オーバーロード 災厄の槍使い   作:三元新

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11話

……さて。あれから私とアインズさん、そしてペロロンチーノとアルベドの4人は帰ってきた。帰ってくる前に、アインズさんが、詳しくこの世界の情報をニグンたち陽光聖典から聞くために、彼らをナザリックに送り届けた。

 

そのあと帰ってきた私たち四人はナザリックでの、別行動をとっていたんだけれど……

 

「ちょっとイズナちゃん? こっちに来てくれるかしら?」

 

とても怖い雰囲気を出したぶくぶく茶釜さんが目の前にいた。

 

私は嫌な予感がしたので回れ右をし、そくざにそこから逃げようとしたが……

 

「あら、どこに行こうとしているのかな?」

 

ガシッ!

 

謎のピンク色の触手にあえなく捕まり、そのまま転移されどこかの部屋に来た。

 

どうやら、連れてこられた部屋はぶくぶく茶釜さんの自室のようだ。その自室で私はいまだ触手に拘束されていた。

 

「……で、君は私が言いたいことがわかるかな?」

 

ぶくぶく茶釜さんが物凄く目に見えてわかるほど怒っている。背後から般若が見えるのではないかと言うほど威圧感があった。

 

「え、えっと、も、もしかして……モモンガさんの件でございましょうか? 勝手にギルド名を自分の名前として名乗ったことを……」

 

「あら、わかっているじゃない。少し前に来たモモンガさんと愚弟の2人はなんの事だか私が言うまでわかっていなかったのだから」

 

そう言ったぶくぶく茶釜さんがこちらに近づいてきた。

 

「……それで。わかっていながらなぜ君は黙認したのかな?」

 

「あ、いや、えっと、それはぁ……」

 

「それは?」

 

「す、すみませんでした! わかってはいたのですが、その場の雰囲気に流されてしまいスルーしてしまい、本当に申し訳ございません! こういうのはギルドのメンバー全員と話し合って決めることなのに私たち共の独断にて決めてしまい誠にすみませんでした!」

 

私は拘束がすこし緩くなっていたので脱出しながらも土下座をした。

 

「ふ〜ん。そう。わかっているのならいいわ。今回は特別に許してあげる……でも」

 

――ボフンッ!

 

「……へ?」

 

突然私の変化が解けて元の姿である、『白面金剛九尾』イズナの姿になっていた。

 

――ニュルン

 

「――ひぁ!?」

 

ニュルニュル――ニュルン!

 

「あっ…ぅん――ひゃう!」

 

ぶくぶく茶釜さんの触手が突然服のなかに入ってきて、私の体をヌルヌルしたものが動き回る。私は変な感覚におもわず変な声を出してしまう。

 

「―――〜〜ッ!////」

 

私は自分でもおかしいと思うような声を出してしまったため、思わず口を抑えた。顔がとても熱い。きっと真っ赤になっているのだろう。

 

「……次、同じような事をやったその時は、私の持てる凌辱系エロゲの知識を総動員して犯し尽くしてあげるから。今以上の快楽が貴女を四六時中襲うわよ? 向こうの現実世界で男だった貴方が感じられなかった、今みたいな――いえ、いま以上の快楽をその体に刻んであげるから、覚悟してね? イ・ズ・ナ・ちゃ・ん?」

 

「――は、はい。りょ、了解いたしました……ぶくぶく茶釜…様……」

 

私は小刻みに体を振るわせながら、土下座をしている。顔がまったく挙げられない。いまでも私にとっては充分の刺激だったのに……いま以上の刺激だなんて…………耐えられる気がしないよぉ……絶対に壊れる……。

 

怖すぎてぶくぶく茶釜さんの顔が見れなかった。

 

「まぁ、充分あなたに恐怖を与えたし、もういいでしょう。次は本当に気をつけてね? イズナちゃん。わかった?」

 

ぶくぶく茶釜さんの威圧感が消えて、私の重圧がなくなる。

 

私が顔を上げると、ぶくぶく茶釜さんが顔と顔が重なるかと思うくらい近くにいた。

 

「ほら、泣かないの。可愛い顔が台無しじゃない」

 

「……だ、だってぇ……グス」

 

「ほらほら。ごめんなさいね。怖かったね。でもあなたが悪いのよ? 何度も言うけれど次はちゃんと気をつけなさいよ? お姉ちゃんと約束できる」

 

「…………うん。やくそくできる」

 

「はい。いいこいいこ」

 

「〜〜♪」

 

なんか撫でられるの気持ちいい。自分でもおかしくなっていると思うけれど……いまはこれでいいや〜……ふあ〜。ナデナデ気持ちぃ……………………………………………………………………Zzzz

 

――――――――――――――――――――――

 

あれから数時間後…起きた私は、さっきの自分の行動を思い出し。羞恥心のあまりぶくぶく茶釜さんの部屋のすみで体育座りして顔を隠していた。

 

「……鬱だ。死のう」

 

「あはは! そんな大げさな。普段はみれないから可愛かったわよ? イズナちゃん?♪」

 

「うわぁぁぁぁぁ!!! わ、忘れてください! お願いします! ぶくぶく茶釜様!!」

 

「いやよ。だって可愛かったもの。(思わず動画や写真も撮っちゃったけれど……これは内緒にしておきましょうか)」

 

「そ、そんなぁ〜……」

 

「(あぁ〜、うるうるとした瞳で顔を赤くして……まるで捨てられそうな子犬みたいな顔して――ああああ!! 可愛いよーー! イズナたん可愛いよイズナたん!)――ゴホン。そんなに忘れてほしいなら、私の事をこれからお姉ちゃんと言いなさい。そしたら忘れてあげる」

 

「……へ?」

 

「ほらほら、どうしたの? じゃないと、今回のイズナちゃんの姿を言いふらそうかなぁ〜」

 

「それだけは辞めてください!…………わ、わかりました。いいますよ? 言いますからね!」

 

私はゴクリと唾を飲み込み、決意していった。

 

「お、お姉…ちゃん?///」

 

「…………………………ごはぁッ!?」

 

「ええええええええッ!? ど、どうしたんですか!?お姉ちゃん! いきなり血を吐いたりして大丈夫ですか!」

 

「だ、大丈夫よ…心配しないで、我が妹よ……(や、やばいわ。なんて破壊力よこの娘。瞳うるうる+上目遣い+ほんのりと赤く頬染めなんて、私を萌え死にさせる気なの!? …………くっ。どうやら私はとんでもない化け物を生み出してしまったようね)」

 

……なんだか、茶釜さんの様子がおかしい気がするのは気のせいだろうか?……まぁ、表情がないので気のせいだろうと信じよう。

 

「さて、それじゃ私たちはお茶にしようかな。イズナちゃんも一緒にどうぞ」

 

「……あ、じゃ〜お言葉に甘えて」

 

「ふふ。なら決まりね」

 

そうして、私とぶくぶく茶釜さんの2人で、お茶会を開くのだった。




ぶくぶく茶釜も壊れたぜ( º﹃º )
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