アイドルマスター・765娘誕生日SS   作:風花笠奈

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初めまして。この連載は私のブログで3年前に書いていたものをこちらに転載したものです。アイドルマスターの765プロの13人+一人のお誕生日祝いをネタにしたショートショート連載です。14人分完結してるので一気に上げると思いますが、よろしくお願いいたします。



【誕生日祝い連載】四条貴音・『鍋祭り』【第1回】

初めまして。この連載は私のブログで3年前に書いていたものをこちらに転載したものです。アイドルマスターの765プロの13人+一人のお誕生日祝いをネタにしたショートショート連載です。14人分完結してるので一気に上げると思いますが、よろしくお願いいたします。

連載の順番は誕生日順なのでお姫ちんが1番なのです。

そして文章がつたないと思いますがそこは勘弁してください。

 

 

 

「・・・鍋が、食べたいです。」

「はい?」

貴音の唐突な言葉にプロデューサーは目を丸くした。

「ですから、わたくしの誕生日には事務所でみなと一緒に鍋が食べたいです。」

「・・・ああ、そういうことか。ならばメールで皆に伝えておくよ。」

そう言いながらPはすかさず携帯にメール文面を打ち込んだ。

『来る1月21日は貴音の誕生日だが、本人の意向により事務所で鍋パーティを行いたいと言う事だそうだ。そういうことで鍋の材料を皆で持ち寄ってくれないか、頼む。』

「・・・よし、これで皆に送信、っと」そう言いながら送信ボタンを押した。

 

そして21日当日、事務所にて・・・

「で、皆は鍋の材料にどういうのを思ってきたんだ?」

Pがさりげなく皆に聞いてみた所、春香が満面の笑みを浮かべてエコバッグから白菜を取り出した。

「プロデューサーさん!鍋といったら白菜ですよ!白菜!」

そして雪歩も豆腐を取り出した。

「これ、お勧めの『中村屋豆腐』なんですよ。昨日たまたま家の前に行商に来てたんでラッキーでした。」

「ボク、お勧めのスープを持ってきました!トマト鍋なんですよ!」

雪歩の横からずいっと元気よく真がパウチされたスープを掲げてきた。

「でも、それ1パックじゃ足りないんじゃないかなあ?」とさすがに春香が首をかしげた。

「その点は大丈夫です。この間地方の番組のゲストに出た時に出た鍋のスープが、大変美味しかったのでそれを持ってきました。これ、なんとらぁめんのスープの味の鍋の素なんです。鍋を食べた後のだし汁と混ざったらぁめんこそ格別だと思います。」

と、当事者の貴音が珍しくドヤ顔で『寿ぎたやとんこつラーメン鍋のスープ』と書かれたパウチを掲げた。

(ああ、これを皆で食べたかったのか)とPは言い出しそうになったが心の中で止めた。

するとすぐさま残念そうな律子の声が聞こえた。

「あちゃー、この私が白いスープで被るなんて思わなかったわ。こっちはお勧めの豆乳鍋の素を持ってきたのよ。」

「ならば、それをこれと混ぜればいいじゃないですか。この間私が出てたTV番組でもそうしておりましたし」

貴音の思わぬ機転に律子も安堵の顔をした。

その他のメンバーも人参だの大根だのもやしだの鶏肉だの豚肉だのを持ち込んで、春香を中心に材料の下準備を始めた。

「でも、こんな大量の材料だけどそれが入る鍋があるの?」

さすがに心配そうな顔で伊織がつぶやくと、小鳥がどこからともなくドン!と大き目の土鍋とそれよりもやや小さい土鍋を出してきた。

「鍋料理だということで鍋でーす。本場の土鍋を持ってきたわよ。」

「あー!亜美この鍋の焼き物なんていうか知ってるー!」

「真美も真美も!じゃあ亜美、一緒に言おうか、せーの。」

「「ま・・・」」

「こーらあんた達!それは『ばんこ焼き』って言うのー!そしてそういう言葉をアイドルが言っちゃいけません!」

亜美真美の天然(?)ボケに律子がすかさずツッコミを入れた。

 

そして鍋に材料をぶっこみ、コンロの上に乗せていい感じに出来上がったところで皆で一斉に食べ始め、談話が始まった。

そしてそろそろ終る所で貴音が目を輝かせて麺を握り締めてこう言った。

「・・・さて、メインイベント開始、ですね。とんこつ豆乳スープで食べるらぁめん・・それはもう絶品です。」

それをすかさず見ていた美希から反論が出た。

「ええー?ミキ、鍋の〆はご飯のほうがいいの。」

その言葉に雪歩と真がすかさずフォローを入れた。

「み、美希ちゃん?鍋はこっちにもあるから、こっちのトマト鍋の方にご飯を入れようよ。」

「うん、とろけるチーズ入れたらリゾットっぽくなって旨いよ!ほらほらさあ。」

「そっか、ありがとうなの!さっすが真くんと雪歩なの!」

 

それはもう満面の笑みで麺を食らう貴音を見てPが話しかけた。

「幸せそうだな。」

「ええ、それはもう。好きな物を楽しく食べるのが一番です、から。」

食べながら貴音が笑いかけた。

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