はこの世界で適用される訳じゃないから大丈夫よ。ところで、貴方の指揮下の艦娘って、一航戦と山城だけなの?」

 

「あぁ、そうだが?」

 

「その3人だけじゃ厳しいでしょ?ウチで駆逐艦の1人くらい建造していく?」

 

「いいのか!?」

 

赤城も加賀も山城も、強いことには強いが、その分燃費が良くない艦娘だ。

低コストの駆逐艦を指揮下に置けるのは、非常に助かることだった。

春十はその提案にありがたく応じる。

 

「そういえば、外で扶桑たちが『レッツゴー!陰陽師』を踊っていたんだが、あれはどういうことなんだ?」

 

工廠へ移動中に、春十が舞鶴提督に尋ねる。

 

「ウチの技術は基本的にマクロスF基準なんだけど、偶にマクロス7(セブン)のスピーカーポッドが開発で出てくることがあるのよね」

 

「ふむふむ、で?」

 

「で、スピーカーポッドを深海棲艦に撃ち込んで那珂ちゃん辺りが歌を聴かせると、深海棲艦が成仏するかのように光の粒子になって消滅するのよ」

 

「そこまではわかったが、何がどうなってあの踊りに繋がるんだ?」

 

「その深海棲艦を成仏させる力、霊力とでも言うのかしら?その霊力が、『レッツゴー!陰陽師』を踊ることで高まるのよ」

 

「いや確かに悪霊退散悪霊退散言ってるけどさ、それマジなの?」

 

「マジよ」

 

「まさにデカルチャー……」

 

そして工廠へ辿り着いた春十たちだったが、そこに居たのは……。

 

「はじめまして。可変攻撃宇宙空母『マクロス・クォーター』です」

 

『えぇぇぇぇぇーーーーーっ!?』

 

その場に居た全員が驚愕の声を上げる。

舞鶴提督は春十たちが来る前に艦娘の建造を依頼していたのだが、結果生まれたのが彼女、マクロス・クォーターらしい。

 

アーケードしかプレイしたことのない春十だったが、ビスマルクやアイオワといった海外艦娘がブラウザ版に実装されているのは知っていた。

だが異世界艦娘は流石に予想外だった。

 

 

 

マクロス・クォーター Lv.1

艦種…宇宙戦艦

装備

1…対艦重ビーム砲

2…バスターキャノン

3…デストロイド・シャイアンⅡ

4…VF-25A ×50

 

 

 

「さっきの金剛の装備といい、凄まじいまでのオーバーテクノロジーだな。深海棲艦泣くぞコレ……」

 

「あはは、ホントだね……」

 

マクロス・クォーターのステータスを見て、呆れる春十と乾いた笑いを零す舞鶴提督であった。

 

「じゃあ、そろそろ艦娘の建造をしよっか。妖精さ〜ん!」

 

舞鶴提督の呼びかけに応じて、1人の妖精さんがやって来て、春十にタブレットのようなものを渡す。

画面に映っていたのは、艦これアーケードの建造画面とほぼ同じものだった。

 

「各資材は妖精さんが管理していて、そのパネルを操作して入力した数値の資材が、建造や開発に使われるのよ」

 

「なるほどな……」

 

駆逐艦が目当てなので、春十は数値を弄ったりせず最低値のまま『建造』のアイコンをタッチする。

レア駆逐レシピでも良かったのだが、重巡洋艦が出て来る可能性もあるので、今回は控えることにした。

そして生まれたのが……。

 

「睦月です!張り切って、まいりましょー!」

 

睦月型駆逐艦1番艦『睦月(むつき)』だった。

 

 

 

 




ギャレンの力を持った主人公の元にやって来た睦月。
あとはわかるな?

鎮守府巡りは次話まで続きますが、他作品要素は出さない予定です。
本文に著作権のある歌詞を入れましたけど、短ければセーフでしたよね?

今朝は仮面ライダーゴーストを見ました。近くで映画をやってないので、動くエグゼイドを見たのは初めてなんですが……。
奇抜なデザインはともかく自転車はねぇだろ……。
始まったらちゃんと見ますけど。
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