この素晴らしい世界に龍玉を!   作:ナリリン

13 / 62
地の文の視点を変えざるべきか


第十四話

ベルディアがダクネスへと剣戟を浴びせる。その数はあっという間に10を超えた。

 

 

「くっ…!」

 

 

「なぜ倒れん…!貴様、いったいどういうスキルの割り振りをしてるのだ…!」

 

 

そう言いベルディアは再びダクネスへ剣を振るう。クリーンヒットしたのか、ダクネスは少し後ずさる。

 

 

「お、おいダクネス!大丈夫か!?」

 

 

「何のこれしき…!それよりもカズマ!このベルディアとやらなかなかやり手だぞ!私を一気に全裸に剥くのではなく、少しずつ衣服を剥ぎ取り全裸よりも扇情的な姿にし、男どもの視線を…!」

 

 

「…は?」

 

 

ダクネスの性癖全開の台詞に、ベルディアの攻撃が止まる。

 

 

「あ…。うん。そうだな。がんばれー」

 

 

カズマが呆れていると、ベルディアはハッと我に返り再び剣を構える。

 

 

「あっ、マズイ!魔法使いのみなさーん!」

 

 

カズマが後衛に居る魔法使いに合図を出す。すると一斉にベルディアへ向けて魔法を放ち始めた。

 

 

「くっ…!ちょこちょこ鬱陶しいわ!貴様ら全員、1週間後に、死ね!」

 

 

ベルディアは魔法をすべて避け、ついでに魔法使い達に向けて死の宣告を放った。死の宣告を放たれ、狼狽え、次々と詠唱を止める。魔法が止んだことにより、再びダクネスへと向かうベルディア。

 

 

「さて、気を取り直して!次は本気で行ってみようか!」

 

 

そう言い頭を空高く放り投げた。

 

 

「またアレか…!ダクネス!気をつけろ!」

 

 

ダクネスはカズマの声を受け、大剣を盾にでもするかのように腹の部分を正面に向けで構える。

 

 

「ほう!潔し!これならばどうだっ!?」

 

 

ベルディアは大剣の部分以外を次々に斬る。

 

 

段々とダクネスの鎧が削られていく。

 

 

すると怯えて魔法をやめた魔法使い達が、身を挺してベルディアを留めているダクネスの姿を見て、覚悟を決めたのか再び魔法を唱え始める。

 

 

その時、カズマの頬にピッと温かい何かがかかる。

 

 

「おいダクネス!手傷負わされてるのか!もういい!下がれ!ヒデオが来るまで、冒険者全員でバラバラに時間稼ぎをするぞ!」

 

 

カズマがそう言いダクネスを呼び戻そうとするが、ダクネスは首を横に振る。

 

 

「クルセイダーは、誰かを背に庇っている状況では下がれない!こればっかりは絶対に!私の趣味とかは関係なく!」

 

 

「お前…!」

 

 

「そ、それにだ!さっきも言ったとおりこのデュラハンはやり手だぞ!鎧を剥ぐだけならまだしも、一撃で決めようとはしてこない!ジワジワとなぶっている!あぁどうしようカズマ!このままだと堕ちそうだ!」

 

 

「えっ!?」

 

 

ダクネスの言葉に一瞬手を止め、軽く引くベルディアにカズマは魔力を込めながらダクネスを叱る。

 

 

「時と場合くらい考えろ!この筋金入りのドMクルセイダーが!それと敵とはいえあんまり人を困らすんじゃねぇ!」

 

 

カズマがそう言うが、ダクネスは頬を赤らめる。

 

 

「くぅっ…!カズマこそ時と場合を考えろ!公衆の面前でデュラハンに痛めつけられているだけでも限界なのに、罵倒まで加わるとは!二人して私をどうするつもりなのだ!」

 

 

「えぇっ!?」

 

 

さっきから驚き、引き続けているベルディアに、カズマは魔法を放つ。

 

 

「どうもしねーよこのド変態が!クリエイトウォーター!」

 

 

カズマはダクネスごとベルディアの周りに水を撒く。

 

 

ダクネスは頭から水を被ったが、ベルディアは水を大慌てで避けた。

 

 

「や、やってくれるなカズマ…。不意打ちでこんな仕打ちとは…。こういうのは嫌いじゃない。嫌いじゃないが…。本当に時と場合を考えてほしい…」

 

 

「ばっ!ちげーよ!お前の趣味に合わせたプレイじゃねーよ!これはこうするんだ!フリーズ!」

 

 

カズマはツッコミながらベルディア達の足元の水を凍らせる。

 

 

「ほう。足元を凍らせての足止めか…。なかなかいい手だな。だが…!」

 

 

ベルディアが何かをするよりも早く、カズマが再びスキルを使う。

 

 

「回避しにくくなれば充分だ!喰らえ!スティール!」

 

 

カズマは魔力を多めに込めて渾身のスティールを放つ。しかし…

 

 

「ふむ。なかなかいい手だ。足止めからのスティール。しかし、レベル差という奴だ。もう少しお前が強ければ、危なかったのかもしれないが」

 

 

そう言いベルディアがカズマを指さすが、呪いをかけるよりも早く、ダクネスが大剣も捨てて身一つでベルディアに体当たりする。

 

 

「私の仲間に手出しはさせんぞ!」

 

 

ダクネスの体当たりで少しよろめいたベルディアだが、すぐに大勢を戻し余裕たっぷりに大剣を握りしめ、構える。このままだとダクネスが斬られる。そう思ったカズマは考えるより先に叫んでいた。

 

 

「っ!盗賊!頼む!何でもいい!まぐれでもいい!コイツから剣を奪ってくれ!」

 

 

潜伏スキルで近寄ってきていた盗賊たちが、カズマの呼びかけに姿を現す。

 

 

「「「スティール!!」」」

 

 

しかし、ベルディアに変化は無い。

 

 

「貴様のようなクルセイダーと戦えた事に、魔王様と邪神に感謝を」

 

 

剣を上段に構え、そのままダクネスに向ける。

 

 

「さらばだ。勇敢なクルセイダーよ」

 

 

ベルディアは剣を真っ直ぐに振り下ろした。

 

 

 

ザンッ

 

 

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 

 

辺りに静寂が訪れる。カズマは仲間の死を見たくなかったのか、思わず目を瞑っていたが、恐る恐る目を開ける。

 

 

結論から言うと、ベルディアが振り下ろした剣はダクネスに当たることは無く、地面を斬っていた。ダクネスが避けたのかと思ったカズマだが、ベルディアの周りにダクネスの姿はない。

 

 

「おかしい…。今の間合いは確実に斬っていたはず。それに、避ける気力が残っていたとも思えん…。あのクルセイダーは何処に行った?」

 

 

ベルディアが辺りを見廻すと、左側に土煙がもうもうと立っていた。そこには人影があり、何かを抱えているようなシルエットが見える。

 

 

「ふぃ〜。間一髪ってやつだな」

 

 

土煙から聞き覚えのある声が聞こえる。

 

 

「やっと来たか…!遅いんだよ!」

 

 

「わりぃカズマ。待たせたな」

 

 

「この声…!サイヤ人とやらの小僧か…!」

 

 

ベルディアが土煙の方を睨む。やがて土煙が晴れると、ダクネスをお姫様抱っこしたヒデオの姿が現れる。

 

 

「ヒデオ…。流石に恥ずかしいのだが…。それに、このタイプの羞恥攻めは私の欲しいものとは違うのだが!」

 

 

「悪い悪い」

 

 

そう言いながらダクネスを下ろすヒデオは、キッとベルディアを睨む。

 

 

「さぁ、俺の仲間がこんなになるまで頑張ってくれた事だし、俺もいっちょやってみっか!あ、カズマ!万が一の為に色々と考えといてくれ!」

 

 

「あ、おい!待て!」

 

 

ヒデオは気を開放し、剣を構えベルディアへと突っ込んで行く。

 

 

「次は貴様が相手か!いいだろう!せいぜい俺を楽しませてくれ!」

 

 

「楽しむ余裕があるんならな!せぁっ!」

 

 

ヒデオはベルディアに剣を振るうが、ベルディアはそれを軽くいなし、避ける。

 

 

「フハハハ!そんなものか!」

 

 

ベルディアはヒデオへ大剣を振るい、それをヒデオは剣で受け止め、鍔迫り合いになる。

 

 

「ホラホラホラ!どうした!この程度か!」

 

 

地力の差か、段々とヒデオは押し込まれていく。

 

 

「くっ!流石に剣だけではまだ無理か!はっ!」

 

 

ヒデオは手をかざし、気功波の衝撃を強めに放ち、ベルディアを仰け反らせ、距離を取る。

 

 

「っ!?何だ今のは…。まさかこれがカメハメハとかいうやつか?」

 

 

詠唱もせずに魔法のようなものを放ったヒデオにベルディアは驚く。

 

 

「ちげーよ。今のはまぁ言わばかめはめ波の下位互換だ。にしても流石幹部。気の開放だけじゃやっぱり足りねーか。舐めプは良くないな」

 

 

「舐めプ…?今のは舐めプだと…?フハハハ!面白い小僧だ!」

 

 

「笑ってられんのも今のうちだぜ。大体今の攻防で加減は分かった。見せてやるぜ。ダクネス達が稼いだ時間で覚えた新技を…!」

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

3分前。ウィズの店。

 

 

「ふぅ…。こういった感じです。いかがでしたか?」

 

 

「バッチリだ。よし、習得っと。サンキュー!」

 

 

「どういたしまして。それではヒデオさん。この技を使う上での注意点をお教えします。この技は自分のステータスを強制的に底上げし、さらにそれを100%使えるようにします。人間は普段、ステータスを最大80%までしか使えません。身体が壊れるのを防ぐために、リミッターをしているのです。なので、この技を使うと普段の4割増しくらいの疲労と苦痛が伴います。ここまではいいですか?」

 

 

「あぁ。問題ない。続けてくれ」

 

 

「はい。先程4割増しと言いましたが、これはあくまで等倍で使った場合の話です。この技は重ねがけすることが出来ます。2倍、3倍と、ステータスは向上しますが、その分苦痛や疲労も上乗せされます。倍率に上限はありませんが、それはあくまで数字上の話です。あまりにも大きすぎる倍率にしてしまうと、身体が持たなくて自滅してしまい、最悪死に至ります。それがアンデッド専用たる所以です」

 

 

ウィズは長々と説明するのは、ヒデオのためを思っての事だった。

 

 

「しかし、アンデッドだからといって好き勝手に使える訳ではありません。アンデッドだから、死なないからといって、自分の許容量を大きく越えてしまうと大変なことになってしまいます。リッチーの私ですらこの技は殆ど封印している状態です」

 

 

「中々ピーキーな技だな。なぁウィズ。今の俺のステータスなら、どのくらいまで耐えれる?」

 

 

「そうですね…。この筋力と生命力の高さだと、2倍が限界でしょうか」

 

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

現在。

 

 

「さて…!行くぜ!はぁぁぁ!」

 

 

「来い!」

 

 

「不死王拳!」

 

 

ヒデオがそう叫ぶと、強い衝撃波とともにヒデオの纏う気が黄色から赤紫へと変わる。

 

 

「ほう…!さっきよりも強そうだ!」

 

 

「時間が無いんでな、さっさと終わらせる!」

 

そう言いヒデオは先程とは比べ物にならないスピードでベルディアへと突っ込む。ベルディアは頭を上に投げ、剣を構える。

 

 

「これは…!この速さで俺の一瞬の死角を突いてあのクルセイダーを助けたのか…!」

 

 

「オラぁ!」

 

 

ヒデオがベルディアに剣を振るう。ベルディアはそれを何とかかわす。

 

 

「スゲェ!界王拳だ!色と名前が違うけど、ほとんど界王拳だ!」

 

 

カズマはかつて憧れた技をこの目で見られて嬉しいのか、とても興奮している。

 

 

「では俺も、本気を出すとするか!せぁっ!」

 

 

剣戟を受けるうちにベルディアはヒデオの動きを段々と捉えられる様になってきたのか、ヒデオに攻撃を浴びせ始める。

 

 

「フハハハ!本気ではないのか!どうした!」

 

 

「くっ!こなくそ!」

 

 

追い込まれたヒデオは苦し紛れに気功波を放つが、ベルディアはそれを見切り、剣を盾にし受け止める。

 

 

「そら!」

 

 

ガギィン!

 

 

ベルディアは少し押されたが、一瞬で間合いを詰めヒデオの長剣を弾き飛ばす。

 

 

「しまった!剣が!」

 

 

「スキあり!」

 

 

ベルディアが剣を横薙ぎに振るうが、ヒデオはそれをなんとか避ける。

 

 

「フハハハ!この程度なのかサイヤ人とやらは!どうした!早く剣を拾うがいい!」

 

 

「いや、その必要はねぇ」

 

 

ヒデオは剣を拾いに行こうとはせず、着ていたジャケットと鞘を脱ぎ捨てた。

 

 

「…?剣を使わないというのはどういう事だ?どうやって戦うのだ貴様」

 

 

「よし。これで動きやすくなった。どうやって戦うのなんて決まってんだろ!不死王拳2倍!」

 

 

ヒデオは再びベルディアへ突っ込むが、先程のような縦軸の動きではなく、横軸を交えて軽やかなフットワークで突っ込んでいく。

 

 

「はっ!笑わせてくれる!まさか素手でこの俺にダメージを与えるつもりか?貴様ごときにこの俺の鎧を貫けるなど…」

 

 

ドゴォア

 

 

ベルディアが頭を再び投げ言い終える前に、ヒデオの正拳突きがベルディアの腹へ鎧を貫き突き刺さる。

 

 

「ッがぁ…!?」

 

 

「おお!効いてるぞ!」

 

 

カズマは作戦を立てつつヒデオの方を見て興奮している。

 

 

「た、たかが1発…!」

 

 

腹を抑えながらも立つベルディアに、ヒデオは容赦なくラッシュを浴びせる。

 

 

「オラオラオラオラオラぁぁ!」

 

 

「ぐっ…!」

 

 

ベルディアは両腕と剣を盾にし、ヒデオの猛攻に耐える。

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

ヒデオは攻め続けたが、ベルディアの硬いガードに悪戦苦闘し、疲れを見せ始めた。

 

 

「はぁ…。はぁ…」

 

 

「そらそら!さっきまでの威勢はどうした!」

 

 

そんなヒデオを見てチャンスと言わんばかりにベルディアは剣戟を浴びせるが、ヒデオはそれを避ける。避ける。避ける。

 

 

「くっそ!しつけぇ!」

 

 

ヒデオは一旦距離を取り、ベルディアを見据える。

 

 

「フハハハ!どうした小僧!もう終わりか!カメハメハとやらを見せてみろ!」

 

 

「ちっ…。ならお望み通り見せてやるよ!はぁぁぁ!」

 

 

ベルディアの挑発に敢えて乗り、ヒデオは気を高める。

 

 

「か、め、は、め…!」

 

 

「なーんてな!そんな隙だらけの姿、見逃すと思うか!?死ねぇ!」

 

 

「マズイ!避けろヒデオ!」

 

 

止まっているビデオに突っ込み、剣を振り下ろしたベルディア。カズマにはヒデオが真っ二つになったように見えたが、フッと消える。

 

 

「なっ!?消えた!?」

 

 

ベルディアが狼狽えていると、後ろから

 

 

「残像だ」

 

 

「しまっ…!」

 

 

「波ァァァーーー!」

 

 

ズォアッ!

 

 

ヒデオは渾身のかめはめ波を放ち、ベルディアに直撃させた。

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

ヒデオがかめはめ波を撃った場所に、ベルディアの姿はない。ヒデオは気を殆ど使い果たしたのか、不死王拳が解けて気の開放もしていない。もうもうと煙が立ち込める中、カズマが

 

 

「やったか!?」

 

 

「バッ!それフラグだぞカズマ!」

 

 

ヒデオの予感は的中したのか、土煙の中から鎧が地面に落ちる音が聞こえる。

 

 

「はぁ…。はぁ…。今のは危なかった…。かなり効いたぞ…!フハハハ!やはり楽しませてくれたな!」

 

 

ベルディアは生きていた。ただ無事と言うには程遠く、鎧は殆ど消し飛び、所々から血が出ている。

 

 

「嘘だろ…。今までで最大の威力だぞ…!」

 

 

段々と近づいてくるベルディアだが、ヒデオの方は不死王拳の反動により身動きが取れない。そんなヒデオを助けるためにカズマは頭を回す。記憶を探る。

 

 

「なかなか楽しめたぞ。サイヤ人の小僧。貴様と戦えた事を俺は忘れない。魔王様と邪神に感謝を。では、さらばだ」

 

 

ベルディアがヒデオへと剣を振り下ろす。

 

 

「クリエイトウォーター!」

 

 

剣を止め、カズマが放った水を避ける。ベルディア。それを見てカズマは叫ぶ。

 

 

 

「水だー!!水が弱点だコイツ!」

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

カズマの叫びにより魔法使い達は次々と水魔法を使うが、全く当たらない。

 

 

「くっ!鬱陶しい!」

 

 

「このままだと当たる前に魔力が尽きちまう!」

 

 

カズマも放ち続けるが、一向に当たらない。そんなカズマに声をかける人物がいた。

 

 

「ねぇ。何をしてるの?カズマったらこんな時に水遊びしてるの?」

 

 

今までどこに行っていたのか。アクアである。

 

 

「ちげぇよ!見てわかんねぇかこの駄女神!あいつは水が弱点なんだよ!お前アクアって名前だしなんとか出来ねぇのか!?」

 

 

「あっ!駄女神って言った!ふん!その気になれば洪水クラスの水だって出せるんですけど!いいわ!女神の力、見せてあげるわ!」

 

 

アクアはカズマの言葉に怒り、なにやら凄そうな詠唱を始めた。

 

 

「何だかヤバそうな予感がする…!おい!離せ!」

 

 

逃げようとするベルディアの足をダクネスが掴む。

 

 

「逃がさんぞ」

 

 

「セイクリッドクリエイトウォーター!」

 

 

 

「あっ、ちょまっ!」

 

 

アクアが生み出した大量の水に、ベルディアはおろかあたりの冒険者達も飲み込まれた。

 

 

洪水クラスの水により正門は壊れ、入口付近の民家も流された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




つれーわー

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。