アルスDQと愉快な俺ガイル勢たち!   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです。
今回は短編です。『◯◯◯の花嫁』とは関係ないのでご注意を。あの話の前のお話?かもしれないお話…ではどうぞ。

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お、俺が家庭教師…?

 

俺の名前は比企谷八幡、高校1年生だ。

 

入学式の日に事故に遭って、入学そうそう入院したという過去を持つが元々ぼっちなので関係はなかった。

 

しかし、最初の中間試験はマジでやばかった。文系科目は得意なので大丈夫だったが、理系科目は意味わからん。まあなんとかなったのだが…

 

問題は家庭科だ。

 

なぜかと言うと、俺が休んでいる間に何やら課題があったらしくそれが未提出だったからだ。

 

当然ぼっちだった俺は知らず、家庭科の担当の先生も見落としていたため気づかなかった。

 

そのことで今日は家庭科の担当である『鶴見先生』に呼び出されていたのだった。

 

「失礼します」

 

「あ、比企谷君。ささ座って座って…」

 

「あ、はい…」

 

「まずは…ごめんなさいね。私も気づかなくて…」

 

鶴見先生がいきなり頭を下げてきたので俺は慌てた。

 

「い、いや先生が悪いわけでは…俺が知らなかったのが悪いんですし…」

 

「本当…?そう言ってもらえて嬉しいわ。ありがとう」

 

そう言って先生は笑った。

 

「でね、今回の成績のことだけど…学年主任と相談した結果…」

 

あ、この雰囲気は補習ありか…?

 

「…なんと!赤点は回避しました!」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「ええ、比企谷君の場合は入院していたこともあって大変だったのもあったし、他の科目で赤点とってなかったからね。今回は特別ですって」

 

「おお…!」

 

ほっ…よかった。これで夏休みは家でゴロゴロできる。

 

「…と、ここまでは成績の話」

 

「?」

 

「私的にはやっておいたほうがいいと思うのよ」

 

「どういうことですか?」

 

「比企谷君、たしか夢は専業主夫だっけ?」

 

「どうしてそれを!?」

 

なぜ鶴見先生が知っているんだ!?

 

「ふふ…ちょっと…ね」

 

あ、職権乱用!…と思ったがそこまでのことじゃないしいっか。知られてやばいやつだったら嫌だけど。

 

「まあ、その夢はともかくとしても裁縫はある程度できるといいわよ。もし大学に進学して一人暮らしとかしても役に立つわよ。料理もできればなおいいわね」

 

「おお…」

 

「さらに家事を極めれば夢の専業主夫に…なれるかも?」

 

「おお…!それは凄そうだ…」

 

「ふふ、でね比企谷君、提案なんだけどね」

 

「?」

 

「夏休みの間、うちで家庭教師やらない?」

 

家庭教師?どういうことだ?

 

「さっきの話とどう関係が?」

 

「ああ、ごめんね。私としたことが…」

 

話を聞くと鶴見先生の娘の家庭教師をしてほしいとのこと。何でも学校で人間関係が上手くいかずに不登校気味になってしまっているために勉強についていけるか不安とのこと。

 

それで俺に家庭教師を…らしい。

 

しかし…

 

「俺、理系科目は全然ですよ。簡単な数式ぐらいは大丈夫にしてもですが」

 

「あ、それは大丈夫よ。あの子、そっちはできるからね。問題なのは国語をはじめとした文系科目ね。比企谷君の成績や解答を見させてもらったけどこれなら大丈夫と判断したの」

 

「なるほど…?」

 

「そのかわりと言ってもなんだけどね、私が色々と比企谷君に教えるかたちかな?授業でやったことや授業では教えてないこととかね」

 

「それはありがたいですが…大丈夫ですか?教師の家に生徒が行くなんて」

 

「それについては大丈夫、だって私と比企谷君のね…なんと親戚だから」

 

「えっ!?はっ!?」

 

「調べてみたらわかったから私も知ったのは最近なんだけどね。だから問題はない!」

 

俺と鶴見先生が親戚だと…?

 

世の中は狭いとかいう時もあるが、こんなことがあるもんだな…

 

だけどなぁ…

 

「ありがたい話ですが、なぜ俺に?俺なんて目が腐っているしぼっちだし、いいところなんてありませんよ?」

 

「ううん…、そんなことはないわ。君なら大丈夫だって私にはわかる…」

 

「…理由は?」

 

「教師の勘?それとも女の勘っていったほうがいい?」

 

「い、いやべちゅにどちらでも…」

 

(それに彼なら娘の理解者になってくれるかもしれないしね…)

 

「ふふ、決まりね!まずは君の両親に許可を取ってからね」

 

「まあ、うちの両親放任なんで許可なんてすぐ取れると思いますよ」

 

「へぇ…、そうなんだ…ヤッパリスコシコラシメテ…」ボソボソ

 

「鶴見先生?」

 

「あ、なんでもない。そうだね…条件はおいおい決めるとして、昼食付き、おやつ付きでどう?」

 

「マジすか!?夏休みはいつもカップ麺だからありがたい!」

 

「カップ麺…?専業主夫になるならそんな生活ダメよ。わかった?」

 

「イゴ、キヲツケマス」

 

「…」

 

「…」

 

「ふふふ…」

 

「はは…」

 

 

そんなこんなで俺は家庭教師をやることになったのだが、それはまた別のお話…

 

 

「あ、ちなみに先生の娘さんの名前は?」

 

「あ、そういえば言ってなかったわね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「留美、鶴見留美よ」

 

 

 

 

 

 

 

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