転生したは良いんだがタイミングが遅すぎた   作:執筆使い

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大変長らくお待たせして申し訳ありません。





これ以上ない位熟知してる技にやられる馬鹿はいない!!

「馬鹿野郎! そいつが侵入者だ!!」

 

 

 数十分後、地下でブルマと出会い報告をした悟天の叫び声が木霊していた。これは一体どういう事なのか? それは悟天とヤムチャ&天津飯の戦いまで遡る。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「死ねぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

 悟天がかめはめ波を放った瞬間、行動を起こしたのは天津飯であった。

 ヤムチャの前に立ったかと思うと、両手を組み人差し指だけを突き出して忍者が構える印の様な結びを取る。

 

 

「はっ!!」

 

 

 彼がそう叫んだ瞬間、目の前でかめはめ波は爆発を起こし、

 

 

「何ぃ!?」

 

 

 跳ね返って来たのだ。

 一部の読者はお気付きかもしれないが、悟天がかめはめ波を放ったのがこの一連の動作の鍵である。

 天津飯は気功波の扱いに長けておりどどん波や気功砲のみならず、その場で見たかめはめ波を会得してしまう程である。そして何より恐ろしいのが

 

 

『天津飯というやつ、かめはめ波そのものが効かんのじゃ。大小に関係なくな...』

 

 

 そう、かめはめ波を跳ね返せるという点である。例えどんなに強力な技であろうと、それがかめはめ波であれば跳ね返せるのだ。

 

 

「ば、馬鹿なァァァ!?」

 

 

 もし悟天が幼き日の頃見たく『かめ()め波』を放っていれば、或いはふたり仲良くあの世に送れただろう。だが、最終的に彼は自分の技にやられたのだった。

 

 

「...なんか、割と呆気ないような」

 

 

「言うな」

 

 

 ヤムチャのツッコミに、天津飯はそう答えたそうな。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「よくやった! プーアル!!」

 

 

 ヤムチャと悟天が向き合う。悟天の方が煙に包まれると、そこに現れたのは長年彼の相棒を務めている動物、プーアルだった。悟天がやられているかもしくは負傷していると睨んだ彼らは、プーアルに変化をさせ敵の本拠地に侵入させた。勿論、気を読み取られてしまえば一発でばれるため、トランクス、ベジータが居なくなった時を見計らって入ったのだ。

 

 

「それで...どうだったんだ?」

 

 

「はい、実は...」

 

 

 ............................................

 

 .................................

 

 ...................

 

 

「成程...何ともきな臭いな」

 

 

 プーアルの報告により二人は頭をかしげる。培養液に入っていた謎の赤い物体。そこにいたブルマ曰く、ツフルの置き土産と呼ばれているものらしい。ともかくわかったのは、それを完成させてはならないということだ。

 

 

「ならば、今の内に破壊しておくべきだ」

 

 

「嫌、恐らくだが向こうはかなりの厳重体制に入ると思う。さっきちらっとだけど悟天の気を感じた」

 

 

 だから...と続けてヤムチャは別の提案を示しだす。

 

 

「今は仲間を集めよう。悔しいが俺たちだけじゃあ、この状況ははっきり言って覆せるとは思わない」

 

 

 幾ら普通の地球人をはるかに凌駕した武闘家とて、今回ははっきり言って力不足である。それはずっと昔から分かり切っていたことである。これがサイヤ人の力を引き、武闘家としてはまだまだ未熟なイサヤであればその結論を出すのに少々渋るだろうが、彼らは知っていた。

 力で勝てなくても、アプローチのしようはいくらでもある。だからこそのこの決断であった。

 

 

「でも大丈夫なんですか、ヤムチャ様? みんなあのベビーって奴の手下にされてるんですよ?」

 

 

「ああ...だが恐らく、俺の仮説が正しければ全員ってわけではないだろう。その証拠に俺のところに悟天が態々赴いたことと、天津飯と餃子が無事だったてのがある。もし全員がアイツの配下にされているんだったら態々こんな遠く離れた場所にまで赴くとは思えないからな」

 

 

 それに...とヤムチャは続ける。

 

 

「お前も見ただろう? あの変なスライムみたいなのを植え付けられてベビーの手下になる光景を。俺の勘が正しければ絶対に無事だって奴が一人だけいる」

 

 

「なんだと? 体に埋め込まれても無事な奴など、それこそ体の構造が根本的に異形な...そうか!!」

 

 

「「魔人ブウだ!!」」

 

 

 二人は口をそろえてその人物の名前を言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2年前...明らかに異質な気配を俺は感じた」

 

 

 場面は変わりこちらは生き物一つ存在しない寒冷地。ユンザビッド高地とも呼ばれるその場所はピッコロにとっては馴染み深く、そして忌まわしい思い出として残っている。そんな場所に佇むのは狐の仮面を被った一人の男であった。

 

 

「貴様は何者だ?」

 

 

「...その声は、ピッコロか。そういえば究極ドラゴンボールとやらは貴様が作り出したらしいな」

 

 

 男は白い髪を揺らしながら答えた。まるで年不相応の声色に、ピッコロは警戒を抱きつつ構えを取る。

 

 

「お前が死ねば...この異変も、これからの異変も...みんな...みーんな無くなるってわけだ」

 

 

 彼は仮面を外し、気を高める。まるで獲物を見つけた猛獣のごとく、口角は鋭く上がっており、白かった髪は徐々に金色へと変化している。冷たい風は彼の闘気によって暖められ、上昇気流へと化す。

 

 

「す、スーパー...サイヤ人」

 

 

「嬉しいな...答えの方からやってくるとは!!」

 

 

 その顔は、神の手違いでこの世に生を受けてしまった男。

 

 

「そして、俺は全てを救う事が出来るってわけだ」

 

 

 その気は、未熟なサイヤ人の気。

 

 

「ちっ、やるしかないのか!!」

 

 

 

 

 

「さっきの問いに答えてやろう。俺は...貴様を殺す者だ」

 

 

 

 

 

 未来を知るものは、笑みを浮かべながら目の前の戦士と同時に飛び出す。二人の激突する気は岩山を割り、空気を割り、空を割った。

 

 

 

 

 

 ヤム飯と悟天の闘い。魔人とその生まれ変わりの少しばかり早い動き出し。イサヤとベビーの激突。そして...

 

 

 

 

 彼の出現によって、歴史は少し...少しずつであるが...確実に歪みだした。

 

 

 

 悟空が帰って来るまであと一ヶ月

 

 

 To be continued...

 

 

 

 





主人公のイメージ


【挿絵表示】


よく見ろ。地獄に行ってもこんなに下手糞な絵は見られんぞ。ふぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜〜(泣)

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