Σ(゚Д゚)
(;゚Д゚)<待ってくれ、俺には妻も子供もいるんだ。やめ。うわぁああぁあ!
その長い爪で一度痛い思いをしたんだろうねぇ。
毛玉を使う派のパイオニアはむらさき色した何とかの賢者って人です。
・・・あ。この小説はエロくギャグい小説です。悪しからず。
「みすちー!いや、ミスティアさん!お願いです。」
ここは人里からそれほど離れていない林の中、
「ちょ、そんなこと言われても困るわよ・・・。」
ミスティア・ローレライが経営している焼き八目鰻屋台。
「お願いします。お願いします!!」
一組の男女がそれなりに大きい声で口論していた。
「そんな、お願いされても~・・・。」
女はこの移動屋台の主人、ミスティア・ローレライ。時々人食い妖怪である。
「後生ですから。一生のお願いですから!」
今にも土下座せんばかりにお願い申しているのは人里でもかなりの有名人である呉服屋の若頭。
「一生のお願いって言ったってだめだってば・・・。」
かなり呑んだのか、空いた徳利が何本も転がっている。ツケでもお願いしているのかな?
ちなみにミスティアの焼き八目鰻屋台はツケがきくが、支払いが遅れたら頭から丸かじりである。
おお、怖い怖い。
「一発させてください!先っちょ!先っちょだけでいいから!!」
「だから嫌って言ってるでしょう・・・。」
なんだ、情事か。続けたまえ。
* * * * *
ミスティア・ローレライは夜雀である。鳥か蛾の妖怪かは知らぬが、よく歌を歌っていることから多分鳥なんだろう。
さて、そんなミスティア。時々とはいえ人を食う妖怪の癖に人相手に商売をしている。
焼き鳥屋台撲滅運動を兼ねた移動式の飲み屋だ。焼き八目鰻がメインである。ときどき焼き魚(味は不明)や焼きキノコ(毒かもしれない)、おでん(玉子有り。無精卵?)を置いている。
しかしいつも商売しているわけではない、しかもいつも同じ場所で屋台を開いてもいない。そんなんで商売が成り立つのかよ。
そうは思うが意外や意外。そこそこに人気はあるみたいだ。しかし如何せん彼女の活動時期が主に夜寄りだから人間の客はあまり来ないみたいだが・・・
さて、さて。そんな中ある日、ある男が屋台に来店した。呉服屋の若頭である。
人里で呉服商を営んでいる所は数軒ほどあるが、単に『呉服屋』と言えばただ一つしか指さない。
それは表は呉服商、裏は人里のやくざ者の総元締めである呉服屋だ。
しかしやくざ者の元締めと言っても犯罪シンジケートの様なモノではなくむしろ悪を裁く暴力のような立場だ。
そこの若頭なだけあってその男はたいそう腕が立ち、幻想郷でも珍しい”妖怪に真っ向から戦える”人間である。
当然のように悪名高く、鳥頭であるミスティアでも顔を覚えてるくらいであった。
そんな男がいきなり自分の屋台に来たもんだから心臓が止まるかと思った。
もしかすると難癖をつけて屋台をめちゃめちゃにされるかも・・・とも思った。
そんな思いとは裏腹に男は普通に酒を飲んで焼き八目鰻を堪能し、お代を置いて帰った。
次に来た時は他の男を複数人引き連れてやってきた。
今度こそ殺されるか屋台が荒らされると覚悟した。
男達は確かに荒らすに荒らしていった。
しかしそれはただ単に呑み過ぎて前後不覚になっていただけだったし、荒れたと言っても全然大したことは無く、精々が食器が2~3枚割れてしまったくらいだ。
不死人共が揃ってきた時ほどの被害は無かった。
その後若頭は食器を割った男達を殴りつけ(殴るっていうレベルではなかった。人の頭からあんな音がしたら普通死んでいるとも思った。)食器を割った事と騒がしくしてしまった事を謝罪し。お代を置いて帰っていった。
お代は何度数えても食器どころか屋台を買いなおせる位は有った。
それ以降も何度も何度も。時に一人で。時に複数人で。
鳥頭のミスティアでも声も、顔も、体格も覚えるほどに訪れた。
むしろ男が来ない日には、
「今日は来ないのかなー。」
と独り言を言ってしまうくらいには。(他の客に聞かれ、言い訳するのに大分労力を使った。)
そんな男がしばらく屋台に訪れなかった。
待っても待っても訪れなかった。
待ってる間は、毎日のように屋台を開いても。
待ってる間は、人里のすぐ近くで屋台を開いても。
千秋の思いで待ち続けた。
「あら、ミスティア。あなた今日は歌わないのね。」巫女が言う。
「うん、今日は。気分じゃないの。」夜雀が言う。
「いつも五月蠅いくらい歌っているのになぁ。逆に調子狂うぜ。」魔女が言う。
「ふうん。夜雀が歌を忘れる時もあるのね。」不死人の片割れが言う。
「ははーん。魔理沙様の目は誤魔化せないぜ。ズバリ男だな!」
「へぇ、女将に男か。そりゃあいい。長生きしてると、こういう話に餓えてね。」
「ふーん、アンタも乙女なのね。」「おい、そりゃあどういう意味だ。」
「まあまあ、今は女将さんの話だ。それで?どんな男なんだ?」
「そ、そんなんじゃないわよ・・・。」
ほんとう、そんなんじゃない・・・
忘れようと思った。
今まで通り、忘れて、いつも通りにしようと思った。
所詮、客と女将。人と妖怪。ただそれだけの関係だった。
それだけ。だった。
それなのに・・・
「あぁ。まだ、やってる?」
客と女将。人と妖怪。今、それだけの関係だったとしても
「今日は、遅くまで飲みたい気分なんだ・・・此処で。」
「しょうがないわね。遅くまで付き合いましょう。」
それ以上を望んでもいいのでしょうか・・・。
* * * * *
今、ミスティア・ローレライはきっと凄い顔をしている。
苦虫を10匹くらいまとめて噛み潰したような顔をしている。
噛み潰した苦虫が手元の酒で洗い流せればいいのに。切にそう願った。
「えーと、なに?貴方、今まで来れなかったのは妖怪兎にレ○プされたからあまりのショックで引きこもっていた・・・って訳なの?」
「それだけじゃない!!まさか自分の初体験があんな風に散らされるなんて思ってもみなかったんだぞ!!うぐおおおおぉぉぉ!!」
目の前で豪快に男泣きしている男は本当にあの呉服屋の若頭なんだろうか。今までとキャラ違いすぎんよ。
既に酒は一人で1升は呑んでいる。いくら何でも飲み過ぎだ。死人が出るぞ。
もし今のこの呉服屋の若頭のこんな状態とこんな話が常連のブン屋に知られたら間違いなく号外が出来るくらいには衝撃すぎる。
というかお前やくざもんの若頭なのに童貞だったんか。
「やかましい!人間誰にでも初めてな時ぐらいあるわい!!」
そりゃそーだけども・・・。
「・・・ハァ。」
まるで百年の恋も一時に冷める様である・・・
「まあ、百年どころかひと月経ってないのですけどもね・・・。」
「え?今なんて?」「何でもないわ、馬鹿。」「酷くねぇ?!」
まったく・・・
「はい、八目鰻。それが最後よ。」「おお、いつも通り旨そうだなぁ。頂きます。」
モグモグ
「旨い!」「当然でしょう。」
伊達にコレをメインにしているわけではない。
「やー、やっぱみすちーは料理が上手いからいいお嫁さんになれるだろーね。」「っ!///」
「・・・ふんっ。料理が上手ならお嫁さんになれるんだったらもうとっくになってるわよ。」
とは言うが今までそんな相手などいなかった。
「まあみすちーだし。」「どういう意味かしら?」
空いた徳利を下げながら言う。
「・・・御代わり何欲しいかしら。」「焼酎、燗して。あとシイタケ串焼き追加。」
「はいはい・・・」
本当、よく呑むわね。
「飲まなきゃやってられんよぉー。」
「・・・さっきから思ってたのですけど。」「おん?」
「・・・貴方、私の心が読めるのかしら?」「当たり前だろう!俺とみすちーはもはや以心伝心!ツーカーの仲とはよくいったモノだな「そぉい!」グボォ!」
「・・・い、イイストレートだ・・・。世界狙えるぜ・・・。グフッ」
*
時は暁。暗黒を映していた夜空は次第に色がついてくる。
結局屋台の二人はそのまま呑んでいたらしい。朝帰りとはやりおる。
ミスティアもそこそこ酒を飲んでいて赤ら顔。本当ならばこの時間はとっくに屋台の片づけが終わって眠りについてる頃だが、目の前の男がしぶとい事しぶとい事。
「うぅ~ん、みすちぃー。御代わりぃー。」
「もう無いわよ。言っとくけど食べ物ももう無いからね。」
「そんなぁ~、それじゃぁ俺の傷だらけのヒビの入った心は何で癒せばいいんだぁ~。」
「知らないわよ・・・ハァ。」
本当に、仕方のない男だ。
「…てあげるわよ。」「おぉ~?なんだって?」
「っ!だから!」「ふぉ」
「私が!!」「み、みすち」
「癒して!!」「こっ声が」
「あげるって!!」「頭に・・・」
「いってんのよぉ!!」「響く・・・うえぇ・・・気持ち悪い・・・」
「っ!!!」
「あ、まってみすち、いま拙いって「そぉい!!」ぐべぁ」
オロロロロロロロ
「・・・」「・・・」
「・・・ごめん」「・・・いや、飲み過ぎた俺も悪い・・・。」
*
「あ。そうか!いいこと思いついた!!」
「・・・なによ。」凄まじく嫌な予感がする。
「みすちーとエッチすればいいんだ!」「ブブォ!」
その言葉を待っていた。
「っ!馬鹿じゃないの!貴方正気!?」
「正気でこんなこと言えるわけないだろう!」「!?」
「みすちー、頼む!一発させてくれ!いやください!」
「な、なにいってんのよ・・・」
「何でもしますから!」
ん?今なんでもって
「駄目なものは駄目よ!」
「お願いします。一生のお願いですから!」
「駄目だってば・・・」
「ミスティア様!お願いします」
「様付けしたってだめよぉ・・・」
「愛してるから!!」「!!!」
「だからお願いします!一回!一回だけでいいんで!」「・・・」
「ミスティア様!ほんとにお願いします!」「…いよ・・・。」
「え?」
「ムードをちょっとは考えなさいっていってるのよおおおお!」ブゥン!
「ゴッはぁ!」 K.O!!
綺麗な右ストレートが男のチンに当たった。しばらく起き上がれないだろう。
・・・あ、チンっていうのはあごの事だから。決してみすちーが男のTNTN♪をなぐ「そぉい!」
・・・お、おお。地の文さんは殴られたのは初めてですわ・・・グフッ。
*
「全く。男ってバカなんだから!」
「こんなゲロ臭いところで告白なんてする普通!!」
「バカ、バーカ、バーーーーカ!!」
「・・・告白。」
「・・・/////」
「馬鹿なんだから…」
「・・・大体、そんないきなりシたいなんて、すぐにyesなんて言える訳無いでしょ。」
「・・・」
「//////」
「・・・こんな気分になったのもあの馬鹿の所為なんだから・・・。」
「・・・ん。やっぱ爪はちょっと痛いかも。」
「・・・ん、ふっ。ふぅぅっ。この馬鹿っ。この馬鹿っ。このば・・・か・・・。」
「(・∀・)ニヤニヤ」
「?!?!?!」
「あ、どうぞどうぞお構いなく。」「構うわ馬鹿ぁ!!」ブゥン!「三度目ッ!」
あ~あ誰かこんな感じのウ=ス異本描いてくれねーかなー。
え?言い出しっぺの法則?ハハハゴジョウダンヲ。
字の文さんは復活するまで妖精並に時間がかかります。(うそです。)
(どうでもいい)補足
ミスティア・ローレライ
夜雀といったら個人的には蛾の妖怪なんだけれども鳥っぽい?。里の男共に人気。
その歌声は人を惑わし狂わせてしまう。最近あんまり歌ってないみたいね。
屋台を開いてる時はとにかく男達からモテる。でも開いてないときは流石に近寄らない。
性欲は無いわけではないがそんなことより歌おうぜ派だった。(最近まで)
きっとこの後結局ずっこんばっ婚するんですよねぇ(ゲス顔
今まで自覚してなかったがギャップ萌えに凄く弱かった。字の文さんを殴り飛ばせる剛の者。
・・・あ、おかみすちーではないです。残念。
博麗霊夢
巫女。結構な変態。えすでもえむでもイケるオールラウンダー。誰に似たのかな?
霧雨魔理沙
魔女。かなりノーマル。最近ケモノに目覚めかけてしまった。こんなとこまで師匠譲りか。
藤原妹紅
不死人の片割れ。(本当に割れている訳ではない。)自慰行為は命がけ。(死なない)
呉服屋の若頭(オリキャラ)
若頭ってこれ基本的にやくざ的な言葉だったのか・・・という勘違いから生まれちゃった人。
純人間の純幻想郷育ち。人間の中で非常に強い力を持っているが、実は彼より上がいる。
悪名高いと言われてはいるが、人里で悪いことをした妖怪を妖怪の賢者や人里の守護神が来る前にステゴロでボコボコに叩きのめしたことに起因する。
「おいアイツ妖怪を素手で瞬殺したらしいぜ」「まじかよ人間怖いわー」という感じ。
みすちーには一目惚れだった。何度も通っていずれ客女将の関係から進んで恋人に・・・
とか考えてたら兎の妖怪に目を付けられ食べられた。(性的に)
あまりのショックに引きこもったが、童貞を(どんな形であれ)捨て、結果的に積極性が身についた。みすちーに傷心を癒して貰おうと屋台に赴く。
みすちーとは末永く幸せに爆発していただきたい。
~多分今後書かないと思うからネタバレ~
みすちーと同じ時間を歩みたいと思った男は仙人に弟子入りして長寿を志す。
でも仙人も性欲持て余してるからニャンニャンされちゃう。
みすちー嫉妬して男に夜這い。男は夜も眠れない。
男は仙人になる前に枯れ果てて死んでしまうのか!?こうご期待!でも書かない!