インフィニット・ストラトス―黒き叡智―   作:竜華零

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エピローグ「成層圏の向こうへ」

 

―――――国際連合専門機関『国際宇宙機関』直轄宇宙港、「タネガシマ」。

5年前の篠ノ之束の暴走事件・・・通称「フォール・ラビット(FR)」事件以降、種子島は日本国から斬り離されて運営されている。

事件を経て、現在では国連の承認の下、宇宙進出への窓口として機能しているのであった。

 

 

(―――――思えば、あれから随分と時間が経ったものですわね)

 

 

そう胸の内で独りごちるのは、5年前に比べて心身ともに成長し、今や欧州宇宙機関の操縦手(パイロット)の1人となったセシリア・オルコットである。

身長やプロポーションなどの成長はもちろんのこと、その蒼穹の瞳からは高貴さと誇りと共に5年前には見られなかった落ち着きの色を見てとることができる。

耳に下げられている青いイヤリングが、彼女の髪をかき上げる動作と共に微かに揺れる。

 

 

「・・・すまない、遅れたか?」

「いいえ、それ程ではありませんわ。相変わらず、仕事が早いですわね」

「そう言って貰えるのと助かる」

 

 

そんな彼女に声をかけたのは、長い銀髪を首の後ろで束ねた女性だった。

左眼につけた眼帯が特徴的なその女性は、ラウラ・ボーデヴィッヒである。

欧州宇宙機関の搭乗運用技術者の1人であり、長身のセシリアに比べれば小柄な背丈である。

それでも5年前に比較すれば物腰も柔らかになり、どことなく女性らしさが増しているように見える。

 

 

紺色を基調とする欧州宇宙機関の制服を纏った2人は、かつて種子島宇宙センターと呼ばれていた施設の小さな貴賓室に来ていた。

彼女らは管制室に招かれる予定だったが、スポンサーたっての願いでこの部屋でモニターで発射の瞬間を見る予定だった。

この「タネガシマ」から史上初めて発射される、火星調査艦『ヘリアデス』の発射を。

 

 

「本当に・・・時間とは、過ぎて行く物ですわね」

「そうだな」

 

 

溜息と共に漏らされたセシリアの声に、ラウラが重々しく頷く。

彼女らが郷愁にも似た想いをモニターの向こう側に佇む宇宙船に向けるのが、場所もそうだが・・・『ヘリアデス』の船体の8割以上は5年前の事件で篠ノ之束の残した『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』からの流用だと言うのもあるのだろう。

5年前に表舞台から姿を消してなお、篠ノ之束の影響は残っているのである。

 

 

そう、あれ程の災厄を引き起こした篠ノ之束はこの5年間、姿を見せていなかった。

彼女だけでなく彼女の妹も、親友も、親友の弟も・・・忽然と、姿を消してしまっていた。

事件収束のゴタゴタの中で、彼女らは行方を眩ませてしまった。

セシリア達にも、何も言わずに。

死んだと言う者もいるが・・・セシリア達は、さらさら信じていなかった。

 

 

「・・・そう言えば、聞きまして? 鈴さんのこと」

「ああ、聞いている。先を越されたな、まぁしかし我々も」

 

 

今は遠い地にいる共通の旧友の話に華を咲かそうとした所で、コンコン、と貴賓室のドアがノックされた。

そして姿を現したのは、こちらは普通の女性用スーツを着た金髪の女性だった。

どことなく母性を感じさせる目元に、人懐っこそうな笑みが彼女を若干だが幼く見せている。

 

 

「ごめんね、待たせちゃった?」

「それはさっき私がやったぞ」

「そうですわね、二番煎じはシャルさんらしくありませんわよ?」

「そ、そう? ごめんね」

 

 

友人の指摘に律義に謝る所は、5年前から変化していないようである。

変化と言えば、呼び名がシャルロットから愛称のシャルに変わった所だろうか。

シャルロット・デュノア、欧州屈指の航空宇宙用部品メーカー、デュノア・テンペスタ社の取締役。

今回の『ヘリアデス』打ち上げのメイン・スポンサー企業でもあり、この5年間で急成長を遂げていた。

 

 

デュノア社が急成長できた要因は、不採算事業であったIS関連事業を転換し宇宙開発に必要な部品製造に技術と資本を振り向けたからである。

現在デュノア社の執行役となっているルナ・デュノアの方針に従った結果であるが、それを支えたのはシャルロットだった。

5年前の事件以来コアの輝きが失われてISはその機能を停止、その流れに乗れなかったIS関連企業は悉くが淘汰されていったのだから、デュノア姉妹の判断は正しかったと言える。

なおISが動かなくなった理由は不明だが、セシリア達は<女王>の喪失に大きな原因があると推測している。

 

 

「あ、カウントダウンが始まったよ」

「む、ようやくか」

「今回はプレスも遠ざけられていますから、こうして見れるのは役得ですわね」

 

 

31秒前、コントロールが『ヘリアデス』のコクピットに移される。

そこからは順調に手順通りになり、発射台に乗った火星調査艦『ヘリアデス』は轟音を立てながらゆっくりと、しかし確実に空へと駆けて行った。

艦体に取り付けられた8本のブースターが順繰りに点火し、『ヘリアデス』を重力から切り離そうとする様を、セシリア達はモニター越しに見ていた。

 

 

その瞳に映すのは、希望か羨望か郷愁か。

とにかくも、人類の歴史に新たなページが加えられた。

彼女達の視線の先には、かつての友が姉と共に憧れた場所があった。

 

 

  ◆  ◆  ◆

 

 

打ち上げも終わったということで、それぞれに役目の続きを果たしに行こうかと施設の廊下を歩いてしばらくした時だった。

せっかくだからと関係者以外は立ち入れない、防音まで施された大部屋―――管制官や飛行士のブリーフィングルームも兼ねる―――に入った所、中から大音量の声が響き渡って来た。

 

 

「あんのヤロおおおおおおおおおおぉぉぉっっ!!」

 

 

何故か日本語で叫んでいたのは、金髪碧眼の美女だった。

名をジーナ・ワトソン、かつてISのアメリカ代表操縦者の地位にいた人間だった。

ちなみに、『ヘリアデス』に乗ってすでに宇宙に上がっているはずの人間だった。

 

 

それが何故スーツ姿で、オレンジ色の専用服も着ずにここにいるのだろうか?

 

 

セシリア達は一瞬、その理由が皆目見当がつかなかった。

『ヘリアデス』はモニター越しとは言え、すでに彼女らの目の前で飛んでいるのである。

そして「うがああぁぁぁっ」と荒れ狂うジーナの身体には、やはりかつてアメリカ代表の地位にあったイーリス・コーリングが纏わりついている。

 

 

「ジーナ! ジーナの姐さん! 落ち着いてくれよっ!?」

「離せイーリ! これが暴れずにいられるかあああああぁぁぁっ!!」

「場所! 場所がヤバいって!?」

 

 

もはや、カオスであった。

困り果てたセシリアは、比較的落ち着いている様子のもう1人の元代表に視線を向けた。

 

 

「・・・どう言うことですの?」

「まぁ、何と言うか・・・私達は連絡通りの時間に待機してたんだけど、どう言うわけか『ヘリアデス』が私達を乗せないままに飛んでしまったのよ」

 

 

そう応じるのはナターシャ・ファイルス、やはりすでに宇宙に飛び立っているはずの人間である。

他の2人とは異なり、何となく何かに当たりをつけていそうな顔をしている。

セシリア達は重ねて訪ねようとして・・・。

 

 

「アイツらに決まってんだろ! ただのテロリストに宇宙船ハイジャックなんざできるわけがねーだろが!!」

 

 

・・・との、ジーナの怒っているのにどことなく嬉しそうな顔を見て、セシリア達も何となくだが予測を立てた。

現実としてあり得ない、飛行チームのすり替え。

スケジュールや『ヘリアデス』運航などを誰にも不審がられずに調整し、かつデータ上に一切の証拠を残さない。

 

 

また、後でわかったことだが・・・警備要員は一部のルートについて何故か誰も回っておらず、かつカメラ類にも誰も映っていなかった。

無人で飛んだ火星調査艦『ヘリアデス』、しかし、無人であるはずが無い。

では、そんな離れ業をやってのける個人あるいは集団は、誰だろうか?

少なくとも、彼女らには思い当たる人物及び集団が一つしかなかった。

 

 

「・・・やれやれですわね」

「何を言っている、我々も来年には行くんだぞ」

「あははは・・・」

 

 

三者三様の反応、だがその表情はどこか柔らかかった。

かなりの国際問題に発展しかねない問題だが、それでも今は祝いたい気分だった。

旧い友人達との、邂逅を・・・。

 

 

「うぃーっす、何だよ皆揃ってんじゃ・・・・・・って、何でジーナいんのっ!?」

「『ヘリアデス』が無事発進したって声明、出ていたのだけど・・・」

「うっせええええええええええぇぇぇっ!!」

「姐さ―――――んっ!?」

 

 

元豪州代表の2人がやってきて、さらに状況がカオスになったりはしたが。

それでも皆、何となく笑顔だった。

少なくともセシリアは、そう記憶することにした。

 

 

「現実逃避だな」

「放っておいてくださいまし」

「あ、あははは・・・ま、まぁ、良いじゃない、ね?」

 

 

  ◆  ◆  ◆

 

 

雲一つ無い快晴、透き通るような青い空を灰色の宇宙船(スペース・シップ)が駆け上がって行く。

成層圏の向こう側(インフィニット・ストラトス)、そこへと向かう一条の輝きを・・・種子島の隣、屋久島の林の中から見つめる存在があった。

 

 

背後には緑の林、眼下には青い海・・・そのような場所に立って、地球の重力を振り払って飛翔する船を見上げるのは1人の少女。

セミロングの黒髪が、海風を受けて軽やかに揺れる。

白の清楚なワンピース、露出した肌にはうっすらとだが傷跡のような物が見える。

 

 

「良かったの? 一緒に行かなくて」

「・・・構わないさ」

 

 

背後からかけられた声に、少女はフルフルと首を振りながら答える。

ただその瞳は、見えなくなった船を見つめ続けている。

その顔は、どこか幼子が母を見送るそれに似ていた。

 

 

「けっ・・・お前なんか行っちまえば良かったんだよ」

「はっ、残念だったな。貴様の嫌がることができて嬉しいよ」

「ああん?」

「ふむ?」

「・・・はいはい、仲が良いのはわかったから。そろそろ戻りましょう、人目についても不味いし」

 

 

その言葉に軽く頷くも、少女は未だ空を見つめ続けていた。

空の向こう側、人類の新たなフロンティアを。

そこに、果敢に斬り込んで行った者達の背中を・・・。

 

 

「・・・寂しい?」

「さぁ、どうだろうな・・・ただ」

 

 

少女はようやく振り向くと、どこか怜悧な印象を受けるシャープな顔立ちを柔らかく緩めた。

 

 

「ねぇさんの不在の間は、私が『世界最強』の座を守り通すさ」

 

 

可愛らしく微笑んで、少女はそう告げる。

それを聞いて、車椅子に乗った金髪の女性は微笑み、車椅子を押すロングヘアの女は鼻で笑った。

そしてその3人は、林の奥へと消えて行った。

 

 

後に残るのは、2人分の足跡と小さな車輪の跡。

それもまた、風に吹かれて消えていった―――――。

 

 

  ◆  ◆  ◆

 

 

『こらぁ―――――っ! そこの宇宙船泥棒! 無視してんじゃ無いわよ!?』

「うお、鈴の奴、いよいよキレ始めたなコレ」

 

 

『ヘリアデス』改め『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』の操縦室で、精悍な顔立ちをした青年が苦笑を浮かべていた。

IS技術を応用して完成した超高速通信機から響き渡るのは、中国の宇宙ステーション『天宮』に長期滞在している宇宙飛行士の1人、凰 鈴音である。

 

 

5年ほど会っていないが、青年には相手が拳を振り上げて怒鳴り散らしている様子を簡単に思い浮かべることができた。

そして同時に、本気で怒っている声音では無く・・・何となく、こちらの正体に勘付いているのだろうことも気が付いていた。

短い付き合いでも無いのだ、わからないわけが無い。

 

 

「あー、もーっ! 信じらんないよ!!」

 

 

その時、青年の座る操縦席の後ろのドアが開き、ぞろぞろと彼の仲間達がやって来た。

中でも1人、頭にウサミミのようなヘッドギアを着けた女性が子供のような声を上げて怒っていた。

その隣で、青年にどこか似た顔立ちの女性が顔を覆って溜息を吐いている。

 

 

「ど、どうしたんですか?」

「あ、ちょっと聞いてよ! あの凡人共、いったい何をどうやったら私の可愛い可愛い『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』の性能をここまでダウンさせられるの!? あり得無くない!? 帰って良い? ねぇ帰って良い!?」

「いい加減に黙れ、お前の死刑を回避するために惑星一つを自前で開発すると言う司法取引なんだ。帰ってどうする」

「えぇ~~~でもぉ~~~」

 

 

そのまま言い合いを始めた2人を苦笑いしながら見ていると、開いたままの扉からひょっこりと水色の髪の女性が顔を出した。

何故か「無問題」と描かれた扇子を広げていて、酷く場違いなはずだが似合っている。

どこか華やかな印象を受ける美人で、さらにその後ろには眼鏡をかけた落ち着いた雰囲気の女性が従者のように付き従っている。

 

 

「あ、やっほー船長(コマンダー)くん。艦内の諸々のシステム、全部正常稼働中だよ。農耕用プラントも問題無し、食糧、医薬品、水その他もしばらくは問題ないよ」

「医療設備も問題ありません。ただ改善の余地はあるので、後ほどレポートにまとめて妹に提出させます」

「えぇ~、何で私~?」

「・・・一番、働いて無い・・・から、だと思う・・・」

 

 

その2人の後ろには、青年に話しかけた2人の女性に良く似た女性がいた。

1人は「がーん」と擬音を頭の上に乗せている眠そうな顔の女性、そしてもう1人は水色の髪に眼鏡をかけた淑やかな雰囲気の女性である。

女性達は全員、青年も含めて・・・同じデザインのオレンジ色の宇宙服を着ていた。

 

 

それでも思い思いの様子で過ごす仲間達に、青年はますます苦笑した。

窓の外は星空の雲海が広がる漆黒の世界だと言うのに、地上にいる時とまるで何も変わっていなかった。

それだけ自然体なのは、一様に今日と言う日を楽しみにしていたからなのかもしれない。

まぁ、本当のことを言えばもっと早く決行するはずだったのだが・・・いろいろな事情があり、今日まで延期されていたのである。

 

 

 

「・・・ぱぱぁ・・・」

 

 

 

そして最後に登場した存在こそ、その「事情」だった。

船内は地球上と同じ重力に保たれているので、フワフワと浮くことも無く・・・その存在は、トテトテと頼りなく歩きながら青年の所までやって来た。

その間、他の仲間達は微笑ましそうな顔で道を開けてやっていた。

 

 

狭くも無いがかといって広いと言い切れる程でも無いコクピットの中を、小さな存在が歩いている。

青年は操縦席を回転させると、その存在を迎え入れるように両手を広げた。

そしてオレンジ色の宇宙服に身を包んだ小さな存在の両脇に手を入れ、抱え上げる。

 

 

「ぱぱ、おしごとおわり?」

「んー? ごめんな、まだなんだ」

「・・・ふぇ・・・」

「い!?」

 

 

えぐ・・・と青年の膝の上で涙ぐみ始めたのは、小さな女の子だった。

2歳、いや3歳くらいだろうか?

おかっぱな黒髪に健康的な白い肌、大きな黒い瞳に涙を溜めて、「パパ」と呼ぶ青年を見上げている。

その胸元では細い鎖に通された罅割れた黒い指輪が揺れていて、両手で大事そうに持っているのは、所々破損した黒い箱だった。

 

 

女の子に涙目で見上げられている青年は、見るからにオロオロとうろたえていた。

それを興味深そうに見る者もいれば、呆れた顔をしている者、おかしそうに笑う者、女の子を心配そうに見守る者、子守りにかこつけて仕事をサボろうかと企む者・・・仲間達の反応はいろいろだった。

ただ1人だけ、迷うことなく青年の下に行った者がいる。

 

 

「こら、かえで。お父様を困らせるんじゃない」

 

 

ひょいっ、と後ろから「かえで」と言う名の女の子を抱っこしたのは、凛々しさの中に柔らかさを感じさせる黒髪の女性だった。

頭の後ろで結い上げた髪が、小さく揺れている。

涙目だったかえではその女性の姿を認めると、嬉しそうにパタパタと足を振っていた。

女性はそれに苦笑して、今度は正面から抱き直す。

 

 

ただかえでに正面から抱きつかれた時、隠しようも無い程に頬が緩んでいたのを仲間達は見逃さなかった。

・・・それに気付いたのか、こほん、と咳払いを一つ。

 

 

「悪い、助かる」

「ふん。娘が可愛いからと甘やかすから、そう言うことになるんだ」

「肝に銘じます」

「よろしい」

 

 

おどけたように言う青年に、女性は温かな眼差しを向けて微笑む。

何が嬉しいのか、かえではそんな2人を見てニコニコと笑っている。

そしてかえでの可愛らしい笑顔を見て、他の仲間達も自然と笑顔になる。

それを見て、青年は操縦席を戻し・・・わざと楽しげな声で言った。

 

 

「さぁ、行きますか! 無限の宇宙のその先(インフィニット・ストラトス)へ!!」

「おー!」

「「「「「おー!」」」」」

 

 

青年の言葉に応じたかえでの声に、楽しげな声が続く。

『大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)』、太陽の女神の名を冠されたその艦(ふね)は、星々の輝きを反射しながら漆黒の空間を進んで行った。

その身に、明日への希望を包み込みながら。

 

 

  ◆  ◆  ◆

 

 

―――――この後。

人類は新たなフロンティアである宇宙へと、夢と希望を原動力とする活力の全てを向けることになる。

そこには争いもあり、対立もあり、憎しみや哀しみも介在していた。

 

 

それでも人々は、あくなき希望を宇宙(ソラ)へと向けた。

21世紀後半の時代は、そうした人々の先駆け達が活躍する時代でもあった。

しかしそうした人々が宇宙へと至るきっかけを作った人間の名は、後世の人間には驚くほど伝わっていなかった。

 

 

後世の人々は宇宙開発の先駆けとなった者達の姿を思い浮かべ、世界を変えた者達の姿を空想した。

人々にとって、果敢に宇宙へ、他の惑星へ、外宇宙へと進んで行った者達は希望の光、変革者だったのだから。

それが、誰が望んだ変革かは別として・・・そう。

 

 

世界は、変わったのだから。

・・・「誰か」のために、「誰か」によって。

それだけは誰にも否定することのできない、真実であったのだから―――――。

 





竜華零:
この物語が完結できるのは・・・読者の皆様のおかげです。
この場を借りて、御礼申し上げます。

至らない点も多々あったかもしれませんが・・・それでも、読者の皆様のご支援・ご声援あればこその完結です。
一応、2作目という形ですが、この作品で出会えた方々も多くおります。

本当に、ありがとうございます。
いくら感謝しても伝えきれません、この気持ちは。
まぁ、しめやかなお話はここまでにするとして。

実はこの作品、まだ終わりません。
あと1話、「IF」話が残っています。
それを次回、前後編になれば次々回まで投稿して、完結となります。

それでは、最後はいつものようにネタでお別れいたしましょう。
えー、も・・・。

妹「もうちょっとだけ、続くんじゃー!」

取られた!?
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