アルスDQと愉快な俺ガイル勢たち!   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!今回は修学旅行のすぐ後です!あ、前回の「お兄ちゃんに邪魔者はいらない…」とは繋がっていませんのでよろしくです!
ではどうぞー!

誤字脱字があったら報告よろしくです!

あ、雪乃は八幡に対して、何も言っていないという認識でよろしくです!


お兄ちゃんに邪魔者はいらない… Part2

『ずっと前から好きでした。俺と付き合って下さい。』

 

ヒッキーが姫菜に告白した。

 

それは修学旅行のときだった。戸部っちが告白するときにヒッキーが割り込んで姫菜に告白した。あたしはわけがわからなかった。

 

 

なんで?なんでよ!?

 

なんで姫菜なんかに告白なんてしたの!?

 

振られることなんて分かってるのに!

 

ヒッキーが傷つくところ見たくないのに!

 

どうしてあたしの気持ちを考えてくれないの!?

 

あたしはヒッキーのこと好きなのに!!

 

 

だからあたしはヒッキーにこう言ってやった。

 

 

『人の気持ち考えてよ!』と

 

 

ヒッキーはあたしのことなんて何にも考えてないんだ!あたしなんてどうでもいいんだ!人がせっかく心配してあげてるのに!

 

そう思うとヒッキーに対して怒りが溢れてきた。どうしようかな…。

 

あ、そうだ!小町ちゃんなら分かってくれるはず!そうすれば小町ちゃんからヒッキーに何かやってくれるはずだ!

 

そう思ったあたしは小町ちゃんに電話を掛け、ファミレスで集まることになった。

 

ふふ、人の気持ち考えないからこんなことになるんだよ?ヒッキー!

 

こうして眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、あたしはこのとき見落としていた。

 

小町ちゃんがヒッキーの妹だということ。

 

小町ちゃんがヒッキーのことを大切だと思っていること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして…、小町ちゃんはヒッキーを裏切ることなんて絶対にないことを。

 

・・・・・・・・・・

 

結衣「やっはろー!小町ちゃん!」

 

小町「あ、やっはろーです!結衣さん!」

 

あたしは小町ちゃんと約束していたファミレスに来ていた。ドリンクバーだけ頼むとさっそく話に入る。

 

小町「で、今日はどうしたんですか?」

 

結衣「うん…、実はね…」

 

それからあたしは戸部っちの依頼からヒッキーの告白のことまでを知ってる限りのことを話した。小町ちゃんなら分かってくれるはず!

 

小町「そうでしたか…」

 

結衣「ね!小町ちゃんもヒッキーのこと最低だと思うよね!」

 

小町「たしかに最低ですね。」

 

やっぱり小町ちゃんなら分かってくれると思った!だよね!ヒッキーが最低だよね!これから小町ちゃんがヒッキーに何かしてくれるはず!

 

そう呑気に思っていたあたしだったが、小町ちゃんの次の言葉でその考えはなくなる。

 

小町「お兄ちゃんではなく、結衣さん。いや、由比ヶ浜結衣さんあなたが。」

 

結衣「へ?」

 

え?あ、あたしが最低!?え、そんなことない!最低なのはヒッキーだよ!人の気持ち考えてないんだよ!

 

結衣「な、なんであたしが最低なの!?」

 

小町「はぁ…、そんなことも気づかないんですか。では、最初から順番にいきましょう。」

 

むぅ!なんか馬鹿にされてるかんじ!

 

小町「まず、その戸部さん?から奉仕部に依頼があったんですよね?」

 

結衣「うん。」

 

小町「それで由比ヶ浜さんがそれを受けたと。」

 

結衣「そうだよ?」

 

だって人の恋愛って応援したくなるもん!

 

小町「まず、そこからダメなんですよ。」

 

結衣「え?な、なんで!」

 

小町「その戸部さんは振られないようにして欲しいって言ったんですよね?そんなの無理に決まってるのになんで受けたんですか?」

 

結衣「む、無理じゃないもん!」

 

小町「へぇ…、だったら平塚先生の結婚もなんとかできるんですね?」

 

結衣「え…」

 

小町「付き合うか結婚の違いですけど意味合いは同じですよね。戸部さんの依頼ができるなら平塚先生もなんとかできるってことですね!さすが由比ヶ浜さんですね!」

 

平塚先生をなんとかって、そんなこと…

 

結衣「できないよ…」

 

小町「できないですか…、平塚先生のことをなんとかできないくせに依頼を受けたんですね。お兄ちゃんや雪乃さんの意見を聞かずに勝手に。」

 

結衣「それは…」

 

小町「そもそも恋愛ごとに関わっていいことなんてあるはずないに決まってます。お兄ちゃんも雪乃さんもその過去があるから受けなかったのに。それなのに!それなのに!あなたが勝手に受けたんです!」バンッ!

 

結衣「……」ビクッ

 

小町「それで?依頼を受けた後、由比ヶ浜さんは何かしたんですか?」

 

依頼を受けた後、空回りするばかりで何も…

 

結衣「してない…」

 

小町「受けた人が何もしてなかったんですか〜。受けてもないお兄ちゃんと雪乃さんはしていたのにも関わらずにね〜。」

 

っ!さっきからネチネチと…

 

結衣「べ、別に今はそんなこと関係ないじゃん!あたしはヒッキーが姫菜に告白したことについて怒ってるんだよ!」

 

そう、あたしはヒッキーが告白したことについて怒ってる!なんで姫菜なんかに!!

 

小町「ああ、そうですか…。でも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「なんでお兄ちゃんが告白するのが悪いんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結衣「え?」

 

何を言ってるの?

 

小町「お兄ちゃんが誰に告白しようと由比ヶ浜さんに関係ないですよね?」

 

結衣「だ、だってあたしはヒッキーのことが好きなんだよ!?関係あるに決まってるじゃん!!」

 

小町「あ、そうなんですか。」

 

小町「じゃあ、由比ヶ浜さんはお兄ちゃんに好きって言ったんですか?」

 

そ、それは…

 

結衣「言ってない…」

 

小町「たしかに由比ヶ浜さんがお兄ちゃんのこと好きなのは側から見てても分かりますが、お兄ちゃんは分かりません。過去のトラウマのせいでね。」

 

結衣「……」

 

小町「なのに人の気持ち考えてよ!でしたっけ?自分勝手もいい加減にしやがれ!お兄ちゃんの気持ちも考えろよ!」

 

…………

 

小町「それにお兄ちゃんは意味無いことなんてやりません。目立つことなら尚更ね。」

 

結衣「で、でも!」

 

小町「例えば、その戸部さんが告白する相手の海老名さんにこう頼まれたとかね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

『戸部から告白されないようにして欲しい』

 

 

 

 

 

 

 

 

え…

 

小町「これなら全てがうまく繫がるんですよ。お兄ちゃんが告白することにより、戸部さんは振られないし、海老名さんは戸部さんから告白されることはない。元々相反する依頼を解決はできませんが解消はできます。」

 

結衣「そ、そんなこと!」

 

小町「あ、そうそう。戸部さんの依頼の後に海老名さんが来たんでしたっけ?その時に、依頼もしくは意味深なことを言ってませんでしたか?」

 

たしか、姫菜はそのとき…

 

はっ!もしかしてあれが…

 

小町「思い当たる節があったんですね。それが依頼ということになるなら辻褄があうと思うんですけど。」

 

まさか最近姫菜があたしを冷めた目で見ているのはそのせい!?

 

小町「つまり、由比ヶ浜さんは海老名さんのことを考えずに依頼を受けた。同じグループなのに気づかないはずもないのに。そんなことも気づかないで、何をお兄ちゃんに言ったんですか!?その前にお前が人の気持ち考えろ!お兄ちゃんがやらなければあなたのグループはあなたのせいで崩壊したんですよ!」

 

結衣「っ!」

 

小町「あなたには失望しました。あなたみたいな人にお兄ちゃんは任せられません。不愉快です。帰ってください。」

 

結衣「うぅ…」

 

小町「帰って!」

 

そうしてあたしはファミレスから走っていった。

 

さらに次の日、姫菜に聞いてみたところ…

 

姫菜「そうだよ。なのに、結衣はあたしのことなんて考えてくれなかった。ヒキタニ君に人の気持ち考えてって言ったらしいけど、結衣こそ私の気持ち考えてよ!」

 

っと言われた。

 

その後、後輩のいろはちゃんの依頼があり、生徒会長にゆきのん、庶務にヒッキーがなり依頼は解決した。その代わり、奉仕部はあたしだけになり、廃部となった。

 

この後あたしは二度とヒッキーとゆきのんと話すことはなく、高校生活が終わった。

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

八幡「よし!終わった…。」

 

雪乃「お疲れ様八幡、紅茶入れたわよ。」

 

八幡「悪いな雪乃。それにしてもあと少しでクリスマスかぁ…。早いな。」

 

雪乃「あ、その日なのだけど父さんと母さんが呼んでたわ。何でも八幡と話したいって。」

 

八幡「マジかよ…、あの人たち俺のこと好きすぎだろ…。」

 

雪乃「ふふ、それはそうよ。あなたのおかげで私たち家族、雪ノ下家は変わったのだから。」

 

八幡「……」プイッ

 

雪乃「照れてる?」

 

八幡「照れてない。」

 

雪乃「……….」

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「愛してるわ八幡。」

 

八幡「俺も愛してるぞ、雪乃。」

 

 

 

 

 

 

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