PSO2/S.A    作:朎〜Rea〜

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おはようございます、今日分です!

毎日書くのって地味に大変ですねぇ(><)
まあ、書けちまうからな!

祝500UA!!
祝お気に入り10件!!
皆さんありがとう!!
こんなにも見ていただけるなんて感謝感激雨霰!!
たくさんの人々に見てもらえたらいいなぁ……なんて欲が出てきてしまいます(笑)

【お知らせ】
都合により明日の更新はなしですorz
すみません

というわけで、どうぞ!!


オラクルでの交友

「それで? この中の誰がヒツギちゃんなの? 見た感じ、この男の子が1番妥当なのだろうけど、違うみたいだし」

 

 画面の向こう。この世界でヒツギと呼ばれていた男の子は、向こう子世界ではアルと呼ばれていた。ちなみに、お風呂からは上がっている。

 

「それなら、今正面右手にいる方です。お隣はコオリさんというらしいです。それはそうと、今日はどうしたんですか? 今は向こうで生活をしてるのでは?」

「そのことなんだけど。はい、これ」

 

 私は使えなくなったデバイスをシエラに渡す。

 

「あははぁ……そういえば、そんな事もありましたねー」

「そういう訳で、新しいデバイスを頼めるかな? 流石に通信が出来ないのは不便だからね」

「わっかりました! 至急手配します!」

 

 シエラは画面に向き直し、何かを打ち込み始めた。

 

「で、アッシュ。この前の出撃について聞きたいんだけど」

 

 返事がない、ただの屍のようだ……

 

「勝手に殺すなっ!! ああ、そのことか。あの時は一緒に出撃したレイがいなくて焦ったぜ」

「それは私もだよ。さすがに違う座標に転送された挙句、デバイスが使えなくなるなんて思いもしなかった」

 

 あの時は、内心パニック状態だった。まさか、座標がずれるとは思いもしなかったし、今までそんなことは無かった。もしかすると、あの霏が関係しているのだろうか。

 

 それなら、アッシュの方に影響するはずなんだけどなぁ……

 

「だからそれは謝ったじゃないですかー」

 

 シエラは入力をしながら野次を入れてくる。

 

「まあ、降りた場所が良かったから今回は許すけどね。で、そっちはどうだったの?」

「こっちは、ヒツギの部屋とその前に現れた幻想種の討伐をしたぞ。ある程度倒したら出てこなくなったから、それでこっちに戻ってきた」

 

 気になる単語があった。

 

「幻想種?」

 

 いままで、聞いたことのない単語だった。

 

「ああ、なんか人みたいだったな。でも、あやつり人形みたいな感じだったな。刀とか銃を持ってて厄介だったぞ」

 

 アッシュが戦ったのは間違いなく、昨日私が戦ったものであった。幻想種と名付けられたらしい。

 

「そうだったんだ。無事でよかったよ」

 

 私は初めて聞いた、という表情をしてみる。一応、止められているしね。

 

「そういや、お前。なんでこっちに戻ってきたんだ?」

「さっきシエラには説明したんだけど、今日は知り合いと待ち合わせしてたの。明日にはまた向こうに行くつもり」

 

 明日は案内が清雅学園まで来てくれる。今日は仁羽屋に泊まることになるから、朝から学校に戻らないといけない。

 

「そうなのか。そっちはそっちで気をつけろよ」

「うん。アッシュも気をつけてね」

「レイさん。新しいデバイスの手配できました。後ほどレイさんのお部屋に送っておくようにしておきました」

「ありがと、シエラ。それじゃ、私は行くね」

 

 艦橋から出て、ロビーに向かう。こちらへは和服のまま来ていたから、こちらの世界の私の部屋。向こう側と区別がつかないからマイルームとしておこう。マイルームのクローゼットから適当な服を見繕った。

 

「こんばんわ、レイ。待ってた」

「おう、レイ! 待ってたぜ!!」

 

 そこには男性と女性のキャスト二人組が待っていた。キッドさんとシルバちゃんだ。

 

「はろろー。あれ? 弓子さんとラスト侍さんは?」

 

 私がこちらに来る前に、あの二人も遊ぶみたいな事言っていたからいるはずなんだけど……

 

「それなら、あっち」

 

 シルバちゃんは、ロビーの隅を指さす。会話自体は聞こえないが、どうやらラスト侍さんことおじさんが、弓子さんことおばさんに説教をされているようだった。またなにかしたのだろうか……

 

「あはははは……」

 

 私は苦笑するしかなかった。

 

「おっ、みんな揃ってますね!」

「こんばんわ、待ちましたか?」

 

 フォトン覚醒した姿のイツキくんとリナも合流する。

 

「ううん。私も今来たところ」

「レイさん、アイカは?」

 

 私とイツキくんは小さく会話をする。

 

「あの子はあの子の作業中。何をしているのかは上が隠してるからよく分からないのが現実だけどね。無事なのは確かかな」

「それなら良かったです。昨日あれから帰ってきてなくて心配してたんですよ」

 

 ということは、あれからすぐにこちらに戻ってきたか、協力者のところにいるかだろう。

 

「そうなんだ。なら、こっち側に戻ってるかもしれないね」

 

 こっちに戻ってきているなら情報が欲しいところだけれど、たぶん陰険メガネに釘を刺されているだろう。私に任せなかったのは私がシエラやアッシュと繋がっている為だと考えている。

 

「我ここに参上する! 時という名の迷路に迷ったがよもや吾の敵ではないのだ。アッハッハ!!」

 

 ロビー2階からデューマンの男性が飛び降りてくる。

 

「誰か通訳を……」

 

 なんて言っているかわかりません。

 

「えーと、遅れてごめん。だそうです」

 

 どこにそんな文章が含まれていたの……?

 

 全く謎だ……

 

「さて、今日は何します?」

 

 メンバーが揃ったところで、イツキくんが切り出す。

 

「正直、やることがないでござるな。緊急クエストでもあればいいのでござるが」

 

 緊急クエスト。それは本当に緊急を要するクエストで、ヘタをすればこのオラクル自体が破壊されてしまうかもしれないというものだ。本来ならば、起こってはいけないものであるし、普通なら口にするべきことではない。

 

 けれど、この人たちは知らない。地球の人間はこの世界の人たちが生きているということを。

 

 仕方のないことなのだ。向こうの人間にしてみたらただのゲーム。これは、遊びでしかないのだから……

 

「レイ……?」

「ううん。なんでもない」

 

 どうやら顔に出てしまっていたらしい。私は適当にはぐらかす。

 

「それじゃ、ナベリウスにダーカーの討伐にでもいかないかい? こないだ、新しい武器を手に入れたから試したいんだ」

 

 弓子さんの提案。

 

「お、いいな! クラスの開拓たぁ、燃えるぜ!」

 

 キッドさんはそれに同意。他のみんなもそれに異論は無いようであった。

 

 各自それぞれ、武器に合わせてクラスを変えていく。

 

 私はというと、ガンナーのままだった。

 

「レイはガンナーなの?」

「うん。ボス級が出たときの対処としてね。それ以外は援護してるから」

 

 シルバちゃんの質問に答える。これは、嘘ではないが、嘘だった。

 

 私はガンナー以外のクラスを扱えない。私はフォトンの形を変えれるほど器用じゃなかった。そういう、フォトンの扱いが苦手なのは私がキャストだがらだろう……

 

 イツキやリナにはこの事は説明してある。

 

「あれ? でもこの前、刀を使ってなかった?」

 

 けれど、リナは少し引っかかったようだ。小声で話してくる。この前、というのは昨日のあの事件のときのことだろう。あの時、私は刀で銃弾を切り、ゾンビを切り伏せた。

 

「あれは少し特殊なの。刀自体に特殊なフォトンが埋め込まれているから私でもフォトンアーツが扱えたの」

「そんな武器あるんだ。今度見せてもらっても?」

「もちろん」

 

 さて、今回の討伐の結果は上々。各自使い慣れていないはずの武器のはずだったが、なかなかどうして、敵に苦戦は強いられていなかった。私の出番は必要なかった。

 

 ただ、ちょっと気になったことが……

 

「イツキくん。また無謀に飛びでてる」

「えっ!? そうですか?」

 

 どうやら、本人には自覚はなかったらしい。

 

「うん。今日は刀だったから間合いが狭いのはわかるけど、出過ぎかな。ガンスラッシュとは間合いが違うから難しいかもしれないけど、気をつけないと」

 

 死ぬよ? そういう目で私はイツキくんを見た。イツキくんはフォトン覚醒をして、こちらの世界に来ている人間だ。こちらで死んだら多分、向こうの世界に戻る事は出来なくなるだろう。だから、こうやって注意をする。

 

「……はい。気をつけます……」

 

 イツキくんはシュンとする。

 

「リナは流石の観察眼ね。味方のフォローがうまかったよ」

「ありがとう。テクターって初めてだったから不安だったんだけど、上手くいってよかった」

 

 リナは満足げに笑っていた。

 

「それじゃあ、今日はこれで」

 

 クエストが終わり、それからロビーで会話をしてから解散となった。みんなは次々にログアウトというノマンドを選択し、その場から消えていく。

 

 何度見ても不思議な光景だよね。

 

 みんなが消えるのを見送ってから、私はマイルームに戻る事にする。部屋の前にはダンボールが置かれていた。

 

「もう送られてきたんだ」

 

 中身はデバイスだろう。もうちょっと時間がかかると思っていたのだけれど、その心配は不要だったようだ。

 

 箱の中にはデバイスがふたつ。それと一緒に説明書が入っていた。使い方は一緒のはずだけれど、一応説明書を確認してみる。

 

「うん。何も変わってないかな」

 

 無駄な時間を過ごしました。私は仁羽屋の和服に着替え、艦橋に向かう。デバイスが二台入っていたから、その確認のためだ。ミス、ということは無いだろうから、これを発注した本人に聞くのが早い。

 

「あ、レイさん。お待ちしておりました」

「……どうしたの?」

 

 シエラは仕事の顔をしていた。

 

「つかぬことをお尋ねしますが、昨日の事件、知っていますか?」

 

 昨日の事件。それは、私が関わったあれの事だろう。

 

「ううん。何があったの?」

「いえ、何でもありません。お気になさらず」

 

 シエラはそれ以上何も言わなかった。情報部から情報が漏れたのだろうか。でも、言及してこなかったことからして、確実に知っているという訳でもなさそうだった。

 

「分かった。このデバイスなんだけど、なんで二台入っていたの?」

 

 私は話題を変える。あまり話しすぎるとこちらが墓穴を掘ってしまう。

 

「やはり、そのことで来ちゃったのですね!」

「うん。前のとほとんど変わらないみたいだけど、どうしたの?」

「実はですね、そのデバイス、従来のものとは仕様が違うのです!!」

「説明書見たけど、変わっていなかったよ?」

 

 あの無駄な時間を返して欲しい。こんなことなら先にここに来ていればよかったと思う。

 

「まあ、カモフラージュというやつです。そのデバイスですが、アイカさんが持っているものと同様、そのデバイスから地球に移動できるのです!!」

 

 素直に驚いた。前回私が地球に携わった時は情報部の方で転送してもらっていた。アイカも同様かと思っていたけど、違っていたようだ。

 

 ていうか、なんでそんな便利なものがあるのに私に黙っていたんだろう……

 

 問い詰めても、開発途中でしたから、なんて言われそうだ。

 

「そのデバイスが二台入っていた意味ですが、片方を地球に置いてきることで、こちらからその座標に転送できるんです! えっへん!」

 

 シエラは胸をはる。これまで、向こうからはパソコンからしかコチラに来ることが出来なかったから便利そのものだった。

 

「とはいえ、こちらに戻った方法がそのデバイスだった場合ですけどね。ほかの手段の場合は、これまでと変わらないです」

 

 つまり、今回はパソコンを通じて戻ってきていたから、このデバイスにはお世話にならないということだ。試してみたかったから少し残念。

 

「デバイスありがとう。それじゃ、私は向こうに戻るよ。何か分かれば報告するけど、さっきのはいいの?」

「はい。忘れてもらっても結構です」

 

 そういうことで、私は仁羽屋の自室に戻った。

 

 隠し事はあまりしたくはない。シエラには悪いことをしたかな……

 




 さて、今回は題名通り、交友でした。まあ、アニメキャラとのですけどね……

 いつか、ゲームキャラとの交友もできたらいいなぁ

でっ!! 今回は地球の人とアークスの人との違いというか、考え方の違いを書かせてもらいました。緊急ないと暇ですよねぇ……知ってます。まあ、本当のアークスにとってはヤヴァイことですよねぇ(他人事)

更に、クラスについても少し書かせてもらいました。ゲーム内のキャラはクラス変更はするけど、やっぱり適正ありますからね。やれるかやれないかなら、『やれる』なのでしょうが、根本的に無理なら無理ということにさせてもらいました。エコーとか無理しちゃってて、ちょっと痛々しかったし……

 それにしても、カンナギツバキ[Ba]高すぎて泣きそう。買えないことは無いけど、来るべき日のためにメメタは取っておかないといけないのですよねぇ……ユニット……

 というわけで、感想・ご指摘お待ちしております!
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