原作前。
ひょっとしたら情報面でチートかもしれないけど、活用方法が思いつかないので気にしない方向で。
今回のお仕事
今日も今日とてモシャモシャと食堂で白米に味噌汁、漬物、焼き魚をたべている私はここ海軍本部で中尉の地位を頂いているブエル・A・フリードと申します。
中尉ってどれくらい?と思われる方はローグタウンで出てきた、たしぎさんやW7のコビー君よりも少し上くらい、だと考えればわかりやすいと思います。
バラティエでフルボディさんが大尉だとかぬかしてやがりましたが、あれは気にしなくても大丈夫です。
得意なことは剃、月歩、嵐脚、見聞色の覇気です。以後よろしくお願いします。
私はゾオン系悪魔の実『ムシムシの実モデル電伝虫』を食べた電伝虫人間でバスターコールを呼ぶゴールデン電伝虫以外のことをすべてこなすことが出来て情報の観点においては素晴らしい効力を発揮できる能力となっています。
もちろん自分にかかってきた通話を自分で取ることもできますよ。
そして、電伝虫は電話をかけている人の顔をマネしていますが、なんと私が受信した場合その人の姿になり、まるで電伝虫をかけている相手と対面しているかのような感じではなすことができるのです。
まぁ、そのせいでぶん殴られたり、ふっとばされたり、斬りかかられて真っ二つにされそうになることが稀に…よくあります。
武装色はロギアに触れる程度しかできないのであやうくお彼岸が見えるところでした。
鍛えればなんとかなるかもしれませんが、武装色は苦手で感覚をつかむだけでも長い時間がかかったのに、体を黒くするくらいにするのには一体どれだけかかることやら。
なので暇な時に少しやる程度で留めたいと思います。
電伝虫人間になって不可抗力とはいえ、いろいろな人のことが聞けるので見聞色の覇気は得意なんですがねぇ…。
もう少しすればスカイピアの人たちのマントラのように心の声が聞こえる域まで達すると確信できるほどには自信があります。ドヤァ…
能力に関しては、悪魔の実を食べてからは制御はしているのですが、通話を傍受できる黒電伝虫の能力を使えるおかげで、時々わけのわからないことをいろいろな時に口走ってしまうことがあるのが悩みです。
昔、育成校の時に恋人同士の通話を拾ってしまったことがありまして、組手中にもかかわらず口から勝手に甘い言葉が出てくる始末。
姿はとっさに変わらないように抑えたものの口は止まらず、私の声でないのが不幸中の幸いでしたが、相手の攻撃を受け流すたびに『好きよダーリン』『僕もだよハニー』などという声が。
組手をしていた相手に微妙な顔をされました。
ちなみにその時の組手の相手というのがみんな大好きスモーカー君。
組手の時のことを謝りに行ったら、気にするなと言ってくれた男前。
はじめはスモーカーさんと呼んでいましたが、さん付けしなくても良いとのことでそれからはスモーカー君と呼んでいます。
それから時々絡むようになり、そこからヒナさんともお知り合いになりました。
私たちはいわゆる同期というやつで、卒業して一般兵になってからはヒナさんとスモーカー君は海賊の捕縛で、私は情報入手及び情報操作や連絡係、時々海賊捕縛で地位を上げていき現在に至るというわけです。
思い出していたら懐かしくなってきました。
スモーカー君たちはすごいんですよ、ガンガン地位を上げていって、現在ではヒナさんは少佐、スモーカーくんはもう中佐になっているんです。
それに比べて私はといえば、戦えないこともないのですがやはり海賊を捕縛しに行くよりも情報系のことをやっていたほうが上の人達にとっては助かるようで、基本的に連絡係のしごとばかりなので地位をあげるチャンスがなかなかやって来ません。
いえ、別に上の方へ行き過ぎるといつか起こる頂上決戦に出ないといけなくなるので、大佐以上にはなりたくないので構わないといえばそうなのですが、1つならともかくそれ以上の地位の差が空いてしまうのはやはり悔しいです。
原作開始時には二人共大佐になっていたと記憶しているので、目指すは中佐ですね。
頑張ります。
さて、そうしているうちに食事も終わったので昼休憩を早めに切り上げてお仕事へ向かいます。
私は能力ゆえに一つの艦に留まらずいろいろな所を転々としているので直属の上司は上の佐官や将官の方々ではなく元帥ことセンゴクさんという形になっています。
元帥直属だなんて恐れ多いですが、他の黒電伝虫の傍受を防ぐことの出来る白電伝虫の能力があり機密の話をする際に呼ばれることがあるので致し方ありません。
私の能力が白電伝虫と違うのはわざわざ白電伝虫と普通の電線虫を接続する手間が省けるという点です。
能力を話す機会があった時にそのことを言うと大変に喜ばれました。
電伝虫で会話している時点で私に対して機密なんて有って無いようなものですし、能力を話してからしばらくは情報漏洩を防ぐためか監視が付けられたこともありましたが、今はもうついていないのでご安心ください。
能力関係なく事務処理も割と得意なのでおつるさんのところにも行ったりはしますが、基本はセンゴクさんから仕事の通達をされ、定期的にどこか遠征などに行く艦に乗って連絡係をした後にまた本部へ戻ってきて、休暇をもらい、その後他の艦に乗って、のサイクルとなっています。
センゴクさんのいる部屋についたので姿勢を正してノック。
「入っていいぞ。」と言われたので他の人のじゃまにならないうちにさっさと中へ入ります。
中に入るとセンゴクさんの他に黄猿ことボルサリーノ大将がいらっしゃいました。
すごく…大きいです…。いや、変な意味ではなく身長が。
私は身長は前世のように日本人サイズで170にちょっと届かないくらいなのですが、黄猿さんの身長は非公式とは言えサイズは330くらいは確実にあるはず。
何が言いたいかといえば、首が痛いってレベルじゃねーぞ。
おっと失礼、言葉が乱れました。
「失礼します、ブエル・A・フリードただいま参りました。」
「ご苦労。早速今回の仕事について話させてもらう。今回は1ヶ月後にボルサリーノの艦に乗ってもらう。それまでしっかりと訓練に励んでくれ。期間は一ヶ月を予定しているが、天候によっては延長もあり得る。細かい説明はボルサリーノから聞いてくれ。」
「ハッ、了解しました。よろしくお願いいたします、ボルサリーノ大将。」
「おぉ~、よろしくおねがいするよォ。それじゃぁ、説明やらいろいろあるからお暇しますねェ。」
「ああ、ご苦労だったな。」
「失礼しました。」
敬礼してから入る時と同様に素早く部屋を出ます。
黄猿さんがこっちだよォ~、と手招きしているので遅れないようについていきます。
足のコンパスが違うのを配慮してくれていたのか必死についていかなくても思ったより遅れずに付いて行くことができました。
ついていった先には戦桃丸さんがいらっしゃいました。
こちらに気づいて手を振りながら近づいてきます。
戦桃丸さんも3m超えですか、そうですか。首が痛いです。
「オジキ、そいつが例の?」
「そうだよォ、便利で引っ張りだこになってるから乗せるように頼むのは苦労したねェ。」
「ブエル・A・フリードと申します。戦桃丸さんの噂はかねがね聞き及んでおります。
今回はよろしくお願いします。」
「そんなに堅苦しくしなくていいぞ。
そうか…よく来たな、オジキはよく子電伝虫じゃなくて黒電伝虫に話しかけるからよく連絡がつかなくなるんだ。
わいらが今回その苦労をしなくていいのかと思うと涙がちょちょぎれるぜ。」
「ひどいねェ~、わっしだって間違えないことはあるよォ。」
「いや、ほとんど間違えないのが普通だからな?」
「…話から察するに今回の主な活動は、普通の連絡係と上陸した際にはボルサリーノ大将との連絡役ということでしょうか。」
「ああ、聞いた話によるとおめェ、見聞色の覇気と剃が得意だそうじゃねェか。
それでオジキについていってくれや。」
「よろしく頼むよォ。」
「了解しました。」
そうして役割を聞いた後は黄猿さんの艦の方々と顔合わせをすることになり、ご紹介賜りました。
「コイツが今度の遠征についてくることになったフリードだ。喜べ、こいつがいればオジキと連絡がつかなくなることがなくなるぞ。」
「私はブエル・A・フリード、地位は中尉を頂いております。しばらくの間ではありますがこの度ご一緒させていただくことになりました。よろしくお願いします。」
「「「ハッ」」」
皆さん真面目そうな方々で雰囲気はとても良さそうでした。
曲がりなりにも将校の一人なのでこの方々を指示する場面が来るかもしれませんが、この様子なら大丈夫そうです。
訓練やらはこの方々としばらく一緒に行うそうなので馴染めるよう努力していきたいと思います。
軍のことをよく知らないので細かいことはスルーして下さいお願いします。
センゴクさんがいる部屋なんて言うんでしょうか?
元帥室?
敬語につきましては完璧敬語ではないように意識して作ってあるのでどうかお気になさらず。