これはとある日のこと。
俺こと比企谷八幡は、1人でカフェに来ていた。
え?いつも1人じゃないのって?
ぼっちですが何か?
…なんか悲しくなってきたからこの話はやめよう。
で、このカフェにはCMでやっている、あのマックスコーヒープレミアムがあるとのことで来ていた。
うん、マックスコーヒー最高!
そんなかんじで飲みながらゆっくりしていたのだが予想外なことが起きた。
「…あんた、何してるの?」
「あ、サキサキ」
「あ?」
「あ、嘘です。ごめんなさい、川なんとかさん…」
「川崎…」
そう、あの小町にまとわりついているやつの姉の川崎沙希が来たのだ。
「で、なんでお前ここにいるの?」
「商店街の福引きでここのクーポン当てたからせっかくだし…なに悪い?」
「俺、何も言ってないんだが…」
そして川崎は注文して俺の席の隣に…
あれ?なんでここ座るの?
「ここいい…?」
「あ、ああいいけど」
ま、まああの人じゃないし、別に大丈夫…
「あれー?比企谷君とたしか…川崎ちゃんだっけ?ひゃっはろー♪」
俺の馬鹿、フラグ回収してんじゃないよ…
ゆきのんの姉来ちゃったよ…
つまり、雪ノ下陽乃が来てしまった。
雪ノ下さんは注文してから、こちらまで来ると当然の如く俺たちのいるところに座った。
「何か珍しい組み合わせだね♪2人はどうしてここに?」
「あ、あたしは福引きでここのクーポン当てたからで…」
「ふーん、比企谷君は?」
「マックスコーヒープレミアムです」
「え?」
「マックスコーヒープレミアムです」
「」
「あー、比企谷はここにあるマックスコーヒープレミアムというのが飲みたくて来たみたい…です」
「そ、そうなんだ…。比企谷君が珍しく真面目に言うからお姉さんびっくりしちゃったよ…」
え?ダメですか?
マックスコーヒープレミアム美味いでしょ?
「ま、まあそれはともかくとしてせっかくだし何か話しでも…そうだ!3人とも長男、長女だし妹や弟の話でもしよっか!」
「えぇ…」
「…」
「まずは私から!…雪乃ちゃんが口を聞いてくれないんだけとどうすればいい?」
「「謝ってください」」
「え!?なんで私が悪いことが決定事項なの!?2人ともひどい!」
「普段の自分の行動を考えてください…」
「なんか雰囲気的に…」
「えぇ…、ただ雪乃ちゃんに私のいらなくなった下着あげようとしただけなのに…」
「「それです」」
「」
「雪ノ下さん、一刻も早く謝ってください。これは雪ノ下が可愛そうでならない…」
「ノーコメント」
「そんな…、まあ後で謝っておくよ。私悪くないと思うのに…」
「悪いです!」
「私もそう思う」
「ま、まあこの話はおいといて…比企谷君は小町ちゃんとケンカしたときどうするの?」
「すぐ土下座ですね」
「「」」
「小町から折れることはめったにないんで俺が折れます。そうしないと次の日の俺の朝食が死ぬんで」
「そ、それは大変だね…。沙希ちゃんは?」
「私は…自分が悪いときは謝るけど、弟や妹が悪いときはそっちから謝ってくるまで口を聞かない…です。謝ったら許しますけど」
「なるほどね〜、あ!そうだ!2人とも何か妹や弟のことで大変だったこととかあるかな?はい、比企谷君!」
「小町が可愛すぎること、最近小町に変な虫が…「あ?」ナンデモナイデス」
「はい、沙希ちゃん!」
「妹は小さいから元気いっぱいなのはいいんだけどこっちが少し疲れることかな…です」
「なるほどね〜。私は、雪乃ちゃんが方向音痴すぎることかな…」
「まあ、あれは…」
「方向音痴で収まらないような…」
「だって!雪乃ちゃん地図があるはずなのに迷うんだよ!まあ、そこはいいとしても迷子になったらこの地図が間違ってるとか言い出すんだよ!私は悪くないって言うから余計にタチが悪いよ!」
「あいつ、ワンニャンショー見にきた時も迷ってたしな」
「J組の知り合いから聞いたけど雪ノ下、1年の頃移動教室の場所がわからなくて迷ってたって言ってたしね」
「そうなの!それで人にも聞かないから凄い大変なの!それでも本人は認めないからこっちは疲れるの!」
「「大変…ですね」」
「うんうん!そう!わかってくれる人がいてよかった〜。あ、こんな時間になっちゃった。ということでお姉さん今日はこれで帰るね♪」
「うっす」
「あ、あたしももう帰る時間だから…」
「おう」
「今日はお姉さん楽しかったから、また今度この3人で集まって話そうね♪じゃあね♪」
「ま、また…」
こうしてよくわからない組み合わせでの雑談は終了し、俺も家に帰っていったとさ。