「最終戦争?人類滅亡?それに未来人って……なんの冗談ですか。」
モモンガの眼窩では復活した鬼火が風に吹かれる線香のように明滅を繰り返している。心なしか前のめりになり、表情の無い顔からは鬼気迫るものが放たれていた。
そんなモモンガを前にしてリョーコはにっこりと微笑んだ。
「冗談?冗談ではないわ。私の言っている事は全て本当の事。」
「しかしあまりにも突拍子もない……。」
「本当にそう思う?」
割り込んできたリョーコの言葉にモモンガはそれ以上何かを言えなくなった。抑制された精神が冷静に自分の住んでいた世界の情報を分析する。
結果、思う事は一つ。
ありえない話ではない、という諦念に似た納得だった。
「地球環境の悪化、水資源の減少とそれに伴う大規模紛争。核技術の流出と一般化、そして海水淡水化技術の独占が招いた限定核戦争……あなたも知っているでしょう?」
モモンガは無言のまま首を縦に振った。近代史の授業でも幼い頃見たニュースでもリョーコが言う内容は語られていた。モモンガが多感な年頃だった2118年、欧州アーコロジーでネオナチによる戦争が勃発したのとほぼ同時期。南米にて勃発した限定核戦争のニュースは当時の世界を駆け巡り人々の心に重く暗い影を落とした。モモンガもまだ年若いながら、大量の難民の発生とオゾン層の破壊、大規模な放射能汚染という問題を伝えるニュースを見て、地球の未来が決して明るいものではないとどこか他人事のように不安を感じたものだった。
リアルの世界に生きていた一人の人間としての経験と知識がリョーコのいう事が決して荒唐無稽なものではないとモモンガに囁く。
だから納得は、できる。
しかしモモンガは納得する自分を必死になってごまかし、リョーコの言葉を否定する。
(嘘だ、そうだ、そんなのは嘘だ。だって2155年、つまりユグドラシル終了からたった20年後だぞ?20年後に最終戦争が起こって人類が滅亡するなんて、そんなことって、酷いじゃないか。)
モモンガの目が今ではないどこかへと向けられる。机の上に乗せられた骨だけの指先が不安げに擦り合わされカチカチと音を立てた。
(20年……たった20年で人類が滅ぶなら、アインズ・ウール・ゴウンの皆は?夢を叶えて、夢のためにナザリックを離れていった皆もわずか20年で死んでしまったという事か?)
死獣天朱雀などの高齢の者ならあるいは寿命を迎えられたかもしれない。しかしアインズ・ウール・ゴウンにはまだまだ年若い者がたくさん居たのだ。親友であるペロロンチーノ、その姉ぶくぶく茶釜を筆頭にたった20年では寿命を迎えられない仲間が。
教師であるやまいこはどうなった?人気漫画家となったホワイトブリムは?それにユグドラシル最終日、無理をしてまでログインしてくれたヘロヘロは?妻がいて可愛い娘がいたたっち・みーはどうなったのだ?
――皆死んでしまったというのか?ただ一人ナザリック地下大墳墓に残った自分を除いて。
「嘘だ……。」
力なく椅子にもたれ込み俯くモモンガから発せられた声はまるで老い衰えた老人のようにか細い。
そんなモモンガを見てリョーコはその美しい顔に浮かべた笑みをより一層深める。もしもその笑みを見る誰かがいたのなら、その誰かはこう評するだろう。
あれは残酷な行為に対する大義名分を得たサディストの笑みだ、と。
ネクロマンサーという人種は総じて猟奇的嗜虐趣味を持った変態だ。死体にあどけない少女の自我を封じ、その自我が苦しみ悶えるさまを見てほくそ笑む邪悪な趣味人なのである。
その例に漏れず、リョーコは明らかに悲しむモモンガの姿を愉しんでいた。
しかしこの場にはその邪笑を見咎める者は誰もいない。
「誰か大切な人が居たのね?可哀想なサっちゃん。でも悲しい事に嘘じゃないの。日本を含む極東沿岸地域は地震誘発兵器によって発生した大地震と大津波で2153年には壊滅してしまった。津波は私の住んでいたアーコロジーも、屋外の街も平等に破壊して汚染された海へ攫って行ってしまった。」
「お、おおお……。」
「あとに残されたのは破壊された街と屍、有害物質たっぷりの海水に汚染された国土。ねぇサっちゃん、わかるでしょう?あの汚染された世界で被災者になることがどういう意味を持つのか。人工心肺なんて一日だって持ちはしないわ。」
「おおお……!おおおおおー!」
慟哭が屋内に響く。剥き出しの髑髏は震える骨の掌に覆われカチカチ、カタカタ、と空虚な音を立てていた。
あらかじめ防音の魔法をかけていなければ待機しているアルベドが武器を振りかざしながら突入してきた事だろう。そして悲しむモモンガを満面の笑みで見つめるリョーコを切り殺したに違いない。だがアルベドは来ず、モモンガの慟哭は止まず、リョーコの機嫌はますます良くなっていく一方だ。
気をよくしたリョーコは次々に日本が壊滅した後の悲劇を語って聞かせる。例えば、メイド漫画の大御所と呼べるとある漫画家が自室に保存してあった大量のメイド服が全身に絡みつき身動きのできない状態の水死体となって発見された、などだ。
そういった話を聞くたびにモモンガの悲しみはその激しさを増し嗚咽はますます哀れなものになっていく。悲しみの感情が何度抑制されようとモモンガの中から沸き出でる悲しみは尽きる事がないし、リョーコの滑らかな舌は次々と悲しみの源となる情報を与えてくる。
(俺だけが!俺だけが生き残ってしまった!ユグドラシルを捨てられず、ナザリックを捨てられなかった俺だけが!なんで皆が、俺なんかよりずっと立派なあの人たちが死んで、俺なんかが生きてるんだ?)
――それは、皆がナザリックを捨てたから。
唸りを上げて荒れ狂う感情の大波の只中、モモンガは自らの心からそんな言葉が生じるのを知覚した。
――ナザリックを捨てなければ、最後まで俺と一緒に残ってくれたならきっとリアルの世界で死ぬことはなかったのに。
ざまあみろ、とでも言いたげな心の声にモモンガの瞳が燃え上がった。憎悪と怒りの炎が暗い眼窩から溢れ出る。
――俺は今、大切な仲間達に対して何を思ったんだ?
「クソがぁぁぁああああ!」
振り上げられた拳が勢いよく机を叩き爆散させる。机だったものの破片が辺りに散らばるが、神器級装備に身を包んだモモンガは言うに及ばず、大した装備をしていないリョーコも人間とは思えない反射速度で回避しダメージを負う事は無かった。
「クソがっ!クソがっ!クソがあああっ!」
「ちょ、ちょっとサっちゃんなにしてるの!?」
部屋に硬質な物体が激突する音が何度も何度も鳴り渡る。モモンガが自分の顔面を殴打する音だ。
突然の自傷行為にリョーコが心配の声を上げるが、それとは裏腹に表情には微かな笑みが浮かんでいる。この突然の凶行を見慣れているかのような落ち着いた態度でモモンガを
(やだ、この子可愛い……。)
胸に埋め込んだ心臓に似た器官の回転が高まり、特別に調整された粘菌群を顔面へと集中させる。リョーコの白い頬が赤く染まった。反射的に手が下腹部に延びそうになるが、目の前にいるのは自分の手駒ではない事を思い出して中断する。絶対的支配者として過ごした孤独な時間の長さの弊害を感じつつ、リョーコはその幼い顔に慈母のような優しい笑顔を浮かべた。
そしてモモンガが落ち着くのをただじっと待つのだった。
◆
「大変見苦しい所をお見せしました。」
精神抑制の強制力に感情の爆発がようやく屈しモモンガが冷静さを取り戻せば、室内にはテーブルの残骸が散らばっており酷い荒れようだった。木片が壁に突き刺さっている光景などを見ると自分がどれだけみっともなく取り乱していたのかを実感させられモモンガは恥じ入るばかりだった。
まず間違いなく初対面の人物、それも年若そうな相手に社会人かつ年上であるモモンガが見せていい姿ではなかった。
「気にしなくていいのよ。どんな人だってあんな残酷な話を聞かされたらすぐには受け入れられないものなのだから。」
そう言うリョーコは微笑みながらモモンガを見つめている。
かつて家の財政を気にしてせがむことが出来なかった好物が少年だったモモンガ――鈴木悟――の食卓に出てきた時があった。驚く悟少年に対して母が見せた笑顔は色々と記憶のおぼろげになってしまった今でも思い出せる暖かさがあった。
リョーコの笑顔に母が浮かべたあの笑顔に近い慈愛のようなものを感じ、モモンガはより一層恥ずかしい気分になった。
十代の少女の笑顔に母性を感じるなどまともな大人とは言えない。そう思う一方で、自然とそう感じさせる雰囲気を纏うリョーコに対して重大な疑問が浮かぶ。
(というか、この人何歳なんだろう?)
彼女の発言からするとユグドラシルが発売された年には3歳だったと言う。そうなるとユグドラシル終了時で15歳、まるで見てきたように語った日本滅亡の2154年では31歳となる。
しかし目の前に膝を抱えてきわどい姿勢でこちらを見つめている少女はどう見ても十代前半だ。
(いや、それどころじゃないぞ。彼女は2155年のさらに未来から来たと言った。そしたら年齢はもっと高くなる。)
外見年齢が合わない。人類滅亡後の世界で生きていられる理由が不明だ。そして人間の寿命は星が滅亡する瞬間に立ち会える程長くはない。
リョーコの語る内容があまりにも生々しく現実感が伴っていたため疑う気持ちが薄れていたが、彼女の言葉が嘘である可能性はゼロではなく、むしろ整合性の取れていない事の方が多いのだ。
(まずはその真偽を確かめるべきか。)
そう思った瞬間、リョーコの金色の瞳と視線が真っ向からかち合う。瞬きをしている所を一度も見ていないのにその瞳は美しく潤っていた。
「サっちゃんが何を考えているのかわかるわ。2138年の人なのだしその疑問は当然でしょう。」
しなるように細腕が動き指先が麗しの黒髪をサラリと横に広げる。その腕も。その黒髪も。リョーコを構成するすべてが瑞々しい若さに満ちていた。
「私の話と外見年齢が一致しない。というか色々と無理がある所が多すぎる。そうでしょ?」
微笑むリョーコの姿からは開き直りも、演技で乗り越えようとする気配もない。初めて出会った時から変わらない自然体の少女がそこにいるだけだ。
その様子に、どうやら自分の願いは叶わないようだとモモンガは悟るのだった。
「その疑問に
「ネクロマンシー?」
即座に浮かぶのは死霊術であるネクロマンシーであるが、それはユグドラシルというゲームの中の話。リョーコがいたリアルの世界の事を考えれば当然違うだろう。
「そう。オカルトや迷信なんかじゃない。完璧に科学に基づき、体系化された一つの技術。ねぇ驚かないでね?サっちゃんにとって3年後の未来2141年。人類は死人を蘇らせる事が出来るようになったのよ。」
「……ば。」
馬鹿な。と反射的に呟きそうになった口に手を添えてそれを留める。記憶に引っかかるなにかがあったから。
「思い当たる事、あるでしょ?2130年に流出したアンデッドの情報と翌年の世界的アンデッドパニック。」
その言葉に思い出す。確かにその時期、ネット上が騒然としてアンデッドという単語が飛び交っていたのだ。その直後に暴徒化した一部の市民による有名ホラー映画監督の集団暴行殺害事件によって、世論が流言飛語に躍らせられる愚かさを批判する流れとなりいつの間にか沈静化していた、そんな話題だ。
仲間の一人であるタブラ・スマラグディナが映画監督の死をいたく嘆いていたのをよく覚えている。
「日本はアーコロジーごとに情報操作の度合いが違うけどまぁまぁうまく行ってた方なんだよね。長年の愚民化政策が功を奏したわけ。日本にもアンデッドテロはあったけど、某国の仙人骨政策のESPテロの方が派手だったから企業や国にとってはもみ消しやすかったんじゃないかな。」
「愚民化政策?仙人骨政策?ESPテロ?」
聞き捨てならない言葉ばかりだ。どれもが不穏な響きを持っている。自分が暮らしていたリアルの世界で、一体何が行われていたというのだろうか?
そんなモモンガの疑問に、微笑むリョーコは答えない。
「それは長くなるから後で話すよ。ともかく、あの時の騒ぎは色々とデマもあったけどアンデッドが発見されたっていうのは本当だったの。」
そしてリョーコは語る。そこから始まるアンデッドの研究とネクロマンシーの発展、そしてネクロマンサーの歴史を。
リョーコは随分とかいつまんで話をしてくれたが、それでもモモンガにとっては常識が何度も破壊されるような内容ばかりのうえに難解であった。それでも必死に頭を動かし話を聞き終わったころには、モモンガはすっかり焦燥していた。
「……ではまとめると、アンデッドとは自我次元理論?に則って自我移植された粘菌コンピューターを全身に搭載した死体であり、感覚としては生体パーツを使用した有機ロボットのようなもの、と?」
「まぁ大体あってる。」
「そしてリョーコさんは
「そうそう。享年14歳ぐらい。実年齢はしらなーい。」
「人類滅亡後の極悪環境でも平気だったのはアンデッドだから。長い時間生きて……生きて?ま、まぁ生きていられたのもアンデッドだから」
「ピンポンピンポーン!正解でーす!」
「うわなにこれあたまいたい。」
モモンガは頭を抱えた。主に話の難解さと、そこかしこから読み取れる末期人類のモラルのぶっ壊れ具合に。自分の中にあった確かな常識とか、人間としての最低限のモラルとか、そういった人間の残滓とも呼べるどことなく大切な気もするなにかがベッキベキに破壊されたような気がする。人間止めたと思っていたのに、想像以上に精神的なダメージを感じている自分自身にモモンガは「あ、やっぱり俺って元は人間なんだな」と再確認するはめになっていた。
(死んだ人蘇らせるとか、ゲームじゃ普通だけどそれをリアルでやるの?色々問題があるだろ……というか話の途中で出てきたゾンビ葬ってなんだよ。葬式なの?葬式でゾンビ?あ、鳥葬とかそういう感じでゾンビに食べてもらうとか?いやそれやば過ぎじゃないか?未来人類いい加減にしろよ。)
色々と突っ込みたい所がある。しかしモモンガは突っ込まない。突っ込めば最後、汲めども尽きぬ泉のような知識を持つリョーコが末期人類のどうしようもない所業の数々を迷惑なほど詳細に教えてくれることが確実だからだ。
今日の所は、これ以上精神を痛めつける必要はないだろう。
「それで信じてくれたかな?私が言っている事は全部本当だって。」
疲れた思考のまま頷きそうになるが、実際のところモモンガはリョーコの話は嘘ではないと思っている。彼女の語った内容は荒唐無稽のように見えながらも、全部がモモンガの生きた時代の出来事から派生しているのがよく理解できたから。そしてなにより、彼女の笑顔に嘘の気配を全く感じられないから。あるいは妄想に取りつかれた狂人なのかもしれないが……。
「信じがたい事ばかりでしたけど、ね。」
「でも信じてくれるんだ?うれしい!ありがとうサっちゃん!」
リョーコが歓喜の笑みを浮かべながら椅子から立ち上がり、モモンガの元まで駆け寄る。そしてそのひんやりと冷えた白い手で、モモンガの白い骨の手をギュッと握った。
甘い良い香りがリョーコから漂ってきてモモンガは脈打つ心臓を持たないのにドギマギしてしまう。この香りが香水の類ではなく、アンデッドの本体と言える粘菌コンピューターの発する匂いなのだと、モモンガはリョーコの説明から察した。つまりこれはリョーコの体臭。見た目14歳かそれ以下の美少女の体臭を嗅いで、それをいい匂いだと感じている自分がどうにも恥ずかしかった。
(ペロロンチーノさんだったら大喜びするんだろうな。あの人ロリコンだったし。)
考えてみればリョーコの見た目はペロロンチーノの好みにばっちり当てはまっているのではないか?あどけなさを残す顔、平坦な胸、人外である事を匂わせる金色の瞳、死体のように――死体そのものだ――白い肌、露出の多すぎる服を着こなすその精神。
そして実年齢は不明だが確実にロリババアに分類される人物なのは間違いない。
(案外、シャルティアと仲良くなれるかもしれないな。)
シャルティアは死体愛好家だ。骨だけの自分を美の極致と評するその感性を考えると少し不安だが、美しい死体であるリョーコも彼女の好みに該当するのでは?
そんな事を頭の片隅で考えながらも、モモンガは握られた手でリョーコの手を握りかえす。そして上下に振る。ハンドシェイクだ。
「うふふふ!サっちゃんと仲良しになっちゃったわ。とっても素敵。だから、ねぇ、提案なんだけど。」
「ん?なんでしょうか?」
リョーコはモモンガの手を握り上目遣いで見つめてくる。その金の瞳はうるうると輝いている。
「ゲームの仮想現実からやってきたサっちゃんにとって、この世界はニューステージみたいなものでしょう?」
「それは、まぁそうですね。」
「でしょう?そしてそれは私も同じ。この世界には私の知らない沢山の事がある。魔法とかね。まさに新世界なの。」
リアルの世界には魔法など存在しない。少なくともユグドラシルのような魔法は。ゲームの法則が現実として通用してしまうこの世界はリアルの住人であるリョーコにとっては未知の脅威がはびこる新世界なのは想像に難くない。モモンガは黙って頷いた。
「だから、さ。お互いわからないことばかりだからさ。」
そこまで言ったリョーコは握っていたモモンガの手を放し、一歩下がると、手のひらを上にしてモモンガに差し出した。
リョーコは女性だが、それはまるで淑女をダンスに誘おうとする紳士のような振る舞いだった。
「どうかな?この未知の世界。私と一緒に冒険してみない?」
その言葉にモモンガは懐かしさを感じた。そう、あれは忘れもしない。まだ弱かった自分を助けてくれたあの白銀の騎士との出会い。
未知の世界で右も左もわからないあの時にかけられた言葉。そしてその時に感じた気持ちが鮮明に思い出される。
今日はやけに昔の事を思い出す日だ、とモモンガは苦笑した。
「それは、つまりフレンド申請という事ですか?」
「あははは!サっちゃんゲームが抜けきってないね!でもそういう事だよ。友達になりましょ?私これでも情報収集とか得意なの。きっと役に立てると思うんだけどな。」
プレイヤーではないにしろ、ネクロマンシーという未知の技術を持つリョーコと友好的な関係が結べるのはメリットのある話だ。
人間に対する同族感は殆ど失われてしまったようだが、同じ世界出身の者へのそれは依然として存在している。
実利でも、感情でもリョーコの提案を却下する理由はない。
これがギルドに参加させてくれという申し出だったらモモンガは却下しただろう。アインズ・ウール・ゴウンに参加するためには厳格なルールが存在するからだ。だが、ギルド員各員のフレンド登録を規制するルールなどアインズ・ウール・ゴウンにはない。
「願ってもない事です。どうぞ、これからよろしくお願いしますね。」
――そうして、
今は無くなったコンソール。
もしもこの世界でも開くことが出来たならば、この瞬間、フレンド覧には一人のネクロマンサーが
ちくしょう自然な会話ってなんだちくしょう!
そんな感じで悩みまくって書き直しを繰り返していたらだいぶ遅くなってしまいました。
もう少し知的なモモンガ様を書きたかったんですが作者の知性的に限界だった模様。
次回はカルネ村の前日談になります。