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ここはとある世界のとある倉庫
この場所には3人の人物がいた。
1人は比企谷八幡。
1人はその妹の比企谷小町。
そして最後の1人は…
「おい!葉山!どうしてこんなことをする!」
「こんなこと?」
「俺と小町を眠らせて、両手両足を拘束したあとにこんな倉庫まで連れてきた!」
「それは…比企谷。俺にとって君が邪魔だからだよ」
「どういう意味だ!」
どういう意味って君はわからないのか?
俺が欲しいものを手に入れようとしている君が…
俺がずっとずっと前から欲しいもの…
それを手に入れるためには君の存在が邪魔なんだ!
君に言わせると『本物』が欲しいんだ!
そのためにはどんな手段も辞さない…
「さてね、まあ俺にとって君の存在が邪魔なのはたしかだ」
「…チッ、お前の考えそうなことは俺にはわからないがここまでのことをしでかす奴には思えなかった。だが!小町は関係ないだろ!小町は解放しろ!」
「お兄ちゃん…」
君のそういうところが気に食わないんだ…
なんだかんだ言いつつも自分のこと最後。
他人のことを最優先にする。
そんな君が俺は大嫌いなんだ…
「解放はしないよ。君の妹さんは情報通だからね。君1人の場合、勘付かれそうな気がしたからまとめて連れてきたんだ。俺は保険はかけておくほうでね」
「くそっ!」
まあ、他には戸塚あたりは怪しいが…
まあなんとか大丈夫だろう。
「今回の修学旅行の一件はチャンスだった。戸部と姫名には感謝してるよ。奉仕部に亀裂を入れることができたからね」
「っ!なるほど、雪ノ下か…!お前の目的は!」
さすがは比企谷、鋭いな。
だから?なんだというんだ!
お前には言われたくない!
「ああ、そういうことかな?君が雪乃ちゃんと関わったのがいけないんだ。俺は必死に雪乃との関係を修復しようとしているのに、君は…!お前が!」
「それは俺のせいじゃないだろう…お前が過去に行ったこと…と言っても聞かないんだろうな」
「まあね、…おっと余計なお喋りはここまでだよ。君たちは消えてもらうよ、この世界からね」
「この世界…だと?」
俺は考えた。
このまま2人を殺すとなるとどうしても証拠が残ってしまう。かといってどこかに埋めたところで同じことだ。
そこで俺はあらゆる書物や文献、伝承を調べ尽くした。そこで様々な情報を得た結果、こことは異なる世界があることがわかった。
また、様々な霊や悪魔、天使や神などと対価を払うことで召喚、契約する方法などを調べて実際に行うことができた。
結果、俺は信じがたい力を手にすることができたのだ。
そして、今回使用する力は異なる世界とこの世界を繋げる力。彼らを別世界に送ることで一切の痕跡を残さず始末できる。
その上、俺は手を汚さずに済むのだ。
「はぁ!…さあお別れだよ。もう二度と会うことはないと思うけど元気でね!」
「くそっ!身体が動かん…!葉山ー!!」
「お兄ちゃん!お兄ちゃんー!」
そう叫んで比企谷は異なる世界に消えていった。正確なところは俺もわからないが人が生きていられない世界に飛ばした、もう会うことはない!
俺の勝ちだ!
さて、次は妹のほうだな。
「さて、次は君の番だ。君にはあまり恨みはないが消えてもらうよ」
「………」
兄が消えたというのにこの落ち着き様…やはり兄妹か。本来なら発狂やらして騒ぐところを冷静に俺のことを見ている。
まるで、俺の心を覗かれているようで気に食わない。
「葉山さん…」
「おや、命乞いかい?今更無駄…「あなたは後悔します」何?」
「あなたはこのことに対して必ず後悔します。それでもいいんですか?」
「は、はは…後悔?俺がそんなことをするわけ…」
「そうですか、小町としてはお兄ちゃんをやった段階で遅いとは思いますが…。最後に1つだけ…」
コマチカラ
オニイチャンヲ
ウバッタオマエヲ
ケッシテユルサナイ
「っ…!」
そう言って、比企谷小町は比企谷とは違う世界に消えていった。
だが、あれはなんだ…
なんだ、あの目は…
あれが、人を見る目なのか…?
俺にこれから起きることをまるで知っているかのように話していたが…?
…まあ、いい
これで邪魔ものは消えた。
さて、明日も学校だし帰るか…
そうして俺は家に帰っていった。
だが、俺は知らなかった…
この出来事を全て記録されていたことに…
だが、俺は知らなかった…
比企谷小町の言ったように後悔することを…
だが、俺は知らなかった…
彼女の存在を…
だが、俺は知らなかった…
決して彼女と敵対してはいけないことを…
彼女を敵に回した者の末路を…