このチョロイ子に祝福を!   作:隔離場

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活動報告新しいの追加しました。
…その中の一人で番外編でも作ろうかな…?

今回は…わかりますよね。


10話 チョロイ子と事情

「……カズマさん。どうして後ろの女性は泣いているのですか?」

 

 先ほどのほんの少しの間にいったい何があったのかを聞くため、カズマさんに質問したのですが、金髪の女性(確かダクネスさんでしたか)が私の質問に答えました。

 

「うむ、クリスは、カズマにぱんつを剥がれた上に有り金毟られて落ち込んでいるだけだ」

 

「は?(真顔)」

 

「おいあんた何口走ってんだ!待てよ、おい待て。クレールもそんな目で見ないでくれ!」

 

 コノヒトハナニヲシテイルンダ……。

 

 

 詳しく話を聞くとカズマさんはクリスさんに≪盗賊≫のスキル、【敵感知】【窃盗(スティール)】【潜伏】の三つを教えてもらったそうです。そこでクリスさんは腕試しも兼ねてカズマさんの財布を窃盗し、スキルを実践させたそうです。

 

 カズマさんは財布、もしくはクリスさんの腰にかかっているダガーに【窃盗】を使用。スキルの特徴は『相手の持ち物をランダムに奪い取ること』その範囲にはその…衣服も含まれるようで、クリスさんのぱんt……下着を剥ぎ取ってしまったようです。

 

 すぐにその場で返せば何もいわれないのでは……。

 

「とりあえず今回はカズマさんが悪いのは伝わりました」

「つまりカズマは変態ってことですね」

「うわー、カズマさんセクハラするとかないわー」

 

 こちらの女性陣の暴言と視線にぼこぼこにされてるカズマさん。……一時的な気の迷いでしょうか?

 カズマさんへの対応は後で考えるとしましょう。

 

「公の場でいきなりぱんつ脱がされたからって、いつまでもめそめそしててもしょうがないね!よし、ダクネス。あたし、悪いけど臨時で稼ぎのいいダンジョン探索に参加してくるよ!下着を人質にされて有り金失っちゃったからね!」

 

「おい、待てよ。なんかすでに、アクアとめぐみん、それにクレール以外の女性冒険者達の目まで冷たい物になってるからほんとに待って」

 

 カズマさんの言葉通り、ギルド内の女性たちの目は大変冷たい物になっています。男性たちは……喜んでる?えっ、なんで?

 でもこれはもうどう頑張ってもカズマさんの株は大暴落でしょうね。南無。

 

 クリスさんはクスクスと小さく笑っているので、わざとなんでしょうね。

 

「このくらいの逆襲はさせてね?それじゃあ、ちょっと稼いでくるから適当に遊んでおいてねダクネス!じゃあ、いってみようかな!」

 

 カズマさんの自業自得なのでほんとにフォローできないな~。クリスさんは冒険仲間募集の掲示板に行きました。

 

「えっと、ダクネスさんは行かないの?」

 

 私たちのいるテーブルに座っていたダクネスさんにカズマさんが問いかけます。

 

「……うむ。私は前衛職だからな前衛職なんて、どこにでも有り余っている。でも、盗賊はダンジョン探索に必須な割に、地味だから成り手があまり多くない職業だ。クリスの需要ならいくらでもある」

 

 へー、クリスさん、珍しい職業なんだ。

 

「それよりもカズマ、無事に≪盗賊≫のスキルを覚えられたのですか?」

 

 めぐみんさんがカズマさんに質問しますが、クリスさんの話では少なくとも【窃盗(スティール)】は覚えれたようですね。

 

 カズマさんはまるで目にもの見せてやるといった表情で私とめぐみんさんに両手を向けてきました。

 たぶん障壁張ったら怒られるんだろうなぁ…

 

「ふふ、まあ見てろよ?行くぞ、【窃盗(スティール)】ッ!」

 

 私には何も以上ありませんね。めぐみんさんは…顔が真っ赤になってる!?

 カズマさんの右手には白い布。

 

「…まさか、カズマさん?」

 

 カズマさん、また何かいけない物を剥いだんですか?

 

「…なんですか?レベルが上がってステータスが上がったから、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?……あの、スースーするのでパンツ返してください」

 

「あ、あれっ!?おかしーな、こんなはずじゃ…、。ランダムで何か奪い取るってスキルのはずなのにっ!」

 

 ランダムでそんなにも下着を剥ぎ取れるって逆にすごいスキルですよ?

 

 そんな感じにカズマさんへの評価をかなり右肩下がりにしていると、テーブルがバンッと叩かれました。どうやらダクネスさんが我慢できずに勢いよく立ち上がったようです。

 

「やはり。やはり私の目に狂いは無かった!こんな幼い少女の下着を公衆の面前で剥ぎ取るなんて、何という鬼畜…っ!是非とも…!是非とも私を、このパーティに入れてほしい!」

「いらない」

 

 速い!予想以上に速いよ!そんな速さで相手を否定する人初めてですよ!

 

 あれ?ダクネスさんなんか喜んでませんか?気のせいかな。

 

 するとこ先ほどから様子を見ていたアクアさんとめぐみんさんがダクネスさんに興味を持ったようで

 

「ねぇカズマ、この人だれ?昨日言ってた私たちがお風呂行ってる間に面接に来たって人?」

 

「ちょっと、この方クルセイダーではないですか。断る理由なんてないのではないですか?」

 

 あぁ、昨日カズマさんが疲れてたのってこの人の面接やったからなんですね。そんなことを呑気に考えていた私の思考はカズマさんのこの後のセリフで、停止することになりました。

 

 

 

 

 

 

「実はなダクネス。俺とアクアは、それにクレールはこう見えて、ガチで魔王を倒したいと考えている」

 




クレールさんの下着が剥ぎ取れなかったのは単にレベル差が開きすぎているからです。
(軽く見積もっても70ほど離れている)

感想…増えないなぁ…

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