幻想郷の少女たちは現在性欲を持て余し気味   作:輝く羊モドキ

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性欲も無事に復活したことだしぼちぼち書きますかね。
今まで長すぎたからこれからはもっとシンプルにイきますか。


え?次回予告は何だったのか。だって?


そんなもんあるわけないでしょ、常識的に考え、あ、よせ。物を投げるな。


多々良小傘は角派だった

「あーもームカつくー!!」

 

ここは人里から歩いてすぐの林。そこで一本の傘が叫んでいた。

 

「まったく、なんなのよあいつ等!」

 

傘ではなかった。少女だった。彼女は多々良小傘。自称、捨てられた傘の付喪神である。

かわいい。

 

付喪神だが、人間に捨てられた(と思っている)彼女は妖怪化して、人間を襲う立場となった。

 

しかし襲うと言っても可愛いもので、精々人間を怖がらせようとするだけである。

(但しまるで怖くない。)

 

今日だって人里の外をうろついている二人組の人間がいたから、後をコッソリついて行き、林に入ったところを驚かせてやろうとしたというのに・・・。

 

 

 

 

 

「わざわざ人里の外に出てまで盛ってるんじゃないわよ!!」

 

場面を目撃して、出るに出られなくなったのであった。可愛い。

 

 

 

 

 

*  *  *  *  *

 

 

 

 

 

多々良小傘はからかさお化けである。ナスみたいな配色の雨傘をさしている。ダs、奇抜。

 

人を脅かしまわっているが、脅かし方が余りにもお粗末で子供だまし。しかも人を食わない妖怪故に人里でも無害とされる。

 

素足で人里を歩き回り、時々太ももまで見える事から脚フェチ量産機と呼ばれる。

 

そんな彼女は退屈していた。

 

「あ~あ。最近驚いてくれる人間も全然いないし、どうやったら驚くのかも分かんないし、なんだかひもじい~。」

 

最近拠点にしていた墓場を追い出され、特に宛てもなくフラフラ彷徨いながら脅かしまわっていたがそれももはや限界が近い。

 

バタンキュー。とその辺の道端に倒れ込む。

 

ふと気が付くと頭の傍に本が落ちていた。

 

「?あー。この中に驚かせることが出来るなんかないかなぁ。」

 

道端でゴロゴロしながら本を読む少女。ダメ女の匂いしかしねえ。

 

しかもこの本、卑猥書物である。逆に自分が吃驚。

 

 

 

「・・・お?」

 

小傘が何の気なしに開いたページには、一人遊びの真っ只中だった少女と男が出会ってしまう場面の挿絵があった。

 

「これだ!」どれだ。

 

 

 

 

 

*  *  *

 

 

 

 

 

所変わって稗田亭。この日使用人のほとんどが出払っており家には稗田阿求だけがいた。

 

何故出払っているかと言うと明日は稗田家の当主の誕生日のお祝いのため、今から準備をしているのだ。どれだけ盛大になるのかや?

 

「・・・はぁぁぁ。なんだか筆が乗らない・・・。」

 

そんな中、一人家にこもってモソモソと幻想郷縁起の編纂をしていたが、気分が乗らないらしく、机にぐでー。と伸びている乙女らしき者がいた。

 

「・・・大体、誕生日が来たからって、派手に騒ぐことも無いのに・・・。」

 

阿礼乙女として生きだして約1200年。生きてる間だけ入れても200年近くは生きている。

 

”この”体はまだ10と数歳だが、長い時間を生きてきた中で、誕生日なんてものに興味などない。

 

だというのに・・・

 

「『あの結婚式程にはなりませんが、盛大にお祝いします!』だっていわれてもねぇ。」

 

始まりは彼女の祖母の一言だった。

 

『可愛い阿求ちゃんの誕生日はちゃんとお祝いしたい!』

 

彼女の祖母は、御阿礼の子は寿命が短く三十まで生きることは出来ないであろうということは知っている。

 

だから、阿礼乙女にとって誕生日なんてものは人以上に寿命というものを意識してしまう。

 

だというのに彼女の祖母はその日を祝いたいという。

 

 

 

「・・・まぁ。嫌じゃ、無いけどね?」

 

ケーキとか出るし。という言葉は彼女のかろうじて残っていた乙女が止めた。

 

 

 

「結婚・・・かぁ。」

 

先日行われた結婚式は正しく盛大と言うにふさわしいモノだった。少なくとも人里だけに収まらず、幻想郷全体にわたって行われたのだ。

 

なんだか幻想郷が狭く感じた。そう思ったのは初めてだった。

 

宇宙人の考える事は本当にわからない。

 

 

私にもいつか、良い人が出来るんだろうか・・・。

 

机に倒れながら考える。

 

あの盛大な結婚式のあの一言はきっと、私の能力が無くても聞いた人は全員忘れないだろう。

 

 

『俺の妻たちのココロもカラダも全部まるっと、永遠に俺のモノだぁ!文句ある奴は片っ端からブッ飛ばす!』

 

 

あそこまでド直球に所有物(オレのモノ)宣言されたら女なら誰でも落ちる。

 

有言実行とばかりに文句ある奴を片っ端から殴り倒してたのもズルイと思う。

 

アレの所為で里の男性達もエラくハードルが上がってしまった。本当何なんだあの男達二人は。

 

 

 

ズルい。

 

 

ズルいズルい。

 

 

もし、花嫁衣装を着ていたのが自分だったら・・・。なんて夢想しなかった女性は居なかっただろう。ちょっとばかし、いやかなり変態だけど、理想の男性像だろう。

 

 

あそこまで純粋に、強かに、一途に愛されたい。

 

 

 

阿求は気が付いたら机から離れ、畳に倒れ込んでいた。

 

そして愛用の筆の持ち手の部分を自分のまだ未熟な果実に当てていた。

 

 

 

 

 

 

「・・・ん、ふぅ、んくぅ、ふガラッ「おどろけー!」ひゃぁぁぁぁあ!」

 

 

 

 

満たされる心。

小傘は確信した、これならば今まで飢えに餓えていた自らの渇望を満たすことが出来ると。

そしてこの方法を使って、幻想郷中を驚愕と恐怖のどん底に突き落としてやろうと決意した。

 

 

「へっへっへ~。これならいける!目指せ幻想郷一!今までナメた態度の人間共をぎゃふんと言わせてやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

チョイチョイ

 

「なによ今決意を新たにしてる最中なんだから、邪魔しないで!」

 

修羅がいた

 

 

 

「」

 

 

 

 

 

 

 

『阿礼乙女ブレインバスター』

 

ぎゃふん。




小傘は死んだ。幻想郷は救われた。救いねえ話だ。

え、何で小傘は角派だったのかだって?
そんなもん前にいた墓地の墓石に(省略されました。わっふるわっふる。)


(自分の中だけで大人気コーナーの)補足


多々良小傘

ナスカラーの傘のお化け。世界最大の罪に挑む。成功した。死んだ。
その昔、変態男共を驚かしに行ったらチン見せしてきて逆に驚かされた。
その後も好奇心のままに驚かされ続けた。何があったのかだって?ヒント:エロ本次元
また、変態男達に新しい驚かせ方を教わった。その名もスカートたくし上げ。驚いてくれた。
ただしコレじゃない感が凄まじいのか、倒れそうなときにしかやらない。


稗田阿求

設定上はまだロリらしい。乙女と名乗ってるが、繰り出す技は乙女とはかけ離れてる。
両親と祖母はご存命。祖父は残念ながら死去。家族に愛されて育ったいい子。
祖母は凄く元気で、このままではこっちが先に逝ってしまいそうで申し訳がないと思っている。
せめて花嫁姿だけでも見せたい。


変態ブラザーズ

お互い結婚式に伝説を作りおった・・・(;゚Д゚)
一途ってなんだよ(怒)浮気は文化だぞオラァ!でも一番は嫁たち。
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