Aqoursと蒼玉の物語(編集中)   作:すいーと

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ヨハネに出番を与えた結果かUA3500突破しました。
ヨハネパワーぱない。
もしかして
この作品を読んでる皆さんはヨハネ推しですか?
初の2日連続投稿。
短いですがどうぞ


怒れるダイヤと大好物の罠

 4月の初めということもあって生徒会は昼休みも忙しく営業している。この時期は創部の申請も多く、生徒会長のダイヤはその処理に追われていた。

たくさんの得体のしれない部活の申請にイライラがピークに達していく。

 そんな姉さんの精神状態など一切知らない僕は、お昼を食べながら生徒会へと足を運ぶ。僕が選んだのはメロンパン。昔から上のサクサクした感じが好きでよく食べている。

メロンパンを味わっていると先を歩いていた高海先輩が、足を止める。

 

「じゃあ入るよ」

 

僕と渡辺先輩がうなずく。

 

「失礼しまーす」

 

入ってすぐに姉さんの前に今朝の申請用紙を置く。高海先輩が口を開くよりも早く

 

「お断りしますわ」

 

「やっぱり」

 

結果がわかっていたのか渡辺先輩は苦笑いをいながらそう言った。

姉さんは怒りを抑えながら続ける。

 

「5人必要だといったはずです。それ以前に作曲はどうなったのです?」

 

姉さんの容赦のない口撃に高海先輩はたじろぐ。なんか姉さん機嫌悪そうだな。しばらく様子を見るためにおとなしくしておこう。

 

「それはーたぶんいずれきっと可能性は無限大!!」

 

ミュージカルのように一言づつポーズを変えてごまかそうとする高海先輩。しかし姉さんの目はとても冷ややかな感じだ。ボケにもツッコミを入れないとは、そうとうやばいな。高海先輩地雷発言とかしないでくれよ。

僕は心の中で祈った。

 

「でも最初は三人しかいなくて大変だったんですよねユーズも」

 

あっ。こいつやりやがった。僕はそっと生徒会室を出た。これは荒れると確信したから。

仕方なく廊下で先輩たちが出てくるのを待つことにする。生徒会室前の廊下は人があまりおらず静けさであふれている。

思えばこの学校に入ってまだ2日しかたってないんだよな。でももう何年も通っているようなどこか懐かしい感じがする。とても落ち着ける学校。物思いにふけり始めた時スピーカーからとてつもない爆音が耳を襲ってきた。

 

『ですわー!! 綾瀬絵里、東條希、星空凛、西木野巻姫。こんなの基本中基本ですわよ』

 

『すごい。生徒会長もしかしてμ'sのファン?』

 

『あたりまえですわ私を誰だと―。一般教養ですわ』

 

なぜこんなことに? 困惑する僕を置いて会話は進む。

ほどなくして先輩たちが出て来た。怒られるかと思ったが、落ち込んだ様子で僕の隣に並ぶ。

 

「また失敗―したー」

 

「やっぱり今は曲を優先したほうがいいかも」

 

「曲のあてあるんですか?」

 

「うん。でもなかなか頑固な娘でねー。あっそうだ気になるなら放課教室においでよ」

 

「でもいきなり上級生の教室に行くにはちょっと……」

さすがの僕でも上級生の巣窟に行くのは勇気が必要なので断ろうとする。

 

「メロンパン」

 

「へ?」

 

「説得手伝ってくれんるだよね?」

 

高海先輩が僕には悪魔に見えたよ。恐怖のあまりうなずくほかなかった。ここで昼休み終了のチャイムが鳴る。

こうして僕は大役を押し付けられた。もしかしてこれが世に聞く孔明の罠か。

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