『俺には背負いきれない』   作:サガアキ

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第4話

クラスメイトの掛川さんが家に来ることになった。

 

後悔しても俺は知らないよ?

 

家に着くまでは30分ぐらいかかるので素朴な質問をした。

 

俺「掛川さんは、なんで新聞部に入ろうと思ったの?」

 

掛川さん「うーん、入ろうと思ったってゆうかお兄ちゃんから頼まれたんだよね。お兄ちゃんの代の人達が卒業すると自然消滅しちゃうから、俺達の青春の部を残してくれって。それにわたしも多少は興味もあったしね。お兄ちゃん達楽しそうだったし。」

 

なんだ、案外いい話じゃない。

俺「そっか。無くならないといいね。」

 

掛川さん「それはぬらちゃんの頑張り次第だよ!」

うん。掛川さん自身も頑張ろうか?

 

そうこうしてるうちに家に着いた。

すると玄関からアホな会話が聞こえてきた。

 

???「私のほうが大きい!」

 

???「は?どうみても私のほうが大きいでしょ!」

 

更に玄関に二つの人影が見える。

これはやばい。もう、シルエットが不味い。多分あいつら裸だ。

 

俺「あの掛川さん、ちょっとそこで待っててもらっていい?」

 

掛川さん「え?」

ガラガラッ(玄関を開ける音)

 

俺「なんで迷わず開けるのっ!?」

 

裸の双子「・・・」

 

掛川さん「・・・」

 

玄関の向こうには裸で仁王立ちをする双子の姉がいた。

『河崎 涙(かわさき るい)』高校2年 双子(上) ショート 第2馬鹿

『河崎 瑠美(かわさき るみ)』高校2年 双子(下) ロング 第3馬鹿

 

涙「『晃(あきら)』ちゃん、お帰り。こちらは?」

 

ゆっくりと後ろを振り向く掛川さん。

 

俺「いや、『晃』は俺だよ?掛川さん。」

 

掛川さん「?」

 

何故、理解できないの?

 

なんにせよ、このままじゃ不味い

俺「とにかくお前らは服を着ろ。話はそれからでしょ。」

 

掛川さんに上がってもらい、双子を待つ。

 

するとショートカットの涙が現れた。

少し遅れて瑠美も参上。

 

俺「で、こちらの馬鹿二人が俺の双子の姉の涙と瑠美。」

 

涙&瑠美「えへへ。初めまして。晃の姉です。」

何故照れる?あとハモるな。

 

俺「こちらがクラスメイトの掛川 涼子さん。今日はちょっと、涙と瑠美に頼みがあってきた。」

 

掛川さん「初めまして、ぬらちゃんのクラスメイトで友人の掛川 涼子です。今日はお姉さんがたにお願いがあってきました。」

 

涙&瑠美「ぬらちゃん?」

 

俺「気にすんな。」

 

涙「ん?掛川?」

 

顔を見合わせる涙と瑠美。

 

瑠美「あれ、掛川さんてもしかして3つ上のお兄さんいる?」

 

掛川さん「? はい、いますが兄が何か?」

 

涙「やっぱり!掛川さんのお兄さんは新聞部の元部長だよね?」

 

掛川さん「はい、そうです。兄をご存知なんですか?」

 

瑠美「ご存知っていうか、ねぇ?涙?」

若干、苦笑いの瑠美。

 

涙「うん。お世話になったていうか。」

こちらも苦笑い。

 

俺「なんだよ、はっきり言えよ。」

 

瑠美「えーと、何故か学校新聞で私と涙の特集が毎週載っててね?」

 

涙「うん。グラビアも頼まれたよね?楽しかったからいいけど。」

 

俺&掛川さん「・・・」

 

冒頭で言ってた掛川 兄の青春って・・・。

 

続く

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