なんと言うか私に似てるなって思いました。自分もネガで後ろ向きなのでw
でもゆきぽっぽは、潜在能力やポテンシャルも実はとても高く、美希とは違った意味で覚醒したらすごく輝やく子なんです。
「ひんそーでちんちくりん」と言ってますが実はとてもナイスバディなんでどこかの72から恨みの光線が・・・おっとこの辺でやめておこう(ぁ)
そして、彼女は唯一ゲーム中で「中の人が交代した」キャラです。前の落合(長谷)さんもいいんですが今の浅倉さんもいいですね。交代時に浅倉さんを見つけ、キャスティングさせたスタッフさんの力ってすごいなって思います。いい意味で違和感がないですから。
さて、誕生日小説、時期が時期なんでクリスマスに絡めた話になってシマウマ。
「あ、あの、プロデューサー・・・ほんとに今回は私がセンターでいいんですか・・・?いつものように春香ちゃんじゃなくていいんですか・・・?私なんてダメダメなのに・・・しかも生放送で・・って・・」
萩原雪歩は、今日の生放送の音楽番組での自分の歌の立ち位置に戸惑っていた。
今回は全員で出演するのだが、プロデューサーは今回、いつものように天海春香ではなく、雪歩をセンターにしたフォーメーションを皆に提案し、雪歩のほかは全員賛成した。が、当の雪歩は突然の事に戸惑っていた。
「何言ってるんだ。雪歩、今回は君が主役なんだよ。だから君をセンターに指定した。君なら出来る、頑張れ。」
「大丈夫、雪歩!私なんて実はいつでも心臓バクバクだよ。雪歩、自信持って!」
いつものセンター、春香はガッツポーズをして雪歩を励ますと、そのそばにいた真も声をかけた。
「そうそう、それに春香とボクがサイドで支えるから、何かあったらさりげなく視線を向けたらいいよ。それに今回は皆いるし。『一人で歌え』って言ってないし。一人で歌うのはもっと辛いんじゃないか?雪歩」
「ま、真ちゃん・・・た、確かに一人で歌うのはもっと出来ないですぅ・・・」
「でも、いつかは一人で歌わなければいけないときも来るわ。それに慣れるためならば今回のこのセンターを乗り越えてこそだと思いますね、私としては。」
ソロ活動も多い千早の辛辣な言葉に雪歩は一瞬びくっとした。
「ち、千早ちゃん・・・まあまあ。」
春香が思わず千早にフォローを入れた。
「そんな訳で今回は私も借り出されたってことなんですね。プロデューサー」
いつものスーツではなく、皆と同じステージ衣装に身を包んだ律子がプロデューサーに視線を向けた。
「でもまんざらじゃないんでしょ?律子。」
伊織がそれはもう的確なツッコミを入れると流石に律子も苦笑いをした。
何度かリハーサルを重ねて、本番寸前になりプロデューサーが皆に励ましの言葉をかけた。
「よし、本番だ、皆頑張って来い。そして雪歩、途中であっと驚く仕掛けがあるらしいから、それに惑わされず自分の力を出して頑張れ。今回の主役は雪歩だからな。」
「「「「はい!」」」
「え・・・あ、っはい。がんばります」
『特別な仕掛け』に関して他のメンバーは知ってるらしいが雪歩は聞かされてないので思わず目を丸くしたが、励まされて思わず笑みを浮かべた。
そして雪歩をセンターにしたフォーメーションで13人全員で歌い始め、ダンスアレンジされたクリスマスのスタンダードナンバーを何曲か踊りながら歌い、最後の曲になるところで思わず春香と真が声をかけ始めた。
「今日はクリスマスイブだけど、もう1つ大事な日でもあるんです。」
「今回のセンター、萩原雪歩の誕生日でもあるんです。」
「だから、会場の皆、そしてTVの向こうのみんなで祝いましょう!」
「「「ハッピーメリーバースデー!!」」」
その言葉に合わせて金銀の紙ふぶきが舞い、雪の結晶の飾りが辺りから降りてきた。
その瞬間、雪歩は泣きそうな笑顔を思わず浮かべ、思わず言葉を発した。
「あ、ありがとう・・・ございますぅ・・・」
そして他の出演者たちも出てきて、番組は大団円を迎えた。
番組終了後、他の12人+出演者と、プロデューサーから沢山のプレゼントを受け取った雪歩は、うれし涙を浮かべていた。
そういう訳で一気に出しました。読んで下さった方ありがとうございます。
感想をいただければ幸いです。
次回作以降は以前ブログ内で書いた短編をを転載したり、設定だけ上がっていたオリキャラものを書きたいなと思ってます。
また、アイマス以外のジャンルもやってみたいです。