実に個性があまりないけれど(「トレードマークは頭のリボン!」と自負してますし漫画版でも真が「リボン外したら誰かわからなくなるよ」と言ってたしねw)
中の人の個性が濃すぎる事も手伝って(さすが芸人声優中村先生やでぇ・・・)実に個性的な子に成長しました。
それの究極進化系がいわゆる「ののワさん」と「春閣下」でしょうかww
(ホメ春香は別物、あれはほんと別物w)
春閣下はマジで中村先生の影響が強いと思いますw
でも私のイメージってやっぱりまっすぐで普通の子なんだよねw
さて、お誕生日小説ですが、実は今回練り直しでした。本当は別のお話を考えてたんですが今回急にティンと今回の話が降りてきたんでこっちをうp。
没にした話もいつかは書きたいなあと思ったり。
「おはようございます、今日はよろしくお願いいたします!」
今日は春香が出演する清涼飲料のCM撮影の日で、ロケ撮影の為にある学校に来ていた。
「春香ちゃん!今日はよろしく頼むよー。」
「はい!では衣装に着替えてきますねー。あ、そうそう、差し入れでクッキーを焼いてきたんですよ、皆さんにおすそ分けです、はい。」
そう言って袋に小分けしてスタッフ一人ひとりにクッキーを手渡しした。
「お!春香ちゃんの手作りお菓子はいつも好評だからねえ。後で頂くよ。」
「ありがとうございます!では、失礼いたします!」
深々と一礼して控え室になっている部屋に去っていこうとする春香をスタッフの一人が声をかけた。
「あ、春香ちゃん?今回はソロじゃなくって、もう一人と共演なんだけど、その人呼んで来ようか?」
「え?そうなんですか??・・・ならば、よろしくお願いします!顔合わせもしたいですし。」
そう言ってその場に待機して暫く経つともう一人の共演者が向こうからやってきた。
・・・が、その『共演者』は張るかにとってあまりにも見知った人だったので思わずビックリした。
「・・・えー!?今回のCMの共演者って・・・冬馬くんなの!?」
そこにいたのはあの『ジュピター』のリーダー、天ヶ瀬冬馬だった。
「あ、天海か?今回の共演者って・・俺も聞かされてなかったからこっちこそびっくりだ。久しぶりだな。その表情だとすっかりいつも通りだな」
「あ・・・あははは、うん、はい・・そっちこそあれから色々と大変だと聞いたんだけど大丈夫なの?」
「ああ、あれから俺たちは961をやめて色々あって今の事務所に拾われて活動をしている。」
「そーゆーこと、あ、春香さんお久しぶりー」
「チャオ、ボクのエンジェル春香ちゃん。いつも可愛いね。」
ふいに少し離れた所から声がしてきた。そこにいたのは冬馬と同じジュピターのメンバー、伊集院北斗と御手洗翔太である。
「あれ?今回は二人ともCM出演じゃないんですか?」
何気に春香が質問を繰り出すと翔太が答えた。
「今回は冬馬のみ、なんだってー。ま、今回のCMが評判よくて次のシリーズが決まったら僕たちも参加するんじゃないかなー?」
「そう言う訳で、冬馬をよろしく頼むよ、春香ちゃん♪」
からかう二人に思わず冬馬は頭を抱え、思わずツッコミを入れた。
「お前等、お前らー!今回は無関係で気楽になってるから言いたい放題だな!ちくしょう!今回は完璧にやってやる!よく見とけ!」
「はいはーい、じゃ、ゆっくり見物しておくよー。じゃねー。」
その姿を呆気にとられた春香が思わず苦笑いしてぼそっと呟いた。
「3人とも、仲が良いんですね・・なんか微笑ましくなってきました。」
「あ・・・え・・・あ、っその・・・」
春香の一言に冬馬が思わず言葉をつまらせた。
「じゃ、もうすぐ撮影だから衣装に着替えてきます。冬馬君も着替えてきた方がいいよー。あ、その前に差し入れ。ちゃんと他の二人の分もあります!」
「あ・・・さんきゅ」
そう言ってクッキーを手渡しし、そそくさと控え室の部屋に春香が去っていった。
CMの衣装に着替えた春香が撮影場所の渡り廊下にやってきた。今回のCMは清涼飲料の新商品で、コンセプトは『学校内で偶然再会した幼馴染との青春のめぐり合い』と言うものであった。
「おお!さすが制服が似合うなー!」
「そうですか?ありがとうございます!」
今回のCM用に春香が着た衣装はセーラー服にグレーのカーディガンと言ういわゆる『制服』。だからロケ地に学校を使ったのである。
冬馬の方も制服の衣装で現れ、撮影がスタートした。
撮影はすんなり行き、思っていたよりも早い時間で終了した。
「はい、お疲れさん!これでもう上がりだよ。」
「ありがとうございましたー!では、今日はこれで失礼します」
「あ、ちょっと待って。春香ちゃん、お誕生日おめでとう!プロデューサーさんから聞いたんだけど今日は誕生日なんだってね。実は隠してたけどこの撮影、明日のワイドショウでも使われるみたい、だよ?」
監督のサプライズに思わず春香が目を丸くした。
「あ・・え・・・あ、ありがとうございます!」
「そう言う訳で、ジャーン!ケーキも持ってきた。」
スタッフが持ってきたケーキにはろうそくが炎を揺らめかせていた。
「じゃ、春香ちゃん、ふーっと一気に吹き消して」
監督の合図に春香が吹き消すと場内は一斉に拍手喝采になった。
撮影場所からの帰り、プレゼントを抱えた春香がPにそっと打ち明けた。
「今回のサプライズ、色々とありがとうございます。プロデューサーさん!」
「ああ、春香、おめでとう。これからもよろしく。」
Pの一言に春香が満面の笑みを浮かべ、大きく頷いた。
「はい!これからも頑張ります!プロデューサーさん!」