トリップは1割の幸せと9割の苦労で廻ってる 作:ぽっぺけぴぽー!
しんさくのしさく☆
その日は普通に起きて,ご飯を食べて,用意して,学校へ向かう,そんないつも通りの極々普通の日だった―――筈だ。階段を踏み外したあの時までは。
別に死んだな。とかは全く思わなかった。
だって階段を踏み外したのは5段目だったから
良くて気絶。悪くて骨折かな…そう思っていた.
なのに、地面につく直前に目の前が真っ白になった――……そして目が覚めたら!
路地裏で倒れてしまっていた!
そう、まさに某名探偵の如く路地裏でバタンだったのだ!どういう事か分からねえが自分ても何が起きたのか分かってない!
しかし案ずることは無い。私は冷静に定評のある言わばcool中学生だ。まずは情報を集めよう。
よし。まずはあの八百屋さんに声をかけるぞ。
何で八百屋さんなのかって?八百屋さんは良い人に定評があるんだよ~。
さあ。レッツトライ。(震え声)
「あのっ!ずみ''…んん''っ…すみませ~ん…」
早くも心が折れそう。ポッキーよりは太い私のトッポが折れかけた。(not意味深)
「へいらっしゃい!どうしやした!」
おお……溢れ出る親切心オーラ。そして目の奥にある商売人の心。……あんた八百屋だよ。
「いきなりすみません。ここって何市ですか?……今日引っ越してきたんですが住所は疎か、市の名前もうろ覚えで…確か珍しい名前だったような?」
息を吐くように出る嘘。嘘の中の本当。本当の中の嘘ってか!……だっていろいろ聞かれたら答えられないし……先手必勝的な!
「ああ~…確かにちと珍しいかもなぁ……。
ここは並盛町ってんだ!しかし嬢ちゃんも引越したあてぇへんだなあ!おっ。そうだ、引越してきたならこれは覚えといた方がいいぞぉ~。いいか?並盛の風紀を乱したらつよ~い風紀委員に怒られるから気を付けるんだぞ!」
フリーズ中。
「あっソですか……ありがとうございました」
……並盛。風紀委員。そっか。ここは家庭教師ヒットマンREBORN!の世界なのか。そっか……。
よし。仕事探そう。
え?案外アッサリしてるって?
いや普通に考えて階段落ちてる時にいきなり目の前が真っ白になる所からおかしいじゃん?
目が覚めたら路地裏で倒れていた!なんて少し非現実的だし。なんかもう。薄々気づくよね。
某死に戻り世界とかじゃないだけいい方だよ
泣いたって喚いたってお腹は膨れないんだ!
血反吐吐いてもまずはお金だよ!
取り敢えず仕事。衣食住を探さなきゃ。
あ、あのパン屋さんにパンの耳貰って帰ろう。
学校は…(授業料。制服。教科書代…etc)諦めよう。スーパー最低限の義務教育は受けたからまあセーフという事で。
……はあ、仕事どうしようかな。
もうこの際アンパソマソでも食べたいよ。
限りなくアウトに近いアウト。
しかたない裏に手を染めるか…げへへ。
(年齢を1歳詐欺ればお仕事できるねやったね!)
オリ主「黒に染まってしまった……」