龍が如く 幻想郷に集まりし英雄達   作:ガリュウ432

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大変投稿に間が空いてしまい、申し訳ありません。

年末年始が多忙だったこともあり、話も短めです。
今回は品田編2章。レミリアとの出会い、そして、奴との戦いの始まり。


2章 「紅魔館の主人」

「さ、主人のところに案内してもらおうか。」

 

「・・・ええ。」

 

咲夜が品田たちを案内すべく歩きだそうとしたその時、

 

「騒がしいわね。」

 

「お、お嬢様・・・っ!?」

 

「お嬢様?・・・じゃあ彼女が・・・。」

 

「ええ、彼女がレミリア・スカーレット。紅魔館の主人です。」

 

橙が説明する。

 

「・・・なんか想像してたのと違いますね。」

 

「同感。」

 

「まあお二人の言うことも分かりますが、見かけによりません。やはり吸血鬼なので強大な力を持っています。」

 

「何メイドがエントランスで暴れているのかしら?咲夜。」

 

「も、申し訳ありません・・・。」

 

「・・・ま、いいわ。確かに、後ろにいる招かれざる客に対しての歓迎にしては上出来じゃないかしら。そこの男。」

 

「あ、俺のこと?」

 

「そうだ。貴様、ただの人間の癖して、咲夜に勝つとはなかなか腕が立つようね?」

 

「いやー、腕が立つっていうか悪運が強いだけっていうか。」

 

「ふん。なんにせよ実力だ。名を聴いておこうか、人間よ。」

 

「あ、はい。品田辰雄です。外来人という扱いでお願いします。」

 

「品田辰雄か・・・。では品田と呼ぶことにしよう。品田。貴様らの要件を聞いておこうか。損得はなさそうだしな。・・・咲夜、談話室の用意を。」

 

「畏まりました。」

 

ー紅魔館 談話室ー

 

突然、橙ちゃんが目配せをしてきた。

 

「え?橙ちゃんどうしたの?」

 

「品田さん。ここは私に説明させてください。」

 

(・・・ま、橙ちゃんが一番事情を知ってるか。)

 

「お前は・・・。そうか。あの八雲の所の式の式か。」

 

「はい。橙と申します。今回、レミリア・スカーレットさんに会いに来たのは他でもありません。確かめたいことがあるからです。」

 

「確かめたいこと・・・だと?」

 

「はい。ここ数日、幻想郷を襲っている異変をご存知でしょうか?」

 

「それは既に分かってることよ。うちの妹の偽者が暴れてるらしいわね。」

 

「はい。ですから、関係性はないかと確かめに・・・。」

 

「そう。ま、結論から話すわ。答えは『NO』よ。私達は紅魔館の住民全員今回の異変には無関係よ。フランの形をしているせいで風評被害もいいところよ。」

 

「・・・苦労してるんすね。」

 

するとタツが、

 

「レミリアさん。」

 

「お前は?」

 

「あ、品田さんの相棒、『タツ』です。・・・一つ聞きたいことがあるんですけど。」

 

「・・・聞かせてもらうわ。」

 

「その妹さんはあの偽者の強さからして元もかなりの強大な力を持つ妹さんだと思うんですけど・・・。」

 

「カンがいいわね。幻想郷各地に現れる謎の偽者。あいつらはうちにいるオリジナルよりは断然弱いわ。ただ、面倒なのが数が多いこと。さらに面倒なのが出てきた時の人数が少なければ一体の強さは強大になること。」

 

「つまり、そこに現れた人数が少なれけば少ないほど、強さはオリジナルに近づくということか。」

 

「そうよ。・・・そうね。うちの妹にも会わせておきましょうか。」

 

「お嬢様!?良いのですか?」

 

「大丈夫よ。・・・始まっても品田なら死なない気がするわ。」

 

「いや死ぬ時は死にますから。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お姉様ー!!!今日もまた遊んでくれるんでしょう?」

 

「おはようフラン。まずはお客様に挨拶なさい。」

 

「ごきげんよう!私、フランドール・スカーレット!あなた達も遊んでくれるの?」

 

「・・・フラン、少し落ち着いて。さて、話の続きだけど、私達もあなた達の調査に加担しましょう。」

 

「・・・!?本当ですか!?」

 

橙ちゃんが目を見開く。

 

「しかし、条件があるわ。こちらは正直黒幕を疑われた身なのでな。私の妹、フランドール・スカーレットと品田。戦いなさい。それで品田が勝ったのなら加担するわ。負けてもリトライは認める。」

 

「まず人生のリトライがいるでしょ。」

 

「あはっ!おにーさんがあそんでくれるの?」

 

「うわぁ久々にお兄さんで呼ばれたけど何故か嬉しくない。てか、なんの必要性が!?」

 

「ま、勝敗に関わらず、異変の遠い元のフランと戦っておくのはいいことだと思うわ。その偽者のフランに出会っても優位に戦えるんじゃないかしら?」

 

そう言われると何も言い返せないな。

 

「じゃあちょっと待って。作戦タイム。」

 

「・・・いいだろう。今から十五分後。フランとの対戦を開始しよう。」

 

 

「あら美鈴。復活したの?」

 

「ええ。・・・それよりいいんですか?」

 

「ええ。妹様が言ってるんだもの。・・・先に言うけど、手出しは無用よ。と、妹様は言っていたわ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

品田は頭を悩ませる。

自分自身、フランドールの血人形とは戦ったことはないが妹紅ちゃんや冴島さんの話を聞く限り、強いのは分かる。

 

「それもそうだけど、オーラでわかるんだよなぁ・・・。」

 

「品田さん。」

 

「・・・橙ちゃん。どうしたの?なにか閃いた?」

 

「もしかしたら、紫様から貰ったその魔除の刀が役に立つかも知れません。」

 

「これが?でも紫さんは手頃な武器として扱えって・・・。」

 

「恐らく過信しすぎないように紫様なりの忠告でしょう。」

 

「・・・なるほどね。だけど、あいつに大ダメージとまでは行かないだろうね。せいぜい、足留めくらいだろう。」

 

「それが出来るなら十分です。・・・気付いてますか?今この館全体を陽の光をも通さない濃い霧がかかっているのを。」

 

「・・・あ・・・ほんとうだ。いつの間に・・・。それがどうしたの?」

 

「・・・この札をどうぞ。この札は決闘が始まってから15分程度経つと、大きな力を持ち、波動砲のようなものを発動できます。なので、15分耐えた後、あの館の屋上にやつを。」

 

「・・・それはいいけど、屋上にはどう登るの?俺、君たちみたいに空は飛べないよ。」

 

「それならこれを使ってください。」

 

するとタツから札を渡された。

 

「これを強く握ってジャンプすると高く浮き上がることができます。これを使用して屋上へなんとか。体ごと軽くなる感じなんで壁キックも行けますよ!きっと!」

 

「タツ・・・、すごい事言うね。・・・でも、やるしかないんだよな。・・・よし、いこう。」

 

「はい。」

 

(15分耐えきった後に、屋上に登り、波動砲を撃つ。・・・これで・・・勝てるはずだ。・・・いや、橙ちゃんとタツを信じよう。これで勝てる。)

 

「お兄さん準備できた?それじゃあはじめよっか♪・・・『ネェ・・・アソボウヨ・・・!!!!』」

 

グァァッ!!!!!

 

VS フランドール・スカーレット

 

to be continued…

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