Aqoursと蒼玉の物語(編集中)   作:すいーと

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はい皆さんお久しぶりです。といっても3日ぐらいしか相あいてないですが…。
いつの間にかお気に入り30突破記念すべき10話目とおめでたいことが重なり何かしようと考えたわけですが何も思いつかず別小説を投稿するという暴挙をやっており、気付いたらお気に入りも31なっているドジっ子作者ですが、これからもよろしくお願いします。
長くなりましたがではどうぞ

できれば今日中に後編も投稿したい(願望)


ダイビングスーツは水着回に含まれますか?(前)

 約束の日曜。

 

「いってらっしゃいお兄ちゃん」

 

「いってきます」

 

ルビィに見送られ僕は家を出た。

太陽の日差しを阻む曇り空に僕は少し残念に思いながらもスマホのGPSを頼りに目的地を目指す。

さすがはスマホ迷うことなく到着した。

 

 旅館の前にはすでに高海先輩と渡辺先輩が来ていて、こちらに気付いて手を振ってくれている。飼い犬らしき大きな犬が小屋の横で寝ているのが見える。

 

「おーい。サファイアくーん!!」

 

大声で呼ばれた僕は恥ずかしくなり、一気に距離を詰めた。

 

「大声呼ばないでください」

 

「何で?」

 

「いや、もういいです」

 

とぼけた顔で聞き返す高海先輩に少し呆れながら二人の輪に加わる。

 

「あとは梨子ちゃんだけだね」

 

「その人が例のスクールアイドル入ってもらうように交渉してる人ですか?」

 

「そうだったんだけど今日は海の音を聞きに行く約束してるんだ」

 

「……そうですか」

 

海の音? なんだそれは……海中の音ってことかな? もしかしたらその梨子って人はやばい人なんじゃないか? 僕の中に恐ろしい梨子ちゃん像が浮かび上がる。そして想像に身震いしていると、高海先輩が突然手を振り始めた。

 

「あっ。おーい梨子ちゃーん!!」

 

ウサギのようにその場で跳ねまくり大声をあげる高海先輩。そして、ダッシュで距離を詰める梨子ちゃんと呼ばれた少女。赤い髪を振り乱しながら走ってくるその姿はちょっとしたホラーだった。

 

「恥ずかしいからやめてっ!!」

 

「またいわれたっ」

 

なぜか意外そうなリアクションをとる高海先輩に呆れたようにため息をつく梨子ちゃん。あれ? 意外と普通の人が現れたな。

 

「じゃあそろったことだし、行こうか」

 

「高海さんちょっと待って、この子の紹介がまだなんだけど」

 

「そうだよね二人初対面だもんね。じゃあどうぞ」

 

そう言われて僕は梨子ちゃんに顔をむけた。

なぜか梨子ちゃんに見つめられる僕。観察するような、獲物を狩るようなとにかく鋭い視線はつり目とあいまってとても怖いものとなっている。

 

「……」

 

「……あの? なにか?」

 

「あなたピアノやってたことある?」

 

「中学の時は習ってましたけど」

 

うちは家庭が家庭なので習い事の2,3個やるのは当たり前だったし、ピアノもその一つだが、それをなぜ今聞くのかわからなかったが、ひとまず答える。さすがにルビィのように()いたりはしないが、それでもかなりの迫力。そこに救いの女神が、

 

「二人ともにらみ合ってないで早く自己紹介してっ」

 

「ごめんなさい……桜内梨子です」

 

「黒澤サファイアです」

 

とてもぎこちない自己紹介を終え、いよいよダイビングショップへ向けて歩き出した。それにしても桜内先輩かなり危ない人だな。いきなり人を睨みるけるなんて。危険な人ランキング3位に入れておこう。ちなみに1位が姉さん、2位母様だったりする。まあそれはいいか。高海先輩、桜内先輩、渡辺先輩最後に僕という並びで歩き出す。色々疑問が残るが、いざダイビングショップへ。




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