クラスメイトの掛川さんが家に来ることになった。
後悔しても俺は知らないよ?
家に着くまでは30分ぐらいかかるので素朴な質問をした。
俺「掛川さんは、なんで新聞部に入ろうと思ったの?」
掛川さん「うーん、入ろうと思ったってゆうかお兄ちゃんから頼まれたんだよね。お兄ちゃんの代の人達が卒業すると自然消滅しちゃうから、俺達の青春の部を残してくれって。それにわたしも多少は興味もあったしね。お兄ちゃん達楽しそうだったし。」
なんだ、案外いい話じゃない。
俺「そっか。無くならないといいね。」
掛川さん「それはぬらちゃんの頑張り次第だよ!」
うん。掛川さん自身も頑張ろうか?
そうこうしてるうちに家に着いた。
すると玄関からアホな会話が聞こえてきた。
???「私のほうが大きい!」
???「は?どうみても私のほうが大きいでしょ!」
更に玄関に二つの人影が見える。
これはやばい。もう、シルエットが不味い。多分あいつら裸だ。
俺「あの掛川さん、ちょっとそこで待っててもらっていい?」
掛川さん「え?」
ガラガラッ(玄関を開ける音)
俺「なんで迷わず開けるのっ!?」
裸の双子「・・・」
掛川さん「・・・」
玄関の向こうには裸で仁王立ちをする双子の姉がいた。
『河崎 涙(かわさき るい)』高校2年 双子(上) ショート 第2馬鹿
『河崎 瑠美(かわさき るみ)』高校2年 双子(下) ロング 第3馬鹿
涙「『晃(あきら)』ちゃん、お帰り。こちらは?」
ゆっくりと後ろを振り向く掛川さん。
俺「いや、『晃』は俺だよ?掛川さん。」
掛川さん「?」
何故、理解できないの?
なんにせよ、このままじゃ不味い
俺「とにかくお前らは服を着ろ。話はそれからでしょ。」
掛川さんに上がってもらい、双子を待つ。
するとショートカットの涙が現れた。
少し遅れて瑠美も参上。
俺「で、こちらの馬鹿二人が俺の双子の姉の涙と瑠美。」
涙&瑠美「えへへ。初めまして。晃の姉です。」
何故照れる?あとハモるな。
俺「こちらがクラスメイトの掛川 涼子さん。今日はちょっと、涙と瑠美に頼みがあってきた。」
掛川さん「初めまして、ぬらちゃんのクラスメイトで友人の掛川 涼子です。今日はお姉さんがたにお願いがあってきました。」
涙&瑠美「ぬらちゃん?」
俺「気にすんな。」
涙「ん?掛川?」
顔を見合わせる涙と瑠美。
瑠美「あれ、掛川さんてもしかして3つ上のお兄さんいる?」
掛川さん「? はい、いますが兄が何か?」
涙「やっぱり!掛川さんのお兄さんは新聞部の元部長だよね?」
掛川さん「はい、そうです。兄をご存知なんですか?」
瑠美「ご存知っていうか、ねぇ?涙?」
若干、苦笑いの瑠美。
涙「うん。お世話になったていうか。」
こちらも苦笑い。
俺「なんだよ、はっきり言えよ。」
瑠美「えーと、何故か学校新聞で私と涙の特集が毎週載っててね?」
涙「うん。グラビアも頼まれたよね?楽しかったからいいけど。」
俺&掛川さん「・・・」
冒頭で言ってた掛川 兄の青春って・・・。
続く