転生したは良いんだがタイミングが遅すぎた   作:執筆使い

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最近滅茶苦茶イライラしている作者でございます。


ベビー編
2日目ですが何か?


 

 

 〜2日前〜

 

『最近、突如人々が凶暴化するという謎の奇病が流行っており...』

 

 ザザーッ

 

『専門家によりますと、ウイルスと言う説が有力で...』

 

 ザーッ

 

『... かゆい うま』

 

 ザザザーッ プン

 

 

 ............................................

 

 .................................

 

 ....................

 

 ベビーが地球へ襲来して2日が経った。手始めにサイヤ人に寄生をした奴はその圧倒的な力を以って瞬く間に軍隊を制圧。更に自分の卵を植え付けた者達を利用してねずみ算の如くツフル人を増やしていった。最早、地球人はこの惑星には存在しない。

 

 

 ソラシ〜ラソ

 ソラシラソラ

 

 このフレーズを聞いて真っ先に思いつくのはラーメンだろう。冬場の寒い時期、お世話になった人もいるだろう。何故そんな話題を出したかというと今の状況がまさにそれだからだ。

 

 

「〜♪」

 

 

 誰も居ないゴーストタウンにて、屋台を引っ張りながら草笛を用いて例のフレーズを奏でる。側から見ればシュールそのものであるが当の本人の表情は真剣そのもの。彼は数少ない非ツフル人である。

 

 

「くそ...流石に無理か。」

 

 

 地球の命運は、この店主に(ある意味)委ねられたのかもしれない。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 結局俺はベビーが来て暫くしてから行動を開始した。下手に接触したりしたら色々とアレだからな。一旦奴の思い通りにさせた方が行動しやすいと結論を出した。

 

 

「...何やってんだろうな。」

 

 

 それがある意味残酷な決断だと言うのは解っている。俺はベビーに襲われている地球人を見捨てたのだから。奴は殺したりはしないだろう。あくまでするのは仲間を増やす事。だから助けようが助けまいが余り結果は変わらない。寧ろ下手に助けた場合こちらが不利になる。

 

 

「本当に何やってんだろうな...俺。」

 

 

 だからこそもう一度言った。俺がやりたかったのはこんな事だろうか?この世界で強くなったのは有利に生き残る為だろうか?

 

 

「...前世の記憶を持つと言うのがこんなにも辛いなんてな。」

 

 

 未来がある程度わかるが故に安易な行動が出来ない。これからの為に、今居る人々を見捨てるしかないのか...

 

 

「はぁ...一体どうすりゃあ良いんだろうな。」

 

 

 どうもここの所ため息ばかりだな。

 

 

 グゥゥゥ〜

 

 

 そしてここの所空腹だな。

 都の方へ行けば人も居るしスーパーもある...しかし向こう(ツフル人)からしてみれば俺(サイヤ人)は所謂天敵なので、すぐにバレる上に滅茶苦茶攻撃的になるだろう。だからリスクを避けてこの様なゴーストタウンにて笛を吹きつつ放浪している。

 

 

「いっその事このラーメンを...いやいや駄目だ。屋台のものに手を出す訳にはいかないし。」

 

 

 グゥゥゥ〜

 

 

「収まれ...収まるんだ俺の腹の音。ここで食べたら全てがパアだ。あの人をおびき寄せる為にも「何してるの?」!?」

 

 

 声がする方を見るとそこには女性が立っていた。しまった...ゴーストタウンだからって油断してた。まさか人が居たとは...

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 身長はイサヤと同じくらい

 制服を着ている事から学生だろう

 

 

「誰だ...嫌、何の用でこんな所まで来た?と言うべきか。」

 

 

 警戒するイサヤ。この地球上には一部を除いて皆がツフル人なのだ。もしかしたら仲間を呼ばれる可能性だってある。だからこそいつでも戦える様に気を高める準備をする。

 

 

「何って、決まってるでしょ?」

 

 

 女性は笑いながら答える。そして徐々に近づいていき...

 

 

 

 

 

 

 

 グゥゥゥ〜

 

 

 

「お腹が空いてたんだ〜♪」

 

 

「...はい?」

 

 

 赤毛の女性のその言葉に、一瞬耳を疑ったイサヤであった。

 

 

 .............................................

 

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 .................

 

 

「...ごちそうさまでした!」

 

 

「あ、ああ...」

 

 

 イサヤは訳がわからなかった。いきなり人がこんなゴーストタウンに現れたかと思ったら、ラーメンを所望して来たのだから。もし生存者だったらこんな見るからに怪しそうな屋台に来る筈ないしツフル人だったら絶対に襲いかかるし。

 

 

「えと...君は一体誰だ?」

 

 

「ん〜、まず人に聞く前にまず自分から紹介すべきじゃない?」

 

 

 そう言って女性は口についた脂を屋台に備え付けのおしぼりで拭う。こんな状況で陽気に振る舞える事に、イサヤは戸惑いながらも確かにその通りだと思い最低限の紹介をする。

 

 

「...俺の名前はイサヤ・カクシュウ。こうやってゴーストタウンを放浪している唯の料理人さ。」

 

 

「ふーん...『唯の』ねぇ?」

 

 

「...何が言いたい?」

 

 

 口角を少し上げる女性。彼に何を見たのだろうか?兎に角謎だらけの彼女を前にして、イサヤは警戒心を露わにする。

 

 

「んじゃ、イサヤ君も自己紹介した訳だし。私もそれに応えないとね。」

 

 

「...さっきも言ったが、本当に何者なんだ?」

 

 

「私の名前はシュカ。君がさっきから言ってたツフル人だよ。」

 

 

 この後、空腹と余りに予想外の答えによって彼がフリーズしたのは言うまでもない。

 

 

 悟空が帰って来るまで後1ヶ月

 

 To be continued...

 

 




...これドラゴンボールじゃねぇな。何書いてんだろ。
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