Re:ゼロから始める帝督生活   作:元気マックスssさん

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リゼロ風次回予告、どうだったでしょうか?

FGOランサーアルトリア来たぁぁぁ!!


第二話『死んで巻き戻ってまた死んで』

「おい、待ってくれよ!」

 

青年、菜月昴は美少女を呼び止める。

 

「なに?これ以上は私も少ししか付き合ってられないけど?」

 

「若干甘さ見えてるけど!?それより大切な物なんだろ?俺達にも手伝わせてくれよ」

 

「でも、貴方たちは知らないって」

 

「姿だけは見たってさっきも言ったろう?」

 

「た、確かにそう言ってたわね、でも、片方が露骨に嫌そうな顔してるけど」

 

「え?あ!本当だ!」 

 

帝督の顔を見ると歯をギリギリと食いしばり面倒臭そうな顔をしていた。

 

「うっせぇな、俺も本来ならテメェらを見捨ててそこら辺を愉快に探索するつもりだったんだよ」

 

「じゃあ、なんで?」

 

「チッ!テメェ、耳腐ってんのか?さっきも言ったろぉが、俺にも目的があるって、その為には俺と同じ状況のテメェが必要なんだよ…………わかったらさっさとその徽章を探しに行くぞ」

 

「でも、闇雲に探して見つかるもんのか?」

 

「あぁ?そうだな、少し考えればわかる事だろうが」

 

「「え?何が??」」

 

「その徽章ってのは、落としたんじゃなく、盗られたんだろ?」

 

「うん」

 

帝督は少し笑みを浮かべた。

 

「なら話しは簡単だ、盗ったって奴はその徽章を金にでもすんだろ?そうなりゃ、換金所のような場所にでも行くはずだ」

 

「なるほど!確かにそうだな!でもその換金所ってのは?」

 

「このご時世だ………スラムみたいのが多分あるだろ?」

 

銀髪美少女は首をかしげて言った。

 

「す、スラム?」

 

「金のねぇ連中が集まったゴミクソみたいな集落だ」

 

「そ、それは流石に言いすぎなんじゃねぇの?」

 

帝督は「うっせ」と言い、青年、菜月昴は「あれ?」と言う。

 

「俺達、まだまともに自己紹介してなくない?」

 

「俺はさっき名乗ったが?」

 

「いやいや、ていとくんじゃなく美少女だよ」

 

「おい、その名前やめねぇと息の根を止めるぞ!10円のムシケラが」

 

「えぇ!てかさらっと少し懐かしい響きが聞こえたような」

 

「つか、良いからさっさと名乗れ」

 

「おぉ、そうだったな!よしっ!

俺の名前はナツキ・スバル!無知蒙昧にして天下不滅の無一文!ヨロシク!」

 

「それだけ聞くともう絶対絶命だよね。うん、そして

ボクはパック!ヨロシクー!」

 

スバルが差し出した手にパックが飛び込む。

 

「おい猫を握り潰すなよ」

 

「いや、人聞き悪ぃな!お前!」

 

「い、いたいよー」

 

「って!パックも乗るなよ!」

 

繰り出される精霊と人間二人の漫才に美少女が目を瞬かせる。

 

「精霊とこんなに気軽に接する人なんて本当に珍しい。…………って言ったら二人の名前と髪と服装もだけど、どこから来たの?」

 

「それを聞かれると思ったぜ、俺の故郷は東の小っさい島国」

 

「同じく」

 

その回答に美少女は首をかしげる。

 

「ルグニカは大陸図で見て一番東の国だから………この国より東なんてないけど」

 

返ってきた言葉にスバルは驚愕の表情を浮かべる。

 

「えぇ!嘘!?ここが東の果て!?じゃあ、ここが憧れのジパング!?」

 

「今のを聞くと二人ってとても危ない状況なんじゃ…」

 

美少女は二人の事をじろじろと見つめると。

 

「こうして見ると二人ってかなりのいい出立ちでしょ?えっとスバルとテイトクは…………」

 

「おぉ、イエス俺の名前」

 

「そんなんじゃねぇよ、こいつはどうかは知らねぇが、少なくとも俺は家って呼べるもんもねぇし、あるのはアジトぐらいだな」

 

「アジト?」

 

「ていとくんはここに来る前はなんか組織的なのに所属でもしてたのか?」

 

「その呼び方やめろって言ったろうが10円のムシケラがそうだな…………便利屋みたいなもんだな…………主に裏方のな」

 

「えぇ~なにそれ、意味深で怖っ!…………なに?暗部的な?」

 

「あぁ、よくわかったな」

 

「どんな事してんのか実にデリカシー無しな事聞いていいか?」

 

「好奇心大勢だな…………簡単に言うと、殺し・略奪・拷問くらいか?」

 

そんな事をさらっと口に出した帝督は二人と一匹の表情は固まっていた。

 

「どうした?」

 

「いやいやいや!!どうした?じゃねぇだろぉぉぉ!」

 

「あぁ?」 

 

「いや!何、さらっととんでも無いこといってんの!」

 

スバルはもの凄い叫び声にも似たような事を言い、パックは美少女を守るかのように前に出て、美少女は「あわわわわ」と驚愕の表情を浮かべる。

 

「そうだな、いつもの俺なら口封じの為に殺すっていうお約束的な事をすんだが…………さっきも言ったように俺には俺の目的の為にもテメェらが必要なんだよ」

 

「ほ、本当か?」

 

「あぁ、つかさっさとテメェも名乗れよ」

 

「え?あぁ、そうね………私はサテラ、私の名前はサテラよ」

 

「うえぇ!」

 

「「?」」

 

パックは驚きの表情を浮かべる、がそれに対しスバルは。

 

「サテラ、か………いい名前だ」

 

「え?」 

 

パックは美少女、サテラにヒソヒソと言う。

 

「趣味が悪いよ」

 

「終わったんなら、さっさと探しに行くぞ」

 

「お、おう」

 

「まだ、びびってんのか?くだんねぇ」

 

「いや、それはお前のせいだからね!」

 

三人と一匹は話しを終えてスラムもとい貧民街を探しに行った、その途中、サテラのお節介で迷子を助けたりしたがその後も徽章探しは続いた。

 

そして、情報を聞き出すために商店街に戻ってきたのだが。

 

「なんだ?またお前か、無一文」

 

「テメェの知り合いか?」

 

「まぁな」

 

スバルは店主にチッチッチーと言い出し。

 

「今の俺は一味違うぜ?」

 

「ん?」

 

「ほら見ろ!連れだよ!連れ!」

 

「話してる所悪いんだけど、スバル、私も一円も持ってないよ?」

 

「悪ぃが、俺もだ」

 

「えぇ!」

 

「無一文が増えただけじゃねぇか」

 

「え、えぇぇ」

 

すると突然声をかけられ。

 

「貴方がたは」

 

「ん?あぁ、さっきの迷子の」

 

「はい、先程はどうも、ありがとうございます」

 

声を掛けて来たのは迷子の女の子のお母さんだった。

 

「なんだ?知り合いか?」

 

「えぇ、さっきこの子が迷子になってね、助けてもらったの」

 

「え?あんたら知り合い?」

 

「えぇ、うちの主人です」

 

「えぇ!」

 

迷子の女の子が店主に抱きつき。

 

「パパー」

 

「マジか」

 

店主は少し困ったように言う。

 

「さっきはすまなかったな、恩人なら仕方ねぇ」

 

「いや、いいんだよ」

 

スバルたちは店主に話しを言うと。

 

「こいつはフェルトだな」

 

「フェルト?」

 

「あぁ、貧民街の奴でな、この辺りじゃあ有名だよ」

 

「そうか……で、その貧民街はどこにあるんだ?」

 

「あぁ、貧民街はこの街のハズレにあるよ」

 

「あぁ、ありがとう、次はリンガ買わせて貰うぜ」

 

「おぉ、それなら客人だ!」

 

「じゃあな、よし、行くか!」

 

スバル一行は言われた通りに進み、貧民街に着いた。

 

「いくら貧民街といえどフェルトの居場所がわからねぇとなぁ」

 

「予想はしてたが、やはり空気が重てぇな」

 

「避けられてるみたいね」

 

「まぁ、触らぬ神に祟りなしって所か………でもこれじゃあ埒があかないなぁ…………人に聞くか」

 

「え、ちょっとスバル」

 

「へい兄弟!ここら辺にフェルトって奴がいるはずなんだけど何処にいるか知らない?」

 

とスバルは気軽に見知らぬ男に話しかけた。

 

「…………………おう、フェルトの奴ならこの先にある盗品蔵にいると思うぜ、兄弟!」

 

「おう!ありがとな」

 

「『強く生きろよ』」

 

「おう」

 

数分後。

 

「てな訳で、言われた通りに道を進んで来たけど……ここが盗品蔵か?ボロいな」

 

盗品蔵はまるで廃墟のような場所だった。

 

「なんか出そうだな」

 

(んだ?この嫌な予感は…………これは『闇』だ)

 

帝督は長年、闇に関わっていた、学園都市ほどではないがこれはヤバイと帝督の頭がそう警告していた。

 

「ダメだ」

 

「え?」

 

「これは…………相等ヤバイことになってやがる」

 

「どういう意味だよ?」  

 

「勘だ」

 

帝督は今まで面倒臭そうな顔をしていたが今は真剣な顔をしていた。

 

「わ、わかった」 

 

ドサッと何かが倒れた音がした。

 

スバルが後ろを振り向く。

 

 

「どうし…………し………た」

 

不意に全身の力が無くなる。

 

「え?」

 

その光景は三人が血だらけで倒れている光景だ。

 

スバルはサテラと帝督の手を握る。

 

待っていろ。 

 

    俺が  必ず  救って  や  る。




「俺も充分目付き悪いの自覚してるけど、ていとくんも案外、目付き悪くね?」

「心配すんな、自覚はある」

「二人ともその目付きのせいで街の人にけっこう避けられてたしね」

「そこは言わない約束だよ!パック先生!」

「つか前置き良いからさっさと次回予告しろよ」

「あぁ、そうだったにゃん♪」

「次回、『最高の悪党』」

「俺が絶対に救ってやる!」
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